企業インタビュー 株式会社ナビタイムジャパン

社員の75%がエンジニア
彼らの技術力が会社の原動力です

今回は株式会社ナビタイムジャパンにお伺いしました。

徒歩・電車・バス・車などの複数移動手段を組み合わせて最適な経路を提供する『NAVITIME』をはじめ、各種地図・乗換検索・ナビゲーションサービスなどの、開発・運営をおこなっている同社。「経路探索エンジンの技術で世界の産業に奉仕する」を経営理念に掲げる彼らが今後目指していく未来とは? さらにエンジニアの新卒採用で重視しているポイントとは? エンジニア採用の責任者を務める経営推進部 部長の小嶋慶太さんにお話を聞きました。


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小嶋慶太さん
株式会社ナビタイムジャパン 経営推進部 部長

コードを見ればその人のキャラクターも見えてくる

――最初に、御社が採用活動でpaizaを使おうと思ったきっかけから聞かせてください。

ナビタイムジャパンは、社員の構成比率でエンジニアが75%を占める、エンジニアが主役、技術メインの会社だという背景があります。エンジニアの中でもさまざまな志向の人を集めようと考えていて、その中のひとつとして技術的に優秀な人を採用したいという思いがありました。それがpaizaを使おうと思ったきっかけです。

技術メインの会社なので、採用でも技術好きで論理的な人と出会いたいと考えています。paizaは応募者のコードが見られるので、技術に対する意識が分かり、安心感があるのが魅力だと思います。また、paizaからの応募者には、弊社の開発現場で使っている経路探索のアルゴリズムやデータ分析などを大学で勉強している方が多くいらっしゃるということも魅力でした。大学で研究していたことを弊社でさらに深め、サービスに生かしたいという方もいました。

――プログラミングテストでスキルを判定したり、書類選考がなかったりと、従来の求人媒体と比べると独特なシステムですが、その点についてはどう感じられていますか?

特に気になることはありませんでした。エンジニア採用においては、プログラミングが共通の会話です。技術を切り口にしてお互いに話が盛り上がれば、書類がなくてもあまり気になりません。代わりに選考では提出されたコードをじっくり見ます。コードには書いた人の性格が出ますので、かなり細かく見ています。こういうコードを書いているということは慎重な性格なのかな、効率化よりも見やすいコードを書いているな…など、コードから応募者のキャラクターが見えてくるんです。それはpaizaのシステムならではだと思います。

――ありがとうございます。次に、御社がエンジニアの選考で重視しているポイントをお聞かせください。

技術力が高い人を求めています。ただ、技術力だけではなく、弊社が掲げる「求める人物像」にマッチしているかも見ています。やはり全社一丸となって同じ方向を向いていきたいとの思いもあり「ナビゲーションサービスで世界のデファクトスタンダードを目指す」というビジョンに共感してもらえるかどうかを重要視しています。人々の移動は未来においてもなくなりませんし、世界中の人々にナビタイムジャパンのエンジニアの技術力で安心安全に移動してほしいという思いからこのようなビジョンを掲げています。

――「技術力」とおっしゃいましたが、プログラミングスキルは選考の際にどれくらい見ているのですか?

プログラミングスキルも、もちろん見ます。しかし単に技術力を見るだけではなく、弊社が求める人物像に合っているかの指標にもしています。プログラムコードを細部まで見て、それを切り口にさまざまなお話をしながら、どういった考え方や経験をお持ちなのか人物面を見ていきます。組織活性化のため、単純に技術力が高い人だけではなく多様性を考慮した採用をしています。

最近、会社でヨガ教室の時間を設けたという同社。
「企画した当初は、もしかしたら全然人がこないのでは、とも思っていたんですが、実際に開催してみるとかなり集まってくれて。意外でした」

入社後には、現場で使っている最新技術を習得する研修を実施

――御社でのエンジニア採用のフローはどういった流れなのでしょう?

