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選考が始まったら: 選考対策のポイント

Part4-4面接の5つの想定問答と逆質問の事例をチェック!

面接の5つの想定問答と逆質問の事例をチェック!
よくある就活ご相談
面接では必ず聞かれる質問はあるのでしょうか?
また、「何か質問ありますか」と聞かれたときに何を質問すればいいのかがわかりません。

面接前にチェック!内定獲得のための5つの想定問答

面接前にはこのページを必ずチェックしましょう。質問1~5の面接でよく聞かれる質問を知り、その会社ごとに自分なりの答えを考えておけば、内定獲得の確率がグンッと飛躍的に高まります

想定質問1志望動機について
実際にその企業で働いている面接官の方々にとって、明確で説得力のある志望動機は重要な評価項目です。
なぜ弊社を志望したのですか?
NG回答
ゲームが好きでゲーム開発に携わりたかったのと、大量のアクセスをさばく運用をしてみたかったので、それができる企業だと思ったからです。
【採用側の視点】
やりたい事の方向性としては良いのですが、面接官の立場から見ると、「なぜうちの会社なのか」という点で説得力が足りない。他社でも同様の仕事は少なからずあるため、志望度があまり伝わらない。一緒に働くという意味でも、もっと具体的な志望動機がある人の方が採用したい。
OK回答例
私が開発業務に求める方向性としまして、大規模なシステムのパーツを開発するよりも、小規模で幅広い開発に携われる仕事、特にソーシャルゲームの開発に携わりたいと考えています。 御社の求人を拝見して、スマホネイティブアプリの開発に注力していること、また、成長中のベンチャー企業で幅広い開発の機会があることなどが私の方向性と合っていて、大変魅力を感じております。 技術面では大量アクセスをさばく運用をしてみたいという希望もあり、累計4000万DLを誇る実績のある御社ならそういった業務にも携われるのではないかと思い、志望させていただいております。
【回答のポイント】
志望動機や興味を持った点については、「ゲーム開発をやりたい」や「RubyやRailsでの開発をやりたい」といったことだけではなく、たくさんある求人の中でなぜこの企業を選んだのかというところまで踏み込んだ話ができるとよいでしょう。企業の具体的な特徴や事業ビジョンと自分の方向性のフィット感などに触れ、説得力ある説明を心がけましょう。
想定質問2自己PR、学生時代にがんばったこと(スキル面も含む)
学生時代にがんばったことを通して、どんな考えがあってどういった行動をとったのか、またそこから何を学んだかといった、応募者の考え方や行動を見るための質問です。
学生時代にがんばったことを含めた自己PRをお願いします。
NG回答
競技プログラミングに参加して、いろいろ勉強して、わりと良い成績を出すことができました。
【採用側の視点】
ITエンジニアを志望するに当たって、競技プログラミングの経験があるということは非常によいのですが、「ただやってきた」というだけではなく、どのような経験や過程があったのかがわからないと評価ができません。
OK回答例
大学○年のときに競技プログラミングの存在を知り、「自分のコーディング力を高めるために役立ちそうだ」と感じて参加をするようになりました。初めはあまりよい成績が出せなかったのですが、先日の××コンテストでは△位の成績を残すことができました。成績向上のために個人学習だけでなく、研究室でも仲間を募ってグループ勉強会を開催したことで、それまで知らなかったアルゴリズムの知識を増やすことができました。また、研究室のメンバーを巻き込んで参加や学習を促す中で、グループ規模で知識や目標を共有することの大切さを知ることができました。
【回答のポイント】
プログラミングやIT分野に関わる経験は、学校を通したもの、独学で取り組んだもの問わず自己PRに使えます。開発業務に通用しそうな知識・スキルがあることに加え、自分の意志で開発や学習に取り組む意欲があることも伝えられるとよいでしょう。
想定質問3自分の強み・弱みについて
客観的に自分の特性を分析して把握できているか、またその対策を意識しているかなどを確認する質問です。
ご自身の強み、弱みを教えてください。
NG回答
