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新入社員インタビュー 株式会社ジーニー 高橋 翔哉さん、池上 聡志さん、鈴木 進之介さん

paizaで就職した若手エンジニアたちの現在の仕事とは
株式会社ジーニー

アドテクノロジーをコアにインターネット広告に関する領域とマーケティングSaaS領域の事業を展開するジーニーでは、技術が好きなエンジニアを中心に日々プロダクトやサービス開発に取り組んでいます。

今回はpaiza新卒で2020年以降に入社した高橋 翔哉さん、池上 聡志さん、鈴木 進之介さんにインタビューを実施。就職活動を振り返った上で、現在の仕事内容のやりがい、キャリアの展望などを聞きました。

アルゴリズムやバックエンドなどの技術に興味のある社員が集まっている

ジーニー(写真)
左:池上 聡志さん(22卒) 中央:高橋 翔哉さん(20卒) 右:鈴木 進之介さん(23卒)

――本日はよろしくお願いします。まずは、入社までの経歴を教えてください。

高橋:大学院ではアルゴリズムの研究をしていました。大規模なデータを取得し、高速化や効率化につなげる領域のサイエンティスト職で働きたいと思い、ビッグデータが集まるWeb広告業界を中心に就職活動を進めていました。

池上:情報系の専門学校に通いながらアルバイトでエンジニアの仕事をしていました。当時はコーディングに取り組みたいという気持ちが強かったです。技術力のある企業のバックエンド側の開発に取り組みたいと思っていました。

鈴木:僕は大学院で研究をしていたので、高橋さんの就職活動の進め方と似ています。機械学習に応用できるビッグデータを持つ企業を中心に就職活動を進めていました。

――データ量の多さやバックエンドなどシステム開発の根幹的な部分にひかれて就職活動を進めていたのですね。

池上:そうですね。当時は、アルバイトで倉庫の保守管理システムに関わっていたので、その経験を活かしたいと思っていました。

高橋:ジーニーに新卒で入社する人は、バックエンドのエンジニアを志望する人が多いんですよね。競技プログラミングの経験者もたくさんいますし、技術にドップリと浸かりたいと思うタイプが集まっているような気がします。

鈴木:実は、僕も競技プログラミングに取り組んでいました。選考を受けたときの面接官が高橋さんだったのですが、専門的なトピックについてのやりとりができて「すごい会社だな」と思った記憶があります。他の企業では技術の専門的な会話は少なかったので驚きました。

池上:ジーニーには技術が好きな人が多いですよね。後輩と雑談を交わすのですが、それぞれ詳しい知識を持っていることもあるので刺激的です。深い話をできるのが楽しいですよね。

ジーニー(写真)
▲技術の話が好きな池上さん

――技術が好きな方が集まっているんですね。そのなかでもジーニーに入社した理由について教えていただいてもよろしいでしょうか。

高橋:就職活動を進めるなかで広告業界に強く興味を持ちました。広告業界は歴史があるので業界としては安定しています。でも、新しい技術もどんどん登場します。僕が就職活動をしていたときにも新しい広告のフォーマットができ、好奇心が刺激されました。ジーニーに入社したのは、自社で開発しているプロダクトが複数あり、総合的な技術力の高さがあるからです。

池上:開発しているプロダクトの数が多いのは魅力ですよね。選考を受けていくなかで、バックエンド側の仕事に強みがありそうだと思い、入社への意識が強くなったと記憶しています。
鈴木:僕はサイエンティスト職を第1志望として就職活動を進めていたのですが、ジーニーの求人がとても魅力的だったんです。具体的なデータ量とクエリ量を打ち出していて、「そんなに多くのデータ量を扱えるんだ……」と胸が高まりました。面接を進めるなかで、技術に強みを持っている会社とわかり、入社しました。

技術好きが多く雑談の多い活気のある社内

ジーニー(写真)

――エンジニアとして第一線で働かれていると思いますが、現在の業務内容について教えてください。

高橋:広告の効果を予測し、その予測とデータの差異分析に取り組むデータサイエンスのチームでマネージャーをしています。中心となる業務は、データを元にした検証と実験です。

池上:アフィリエイトのサービスに関連したシステムの開発や保守を担当しています。入社したときからフロントエンドとバックエンド両方の仕事に携わってきました。もともと得意だったバックエンドのスキルに加えてフロントエンドのWebデザイン周りのスキルを身につけることができて、入社3年目の4月からはチームリーダーを務めています。現在は、少しずつマネージメントを学んでいるところです。

鈴木:現在のメイン業務は、マーケティングオートメーションツールに関するAWSを用いたクラウド基盤の構築です。大学院では研究や競技プログラミングに取り組んでいたので、もともとWeb開発の経験はほとんどありませんでした。ほぼ知識がない状態でのスタートだったのですが、研修やOJTを通じて、Web開発を学んでいくうちに、どんどん成長できているという実感があります。楽しく開発に取り組めています。