基本的には人事面接・部長面接・役員面接の順に進めていきます。その途中ではWebでの適性テストも行っています。エンジニア経験のある部長や役員が面接をしますので、どういう経験や研究をしてきたかといった話を伺いながら、技術的なポテンシャルを見ています。

――入社後の研修と、将来的なステップアップについても聞かせてください。

まずは3カ月間の技術研修を受けてもらいます。先輩社員が講師となり、すべて内製した教材・資料を使ってJava、サーバーサイド、アプリ、HTMLなどのWeb系の知識、AWSといったクラウドサービスの使い方など、業務に必要なことを一通り学ぶものです。この研修で弊社のエンジニアとして必要なフルスタック技術の基本を身につけてもらいます。

盛りだくさんの内容で、成長できる研修だと自負しています。その後は1年半で一人前になることを目指して、OJTなどを通して業務を習得してもらいます。

配属後のキャリアプランについては会社側で特に決めていません。本人がどう成長したいかを尊重し、それぞれに決めてもらいます。弊社では、アプリやWeb系のフロント側の技術、経路探索エンジンのアルゴリズム、クローラーなどを使ったデータ開発、ビックデータのデータ解析、オンプレやクラウドなどのサーバーインフラ技術など、さまざまな技術を使っているので、異動により新しい技術を身につけることができます。

また、弊社ではエンジニアといってもプログラミングだけでなくサービスの企画なども含めて担当しますから、本人の希望や適性を見ながら、ひとりひとりに応じたキャリアプランを考えています。弊社ではさまざまな技術や企画力を身につけられる土壌がそろっています。

――エンジニアチームの体制についても教えてください。

現在、エンジニアは約300名おり、全員が本社勤務です。エンジニアが企画も開発も検証もすべてやっています。ほぼマネジメント層と実務チームの2層構造といっていいと思います。プロジェクトごとにチームが分かれていて、チーム内はプロジェクトリーダーとメンバーだけのシンプルな構成です。プロジェクト規模は3名から10数名のものまでさまざまです。

――現在、御社内で使われている開発言語はどのようなものが多いのでしょうか。

Javaのほか、Webのフロント系では定番のJavaScript、HTML、CSS、あとはエンジン系ではパフォーマンスが重視されるのでC++も使用しています。データのコンバータあたりではPythonなども使っており、使っている開発言語は結構多岐にわたっています。ただし全社的にルール化しているわけではなく、あくまで現場が最適だと思うものを採用しています。

経営陣と社員の距離が近いのもナビタイムジャパンの大きな特徴。
「社長と副社長はともに技術畑出身で、副社長は気軽に相談できるようにエンジニアチームと席を並べています」

若手であっても会社に提案できる制度

――入社後、若手が早い段階で抜擢されたり、新規事業を担当したりするようなことはありますか。

はい。弊社では「ナビタイムチャレンジ」と呼ばれる制度があり、直接サービス・事業の提案ができる仕組みを設けています。たとえば弊社サービスのバイク専用ナビゲーションアプリ『ツーリングサポーター』は、あるエンジニアが新卒採用の面接からからやりたいと言っていたプロジェクトで、実際に「ナビタイムチャレンジ」で提案して実現しました。

若い人の意見を積極的に採用する社風を大切にしており、「求める人物像」の「自ら考えて行動する」ことを促進するための取り組みの一つです。

――エンジニアの業務内容についても伺います。ふだんはどのような開発をされているのでしょうか。

トータルナビゲーションのサービスが一番有名だと思いますが、そういった一般ユーザー向けの目に見える部分の開発のほか、研究開発も行っています。新たなアルゴリズムの開発や既存サービスのスピードアップなどが主な研究開発の領域でしょうか。また、我々のサービスでは膨大な蓄積データが重要視されるので、これらの整備も重要な業務です。ますますデータが増えていくなか、いかにパフォーマンスを保ったまま検索できるのか、常に重要視しています。