強みは、わからないことは放置しないで調べること。本を読んで学ぶこと。弱みは、調べていたらいつの間にか脱線していることです。
【採用側の視点】
強みは分かったが、弱みは業務で支障とならないか、不安になる。
OK回答例
強みは、わからないことがあれば放置せず、すぐに自分で調べるのが好きなことです。ライブラリーなどは中身の構成も必ずチェックするようにし、技術における自分の引き出しを増やせるよう、常に意識しています。 弱みは強みの裏返しになってしまうのですが、何でもすぐに調べたくなってしまうので、本来の目的から脱線して調査を続けてしまいがちなところがあります。研究室で開発をしているときも、そのような脱線に時間を費やしてしまったことがあり、目的を達成できないことには意味がないということに気付いたので、最近は対策として、その日に取り組むべきタスクをリスト化し、脱線を防ぐように意識しています。
【回答のポイント】
強みに関しては、ご自身のキャラクターが仕事をするうえでどのように貢献できるか、弱みはご自身がどの程度自己認識ができているかを問う質問です。強みを伸ばしていくことで、就職後の活躍にもつながりますから、学生時代の経験と絡めて具体的なエピソードと共に語りましょう。弱みは強みの裏返しの面を伝えるというのも一つの手です。また、弱みは改善のための対策とセットで伝えましょう。
想定質問4 今興味のある技術や情報収集の方法について(学習、スキルアップに関すること)
開発技術やプログラミングに興味があり、積極的に情報収集ができているか、感度の高さを知るための質問です。
最近、興味のある技術や分野、サービスなどがあれば教えてください。 また、普段している情報収集の方法を教えてください。
NG回答
Swiftです。使ったことはまだないんですが。 情報収集は、たまにツイッターを眺めるくらいで特にしていません。
【採用側の視点】
興味があると言いつつ、触ったこともないというのは何もしていないのと同じです。情報収集に関しても、ITに対して感度の低い人なんだなという印象を受けてしまいます。
OK回答例
最近、Swiftがオープンソース化されたので、すぐに触ってみて簡単なものですが〇〇アプリを作ってみました。あとはPHPが5から7へバージョンアップしたことについて、PHPは授業で触ることが多くあったのですが、7についての文献はまだまだ少ないようなので、Webで資料を探しては読むようにしています。 情報収集は、主に××や△△といったIT系ニュースサイトを確認するようにしています。また、ITエンジニアの方が多く参加されている勉強会に行くと、実践的な情報を得られることが多いので、積極的に参加するようにしています。
【回答のポイント】
例のようなプログラミング言語に限らず、フレームワークや話題のサービスなど、最近調べたことや使ってみたもの、また普段何を使って情報収集をしているのか思い出しておきましょう。「最近何に興味があるか、何を勉強したか」ということがすぐに答えられないと、自分から勉強や調査をする気のない感度の低い人だという印象を持たれてしまいます。
想定質問5将来のキャリアについて
就職後にどのようなキャリアを積んでいきたいのかについて、現時点での考えを確認する質問です。
5年後にはどのようなITエンジニアになっていたいと思いますか?
NG回答
自分の手がけたゲームがヒットしていればいいなと思います。
【採用側の視点】
将来についての質問は、中期的にどうやって会社に貢献していく意識があるかを問う質問です。漠然とした回答ではなく、より具体的なスキル面や経験面での目標を共有してほしいです。
OK回答例
将来的には、一つの分野に限らず、いわゆるフルスタックエンジニアのように幅広い業務をカバーできるITエンジニアになっていたいと思います。具体的には、入社して当面はソーシャルゲームアプリの開発経験を積み、2〜3年のうちに大規模処理に対応するサーバーサイドの設計や実装方法を学びながら、5年後にはゲーム開発チームのリーダーとして、先頭に立って開発をリードできるエンジニアになっていたいと考えています。
【回答のポイント】
企業の将来的なビジョンと自分の方向性が合致していることが分かる回答が理想的です。曖昧な回答ではなく、どんなITエンジニアになりたいのか、そのためにはどのような知識や経験を積んでいけばいいのか、具体的にイメージできるように語れるとベストです。

