新卒エンジニア採用企業の人事の方向け

１．新卒採用市場の概況（3）コロナ禍における学生意識の変化

新型コロナウイルスにより人々の生活様式は大きく変化し、新卒学生の就職活動も大きく影響を受けています。では、学生の意識はどのように変化したのでしょうか。

この記事では「paiza新卒」をご利用いただいているユーザー（22卒学生）を対象に実施したアンケート結果をご紹介いたします。貴社の採用活動の一助となれば幸いです。

まず、コロナ禍による就活様式の変化に関するご意見をご紹介します。

就職活動の形はさまざまに変化していますが、特にオンライン化が進んだことにより、就職活動の時間が増えたという意見が目立ちました。

また、困りごと・悩みに関しては「友人との情報交換の機会が減った」「求人数が減ったのではないかと不安に感じる」などの声が多く上がっています。

さらに、オンライン化でメリットを感じている学生がいる一方、Web面接の対策や抵抗感などに戸惑いを感じている学生もいるようです。

次に、オンライン選考に対する考えを伺いました。

説明会や1次選考では半数以上の学生がオンラインでの実施を希望していますが、2次面接から最終面接にかけては対面での実施を希望する学生が増加しています。

就職の志向について伺ったところ「安定した企業・働きやすい企業へ就職したい」という意見は従来とあまり変わりませんが、企業に対し「市場の変化への対応力」を求める学生も増えているようです。

また、自分のスキルを磨ける企業へ就職したいという学生も多く、就職の意識が変わりつつあることがわかります。

※以上、paiza新卒ご利用の22卒学生（n=140）へのアンケート結果より抜粋

これらのアンケート結果から、学生の意識はコロナ禍による変化を受け入れ、順応しつつあることがおわかりいただけたかと思います。

新型コロナウイルスによる影響が長期化していく中、これらの変化は次第に当たり前のものとなっていくはずです。

これまでの採用活動を急に変えるのは難しい企業様も多いかと思いますが、上記の結果を参考に少しづつ新卒へアプローチする方法を変えてみてはいかがでしょうか。

paiza新卒はエンジニアに特化した採用サービスとして、さまざまなご相談をお受けしています。求人票の掲載も無料となっておりますので、ぜひお気軽にご利用ください。

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目次: オンライン化により就職活動の時間は増加しているが、悩みも選考が進むにつれ「対面形式」を希望する学生も「市場への変化に対応できる企業を求め」「企業に頼らず働けるようになりたい」傾向へ変化しつつあるIT業界で新卒エンジニアを採用するなら