オンライン面談・面接とは、Zoomなどのオンラインチャットツールのビデオ会議機能を使って実施する面談・面接のことです。最近はほとんどの企業が、オンラインでの実施に対応しています。
話すべきこと、聞くべきことは通常通りの面接と変わりませんが、慣れないうちは戸惑うことがあるかもしれません。オンライン面接のポイントをおさえておきましょう。
オンライン面接の環境を整えておく
オンラインでの実施は対面とは違い、慣れないツールを使うため事前準備が大切です。リモートワークを実施している企業であれば、使い慣れたツールを使うほうが失敗がないため、可能であれば使うといいでしょう。
実施前にWebカメラやマイクを用意し、できれば面接前に通話のテストをしておきましょう。初めて使うときが面接本番だと、設定などに手間取ってしまうかもしれません。
途中で通話が途切れてしまわないよう、通信状況も確認しておきましょう。面接官の通信が途切れて面接が止まってしまうと、応募者にも迷惑がかかります。あらかじめ面接官同士で練習しておくとよいですね。
応募者にも手順などを伝えるのを忘れないようにしましょう。
意識してあいづちを打ち、前を向いて声を張る
オンライン通話の場合、対面で直接話しているよりも、聞き手の反応がわかりづらくなってしまいます。そのため面接官の反応が薄いと応募者は「ちゃんと聞こえているのかな」「自分の話がつまらないのかな」と不安になってしまいます。
応募者が話しやすくなるよう、意識してあいづちを打ったりうなずいたりするようにしましょう。
また、対面以上に沈黙の時間は気まずく感じるため、進行などは事前に決めておき、スムーズに進められるようにしておきます。
選考中・内定後のフォロー体制を伝える
オンライン中心の採用活動では、直接話したりオフィスを見てもらったりすることが難しく、「いかにして応募者の志望度や入社意欲を上げるか」が課題となります。
優秀な応募者に入社意欲を高めてもらうには、オンライン面接でしっかり自社をアピールをすることが重要です。
また、選考中・内定後のフォローやオファー面談なども怠らないようにしましょう。
応募者の中には「一度も来社せず、中の人にも合わずに入社を決めるのは抵抗がある」という人もいます。希望があった場合に「来社見学を実施するのか否か」といった対応策も考えておく必要があります。
特に若手や初めての転職を考えている応募者の場合、一番不安なのは「入社したらどのように仕事を進めることになるのか」「リモートワークの制度はどうなっているのか」「入社後のフォロー体制はどうなっているのか(リモートでも適切なフォロー体制が整っているのか)」などといったことです。
「まだあまり決まっていなくて、入社してもらってから考えます」「しばらくは毎日出社が必須です」となってしまうと、あまりよい印象にはなりませんし、「それなら受け入れ体制がもっとしっかり整っている企業にしよう」と思われかねません。
昨今の状況下における受け入れ体制を整えた上で、応募者にアピールしましょう。
オンライン選考でエンジニア採用に成功するには
最近はリモート選考でエンジニア採用が決まった企業も増えてきていますので、「リモートだからエンジニアを採用できない…」ということはありません。
重要なのは以下の3点に気をつけることです。
オンライン面接の心得
- 対面と変わらない精度で面接できる環境設定とシミュレーションを実施する
- 表情や感情が見えにくい中でもしっかり自社の魅力を伝えて志望度をあげてもらう
- 応募者の不安を取り除くためのフォローを実施する
paiza転職では、エンジニアを募集している企業の皆様からのオンライン面接での困りごとのご相談もお受けしています。ぜひご活用いただければと思います。
paiza転職についてお問い合わせ・ご相談はお気軽に
- 目次
- オンライン面接の環境を整えておく意識してあいづちを打ち、前を向いて声を張る選考中・内定後のフォロー体制を伝えるオンライン選考でエンジニア採用に成功するには