一般的な面接の質問だけで技術職であるエンジニアを選考するのは難しく、応募者をどのように見極めたらよいか悩む企業の声をよくお聞きします。
特に中途エンジニアの採用は、新卒や未経験者と違い、経験者として自社が求める開発スキルや知識を持っているかを見極めたい場合が多いと思います。
ここでは、エンジニアをスキルで選考するための採用手法について解説していきます。
なぜスキルを見極める必要があるか
冒頭でも述べたとおり、一般的な書類選考や面接の質疑応答だけでは、エンジニアの開発スキルを正しく見極めることはできません。
たとえば、書類に「○○言語を使った経験3年」と書いてあっても、どんなプロジェクトを経験してきたのか、毎日コードを書いたり読んだりしていたのか、経験と言ってもたまにテストをする程度だったのか…分からないですよね。
面接も同じで、調子を合わせて「経験あります、開発できます」と言う人や流ちょうに話せる人が、本当に必要な技術要件を満たしているとは限りません。
そのためエンジニアの採用選考では、応募者の技術レベルを見極められる仕組みを導入することが重要です。
応募者のスキルを可視化するには
paizaのスキルチェックなどで応募者をスクリーニング
paiza転職では、応募者のスキルを可視化するため、スキルチェック問題を解いてランクを獲得できたユーザーだけが求人応募できる仕組みになっています。企業は求人票にランクの指定が可能です。
このようなサービスを利用すると、あらかじめユーザーをスクリーニングできるため、ある程度スキルがある人、プログラミングができる人とだけ出会うことができます。
社内のエンジニアによる技術面接の実施
技術的な質問をしたり、コードを書かせる問題を出題したりする選考試験を「技術面接」と呼ぶことがあります。優秀なエンジニアを採用したいのであれば、面接でも技術の話を聞きましょう。
これを実現するには社内のエンジニアと一緒に採用活動を進めていく必要があります。エンジニアをどのように採用に巻き込むとよいかは以下の記事で詳しくお伝えしています。
実際によく実施されている技術面接の内容
プログラミング問題は、筆記試験だけでなく、解き方やアルゴリズムについて面接で説明してもらう形式などもあります。問題を解くツールも、ホワイトボードにコード、ペーパーテスト、Web上で解く形式などさまざまです。
こうした試験を実施することで、応募者の「プログラミングやアルゴリズムに関する基礎知識」や「論理的に考える力」「プログラミングをするときの考え方」「コードの書き方」などを見極めることができます。
エンジニア経験者の面接では、「こういうサービスを開発していてこんな不具合が起きたら、どこに問題があると考えますか、どこを調べてどんな対応をとりますか」「前職ではどんな技術的なトラブルにあったことがありますか、そのときどんな対応をしましたか」などといった質問をすることがあります。
こうした質問の受け答えで、応募者が「開発や調査の基本的な手順を理解しているか」「どんなことを考え、重視して開発しているか」を知ることができます。
エンジニア採用専門の転職サービスを利用する
エンジニアを採用するためには、応募者のスキルを正しく見極めなければなりません。まずはスキルチェックなどを利用して、ふだんからプログラミング問題に挑戦しているような優秀なエンジニアと出会いましょう。
paiza転職は、エンジニア採用に特化した転職サービスです。「スキルチェックに興味があり話を聞きたい」「自社でなかなか応募者の見極めができない」など、採用のご相談にも対応しております。
エンジニア採用のお悩みがありましたら、ぜひご相談ください。
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- なぜスキルを見極める必要があるか応募者のスキルを可視化するには