就活成功者インタビュー 土屋俊介さん
インターン経験を経てエンジニア職へ
非情報系から3年の12月に内定獲得できた理由
今回は、paiza新卒を使って内定を獲得された大学生の土屋俊介さん(21歳)にお話を伺いました。
大学での専攻は経営系だった土屋さんですが、3年生の12月に、新卒エンジニアとしてWeb系の自社開発企業から内定を獲得されました。
情報系の出身ではなかった彼が、選考で評価された理由はなんだったのでしょうか。また、どんな就活の進め方や面接対策が、早期の内定獲得につながったのか、じっくりお話をお聞きしました。
スキルチェックなら定量的な評価が受けられる
――内定おめでとうございます。就活についてお聞きしたいのですが、どんなきっかけでpaiza新卒を知っていただいたのでしょうか。
私と同じく文系出身でエンジニア職に内定した先輩がいまして、その人にすすめられたのがpaiza新卒を知ったきっかけですね。3年生の春頃で、「そろそろ就活の準備を始めようかな」と思っていた時期でした。プログラミングやエンジニアには興味があったので、「コーディングテストを受けられるよ」という話も聞いて、やってみようと思いました。
――実際に就職活動でpaiza新卒を使ってみて、使い勝手などはいかがでしたか?
まず、スキルチェック問題を通して定量的な評価が受けられるのが、すごくいいなと思いました。私は文系ですが、スキルランクがあると、企業側にも「これくらいはプログラミングスキルがあるんだな」と知ってもらった上で選考に進めますよね。
3年生の秋頃からは、エンジニア職に絞ると決めていたので、いろいろな職種の求人が網羅されているサービスよりも、エンジニア求人に特化しているpaiza新卒を中心に使っていました。すぐにBランクを取ったこともあって、スカウトメールも届くようになりました。
統計の勉強で出会ったプログラミング
――大学での専攻は経営系とのことですが、プログラミングに触れたりエンジニアを目指したりするきっかけはなんだったのでしょうか?
大学で経営統計の勉強をしていまして、最初は統計分析などをするためにR言語に触れたのがきっかけですね。だんだんさらにいろいろな統計ツールを使いたくなって、Pythonも勉強するようになりました。大学に入るまでは、プログラミングの経験はなかったのですが、PCで音楽を作っていた経験がありまして。もともと自分で何かを作ったり、PCを触ったりするのが好きだったので、すぐに興味を持ちましたし、勉強するのも苦ではなかったです。
――なるほど! 実際に土屋さんが就職活動をしていたのは、どれくらいの期間ですか?
3年生の春頃から、自己分析や業界情報の収集を始めました。それで、自分の方向性やIT業界の全体像などは大体わかったのですが、各社の内情や自分にどんな企業が合うかは、実際に中を見ないとわからないですよね。だから、夏から3社ほどのインターンシップに参加しました。秋には本選考への応募を始めて、内定をいただいたのが12月ですね。
インターンが楽しくてエンジニアの道へ
――インターンではどんなことを体験されたのですか?
数日かけてアプリ開発をしたり、コードを書いたりしていたのですが、「ずっとこの作業をやり続けていたい」と思うくらい、本当に楽しかったんです。そこで、「エンジニアという仕事は自分に向いているのだろうな」と実感しました。楽しい経験もできたし、自分のエンジニアとしての適性もわかったし、参加してよかったなと思います。
――最終的にWeb系の自社開発企業の内定を獲得されましたが、承諾された決め手はなんだったのでしょうか?
