採用活動というと「転職サイトに求人票を掲載したら、あとは応募を待つだけ…」と思っている採用担当の方もいるかもしれません。しかし、エンジニアの採用活動はそれだけではなかなかうまくいきません。むしろ従来型の「待ち」の採用活動だけで、優秀なエンジニアを採用するのは非常に難しいでしょう。
このページでは、エンジニア採用における従来型の採用手法の問題点について説明します。
従来の採用手法が抱える4つの問題点
求人要件を満たしていない人からも応募が来る
一般的な転職サイトに掲載された求人票には、誰でも応募ができてしまいます。
そのため、エンジニアとしてのスキルレベルが低く、求人要件に達していない人からの応募も少なくありません。特に最近は未経験からエンジニアへの転職を目指している人も多いせいか「経験が少ない人からの応募ばかりで話にならない」「本当に必要なスキルを持ったエンジニアからの応募が来ない」といった声も多く聞かれます。
これは転職エージェントなどを利用する場合も同じことが言えます。担当者にIT業界の知見がなければ応募者をスクリーニングできないため、紹介してもらえるのはスキル不足の人ばかり…といったケースも珍しくありません。
なかなか自社の存在を知ってもらえない
現在、paizaだけでも求人票の掲載数は1800件以上に上ります。もちろん、転職市場全体ではさらに相当な数の求人票が公開されています。
企業名やサービスが知られている知名度の高い企業でもない限り、求人票を公開して待っているだけでは、求職者の目に止めてもらうことすら難しいでしょう。
潜在層にアピールできない
従来のような転職サイトのユーザーは「すぐにでも転職したい」と考えている転職顕在層がほとんどです。しかし、優秀なエンジニアは引く手あまたで企業を選べる立場にあるため、「無理して転職活動をするつもりはないけど、いい企業があれば考える」と考えている人が非常に多くいます。
エンジニア採用では、こうした転職潜在層にも自社の存在をアピールしていくことが重要です。
エンジニア採用のノウハウが分からず時間がかかる
エンジニアを採用するには、応募者のスキルを見極めたり、自社の開発環境や事業内容をアピールしたりと、エンジニア向けの面接手法やノウハウが必要です。これを知らずに従来のような書類選考や面接で選考を進めてしまうと、応募者からの途中辞退や応募の減少を招いてしまいます。そのまま手探りで採用活動を進めても、なかなかスムーズに進まず、採用までに時間がかかってしまいがちです。
また、エンジニアの採用には自社の開発チームとの連携が欠かせません。これができていないと採用に時間がかかるだけでなく、自社に必要な経験やスキルを持ったエンジニアかどうかを判断できず、仮に採用ができてもミスマッチにつながる可能性があります。
なぜ社内のエンジニアの協力が必要か、どのように採用に書き込んでいくかなどを以下の記事で詳しくお伝えしていますので、よければ参考にしてみてください。
ここまで述べた問題点を解決してエンジニアを採用するには、以下の点に気をつける必要があります。
なお、具体的な採用手法は以下の記事でご紹介しています。
エンジニア採用に有効なのは「エンジニア特化型サービス」
人材採用サービスには、あらゆる業種・職種の求人を扱う「総合型採用サービス」と、業種・職種・地域などを限定して扱う「特化型採用サービス」があります。
総合型に比べると特化型サービスのユーザー数は多くはありませんが、エンジニアのような専門職を募集する場合は、特化型サービスを利用したほうが要件にマッチした人材を探しやすくなります。
エンジニア特化型採用サービス「paiza転職」の特徴
- スキルチェックによりユーザーのスキルが可視化されている
- スカウトメールを使って優秀なユーザーに直接アプローチできる
- 求人票に開発環境や開発体制など、エンジニアが必要とする情報が記載できるためマッチするユーザーに注目されやすい
- 規定のスキルランクを獲得しているユーザーしか求人応募できないため、応募者の質が高い
paiza転職は、エンジニア採用に特化した転職サービスです。「エンジニア採用の実績が少なく進め方が分からない」「どうすれば優秀な人材を見極められるか」など、採用のご相談にも対応しております。エンジニア採用のお悩みがありましたら、ぜひご相談ください。
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