――エンジニアの方が多い御社では、技術勉強会なども積極的に行われているのでしょうか。

そうですね。たとえば、「ナビタイムカレッジ」と呼ばれる勉強会を週2回のペースで開催しています。講師は社員が務めることもあれば、社外の方を呼ぶこともあります。さらに、家庭教師がつくようなイメージで先輩社員が教えてくれる「技術トレーナー制度」、さらにWeb経由で自宅学習ができるシステムも全社員に開放しています。スキルアップできる環境がそろっています。

エンジニアの技術とは直接関係ないところでは、最近、社内のスペースを使ってのヨガと整体の時間を作りました。男性が多い職場ですが、やってみたら思いのほか参加率が高かったので驚きました。そのほか、社員全員が参加できる納涼祭や社員旅行などのイベントも定期的におこなっていて、社内での交流ができるようにしています。

膨大な交通データが生み出すさまざまな取り組み

――次に、御社の事業内容について伺います。ナビタイムジャパンが今後注力していく事業分野について聞かせてください。

まずは、企業や自治体などへ向けた交通コンサルティング事業に力を入れていきます。弊社では、個人向けサービスから利用者の同意を得たうえで蓄積される「走行実績(プローブ)」や「検索実績」といった移動に関するビッグデータを活用し、道路交通分析や移動需要予測など、交通の最適化や街づくりへの改善提案などの各種コンサルティングをおこなっています。具体的には、道路事業者向けに高速道路が通る前後の交通量や経路の変化をビッグデータで検証し提供したり、法人向けにインバウンド旅行者の移動ログに基づいた観光客誘致施策を提案したりしています。

また、ビッグデータを分析することで交通渋滞や混雑を予測し、個人の利用者向けに交通渋滞を回避するサービスを提供しています。今後もビッグデータを活用して、交通インフラ・地域とユーザーとの間をつなぐ情報の架け橋として交通全体の最適化をおこない、利用者にとって有益な情報提供の充実に貢献していきたいと考えています。

さらに、近年増加している訪日外国人旅行者に向けてナビゲーションや観光情報の提供などのサービスを展開していきます。海外19エリアでの乗換案内も始めており、これも広げていきたいと考えています。日本に来た際にナビタイムを使っていただいた外国人の方に、母国へ戻っても引き続き使っていただけるようにしたいのです。

――最後に、これから御社に応募しようと考えている就活生へ向けてメッセージをお願いします。

弊社は技術メインの会社なので、やはり技術が好きな人に来てほしいと思っています。そしてなにより、企業のビジョンに共感してくれる人と一緒に仕事ができればうれしいです。弊社には膨大な交通・移動に関するビッグデータがあり、これを使ってやれることはまだまだいっぱいあると考えています。

そして、世の中はものすごく早いサイクルで技術が変わっていきます。一昔まえはガラケーでしたが、今はスマートフォン、そして、スマートウォッチやロボット。さまざまなデバイスが生まれ続けています。弊社の経路探索エンジンはそれらの幅広いデバイスに埋め込むことができ、時代とともに最適な形をとりながらサービスを続けてきました。そしてこれからもさまざまな形で人々の「移動」に貢献していきます。このインタビューを読んで興味を抱いた方、私たちと一緒にチャレンジしませんか。

お忙しいなか、お時間をいただきありがとうございました!

小嶋さん、ありがとうございました!

経路探索サービスの印象が強いナビタイムジャパンですが、最近では健康系の取り組みとして散歩を推進するアプリ『ウォーキングNAVITIME-ALKOO-』をリリースしたほか、訪日外国人向けのサービス、そしてビッグデータを使ったBtoB、BtoG向けの交通コンサルティング領域にまで事業内容を広げています。アプリのサービスだけやっていると思っていて、交通コンサルティングなどの事業は企業説明会で初めて知ったという応募者も多いのだそう。

経路探索エンジンの技術やビッグデータを使いながら、さまざまなサービスを手がけるチャンスがある同社は、エンジニアとして働きがいのある企業なのではないでしょうか。エンジニアとしての成長やチャレンジできる環境を求めている学生の方は、ぜひ一度同社の求人票をのぞいてみてください。

株式会社ナビタイムジャパンのますますのご発展をお祈りしております!



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