内定先ではハッカソン選考(※)を受けたのですが、そのときの経験が印象に残っています。同世代の人が短期間で現実にありそうなレベルのアプリを作ってきたり、技術面だけでなくチームでの進め方までリードしてくれるメンバーがいたりして、すごく刺激を受けたんです。「こんなすごい人たちと働けたら楽しいだろうな」と思いました。
私は「技術が好きな企業に入りたい」と考えていたので、社員の人たちとお話ししたときに、「みなさん技術が好きそうで、仕事を楽しんでいそう」と感じたのも決め手になりました。
※チームを組んで短期間でアプリやシステムなどを開発・発表するイベントを通した選考のこと
企業や面接官ごとの面接対策を準備
――やはり選考でのご経験が決め手になったのですね。就職活動をするにあたって、何か対策をされていたことがあれば教えてください。
まずコーディングテスト対策としては、スキルチェック問題を解くのはもちろん、paizaラーニングの「アルゴリズム入門編」(※)を見て、よく出題されるアルゴリズムの勉強もしていました。
面接対策としては、よく聞かれる質問は一旦書き出した上で、志望理由などはインターンや選考を通してブラッシュアップしました。企業によって評価される部分は異なると思うので、企業ごとに話す内容を変えたり、人事面接とエンジニア面接で話す内容を変えたりもしていていたんです。
例えば、人事面接では、技術的な話よりも自分がチームでどんな貢献ができるか、勉強や努力を継続するのが苦ではないといった人間性の話をメインにします。
逆にエンジニア面接では、ハッカソンやチーム開発での経験や、技術への興味などについて話していましたね。やはり文系出身だと、「理系分野は苦手なのでは?」と懸念される場面もあるので、統計に関する知識や経験もアピールしていました。
※paizaラーニングの学習講座「アルゴリズム入門編」では、定番のアルゴリズムを動画で解説
――すごい! 面接官ごとの面接対策もバッチリですね!
就活で必要な対策や、受託開発と自社開発の違いなどといった業界情報は、paiza新卒から送られてくるメルマガや記事など(※)に記載されていたので、よく読んで参考にしていました。あとは、やはりWebの周辺やコンピュータ、ネットワークなどに関する根本的な知識は情報系出身の人に比べて乏しいので、そのあたりは今も継続して勉強しています。
※「就活成功ガイド」では、業界・企業研究、エンジニア職の面接対策など就活に役立つ情報を公開中
就活の予定管理は日程調整機能を利用
――就活をしていて苦労したことや、大変だったことはありましたか?
私はインターンも選考も、「とりあえず応募して受けてから合うかどうか考えよう」というやり方で15社以上に応募したのですが、そのせいで予定が詰まって忙しかったのが大変でしたね。ただpaizaからの応募であれば、日程調整機能を使って、面接日時の調整や選考の進み具合を確認できて便利でした。
また、普通落選時はいわゆるお祈りメールだけが送られてくることが多いので、どう改善すべきか悩みました。paizaの場合は、落選の理由も書かれていて次に生かすことができました。
あとは、スキルチェック問題が自分の好きな時間に受けられるのも助かりましたね。プロコンなどでも問題に挑戦はできますが、日時が決まっていて、忙しいときは参加できないことが多かったんです。
――そうなんですね、paiza新卒の機能がお役に立ててよかったです! 就活を終えられて、最近はどんなことをされているのですか?
内定先での内定者インターンシップに参加しています。実際の実務に入っているわけではないのですが、機械学習に関する開発をしたり、MTGに参加したりして、技術についても会社についても学んでいるところです。
あとは、統計検定の1級を取得しようと思っていまして、そちらの勉強も進めています。
――最後に、これからどんなエンジニアになりたいと思われますか。
サーバサイドとデータの両方が使えるエンジニアになりたいと思っています。機械学習やDBのチューニングができて、それらの技術をサーバサイドにも繋げられるエンジニアを目指して、今後も成長していきたいです。
取材を終えて
ありがとうございました。
早くからインターンに参加してチーム開発を経験したり、paiza新卒の情報を参考に面接対策を進めていた土屋さん。その準備や的確なアピールが功を奏し、早期の内定獲得に至ったのだと思います。納得のいく企業選びのお手伝いができて、paiza新卒としてもうれしく思います。
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土屋さんのこれからのご活躍をお祈りしております。