逆質問は、自分に合う会社かどうかを知るチャンス

面談が一通り終わった後、最後に聞かれる「何か質問はありますか?」という質問。

入社後の業務イメージを掴むにはここで質問をしておきましょう。また、その企業への興味や関心を持っている姿勢を示す機会でもあります。休日・残業の有無など職場環境への質問は誤解を招く質問でマイナス印象を与えないように注意し、質問項目を5~6つほどメモをしておき、持参しましょう。

逆質問は、面談の中では詳しい説明がなかった項目、または改めて確認しておきたい項目になります。

システム開発部の具体的な一日の業務の流れを教えていただけますでしょうか。
質問の狙い
ワークスタイルや残業について質問したい場合は、ストレートに「残業ありますか?」等と聞かずに、1日の流れを聞くとよいでしょう。業務の忙しさや残業時間についてを聞くことが必ずしもNGなわけではありませんが、あまりストレートに聞いてしまうと「そんなに残業が嫌なの?」と仕事に対する意欲を疑われてしまうこともあります。
求人情報や御社のホームページなどで調べさせていただいたところ、主力事業の〇〇サービスの他にも××サービスを開発中ということでしたが、今後の事業展開として考えていらっしゃることを教えてください。
質問の狙い
企業の今後のビジョンを聞いて、自分の価値観ややりたいことに合っているかを考えるのは重要なことです。ただ、求人票やホームページにもある程度の情報は書いてあることが多いので、自分で調べたうえでまだ知りたいことがある、という旨の聞き方ができるとよいでしょう。
御社の〇〇アプリや××アプリの開発に興味があるのですが、新人でも開発に携わることは可能でしょうか?
質問の狙い
その企業の具体的なサービスや商品を使ったり調べたりした経験を盛り込むことで、企業に対する熱意を伝えることができます。また、自分の興味がある業務に携われるかどうかがわかれば、他社と比較して企業選びに役立てることもできます。
求人票を拝見したところ、御社の業務は主に〇〇言語で××フレームワークを使った開発をされているということだったので、自分でも〇〇言語の勉強をしているのですが、他にも先に勉強しておくとよいことがあれば教えてください。
質問の狙い
勉強しておくとよいことを聞いておけば、入社前から準備をすることができます、また、既に自分なりの勉強をしていることを伝えれば、必要な技術が想定できていることや仕事に対する意欲もアピールできます。
(面接官にITエンジニアがいる際に)今まで御社で開発業務に携わってこられた中で、一番大変だった仕事、またやりがいのあった仕事を教えてください。
質問の狙い
現役ITエンジニアの体験談を聞けば、その企業の実情を知ることができます。また、大変だったことを聞いておくことで、仕事のいい面だけではなく、リアルな部分を知ることができるでしょう。

NG逆質問

NG逆質問1
御社が開発されたゲームのタイトルと企業理念を教えてください。
【採用側の視点】
調べたらすぐわかること、求人票に書いてあることを聞かれると、ちゃんと調べもせずに応募したんだなと思います。
NG逆質問2
仕事が忙しくても残業したくない日は早く帰れますか?
【採用側の視点】
残業や福利厚生に関することばかりを質問されると、重視したいポイントがそこしかないのかなと思ってしまいますし、仕事に対する意欲が薄い印象を受けます。
  • プログラミングスキルチェックで書類選考がなくなります。(登録は10秒!)
    すぐにプログラミング力をはかるスキルチェック問題にチャレンジできます。(想定解答時間20分)
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