現在の社会情勢から選考をオンラインで実施せざるをえない状況かと思います。しかし、カジュアル面談や一次面接はオンラインで実施したことがあっても、最終選考まですべてという企業はまだ少なく、これまでと同じやり方では採用に至るのは難しいのが現状です。
ここでは、オンライン面接で気をつけることとオンライン選考のみで内定を出している企業が実施している取り組みをご紹介します。
オンライン面接は企業も学生も不慣れなことが多く、特に学生は緊張もしているためなかなかスムーズにいかない場合もあります。
企業側としては接続がうまくいくか、マイクやスピーカーなどの機器は正常に動作するか、など事前準備をしっかりし、学生にも同様にテストしておくよう伝えておきましょう。
また、対面と異なり画面越しでは視線の動きなど細かい所作は見えづらいため、オンライン面接では対面以上に表情や声の大きさに気を配る必要があります。
判断基準や評価方法はオンライン用に社内ですり合わせておくとよいかもしれません。
限られた時間の中で面談や面接を実施するためには、事前に提供可能な情報を学生に渡し、準備をしてきてもらうとよいでしょう。
対面での面接とまったく同じやり方では思ったようにいかない場合があります。これまでのやり方にとらわれず、柔軟に変えていく必要があるでしょう。
オンラインでの選考に限らず、内定者へのフォローは実施すると思いますが、会社を訪問することで得られるオフィスや社員の雰囲気が伝わらないため学生は働くイメージが持ちにくい可能性があります。
通常よりていねいに内定者フォローを実施する必要があるでしょう。