――鈴木さんはサイエンティスト職ではなく開発部署への配属になったのですね。

鈴木:面接のときにサイエンティストの枠は限られていると説明してもらっていたんですよね。僕の新卒採用のときはサイエンティスト枠への応募がとても多かったんです。同期の内、自分を含めて5人以上がサイエンティスト枠での入社だったため、Web開発職に進む可能性もありそうだと心の準備はしていました。

配属へのマイナスのイメージはありません。Web開発の知識を習得したいという想いもありましたし、ゼロから学んで成長していけるので、とてもやりがいがあります。もちろん研修で基本的な知識を学んだあと、実践に移していくという大変さはありました。ただ、上司が親切に相談に乗ってくれましたし、着実にステップアップできています。いまでは、インフラを構築して、デプロイされたアプリケーションが動作しているのを見るとうれしくなります。Web開発職に就けてよかったです。

ジーニー(写真)
▲エンジニアの仕事にやりがいを感じている鈴木さん

――働き方についてお聞きしたいです。出社でしょうか。それともリモートでしょうか。

高橋:データサイエンスチームの場合は、出社がメインです。というのも、実験をしていると突発的に課題が見つかることが多いんです。そのときにチームで議論ができると課題解決への打ち手が見つかりやすいので、出社するようにしています。

打ち合わせは可能な限り効率的に進めたいので、会議室に集まることはあまりありません。デスクの近くで議論を進められるように、ホワイトボードのような書き込めるボードを机に用意して、それに書き込みながら、オフィスで協議を進めています。効率的に業務を進められるとメンバーにも好評です。

池上:僕のチームはハイブリッド型です。リモート勤務を選択しているメンバーはチャットツールやオンラインミーティングなどを活用して業務を進めています。ただ、個人的には出社が好きです。疑問があった際に相談できた方が待ち時間も少なく、業務を進めやすいので、なるべく会社で仕事を進めるようにしています。

鈴木:私のチームもハイブリッド型です。週に3回の出社が基本ですが、週5で出社しています。わからないことがあったときに対面の方が聞きやすいですし、家での作業に集中できないタイプなんです。

――それぞれが対面でのコミュニケーションを好まれているのですね。順調にキャリアを積んでいるようにもお見受けしますが、今後やっていきたいことはありますか。

高橋:現在、マネージャーをしているのでサイエンティストのチームビルディングやマネージメントの力をつけていきたいと思います。

池上:チームのリーダーを任せてもらっているので将来的にはマネージャーとしてチームを引っ張っていければと思います。開発も引き続きやっていきたいので、マネージメントで効率化を進め、その空いた時間で新しい開発に挑戦することを目指していきたいです。

高橋:僕はバックエンド側の仕事を頑張っていきたいと思っています。これまでプロダクト開発に関わってきて、性能テストをしたときにインフラの性能でユーザー数を増やせないことがありました。また、インフラのコストがかかりすぎるとプロダクトの利益も少なくなる傾向にあるとわかりました。インフラがビジネスのスケールとユーザー体験の向上に大きく寄与するため、バックエンドの効率化や改善方法に注力していきたいと思っています。

――最後に、自身の就職活動を振り返って、就活生へのアドバイスをお願いします。

鈴木:思ったよりも適性検査に苦戦することが多かったです。そこで選考に落ちると後悔が大きくなるので、その予行演習はした方がいいですね。

僕は就職活動のスタートに出遅れました。活動を始めたのはテック企業の最初の選考が終わりだした時期だったので、企業を探すのが大変でした。「研究を頑張っておけば就職活動は苦労しない」と先輩や研究室で聞いていたのですが、しっかりと苦戦しています(笑)。ただ、研究を頑張っていたことで評価してもらった面接もあります。本業の研究に集中しつつ、インターンなどに参加して早めに準備をするといいのかと思います。

池上:技術に強みを持つ企業では面接でエンジニア経験を深掘りした質問を受けることもあります。受け答えをするために自信の経験の振り返りをしっかりやれるといいのかなと思います。

採用者の目線

ジーニー(写真)

――会談では若手社員の活気を感じましたが、ジーニーではどのような人材を募集しているのでしょうか。

弊社には9つのValueがありますので、そのValueとマッチした人材を募集しています。ざっくりと説明すると「仕事や組織に当事者意識をもって、挑戦的な難しいことに立ち向かえるか?積極的にフィードバックを受け入れ仕事に取り組めるか」という点を重視しています。

――paizaのスキルチェックテストの結果はどのように活用されていますか。

ジーニーではコーディングテストを実施しています。そのテスト結果を基に面接を進めるステップがあるので、スキルチェックテストのランクは重視していません。ただ、選考に受かった学生のランクを見ると、SランクやAランクを獲得している方が多いと感じます。技術的なスキルの土台のある方は選考を進めやすいと思います。

――会談でも技術を重視している社風が伝わってきました。

みなさん勉強熱心ですよね。弊社では競技プログラミング部があり、Slackのチャンネルをつくっているのですが、週末になると土日にAtCoderに参加した人が感想を書き込みをしています。月に1回、取り組んでいることの発表もしていますし、公私問わず技術へ強い興味を持っている社員が多いです。

――入社3年目でリーダーになったり、5年目の社員がマネージャーを務めていて、若手の方が活躍されているという印象を受けました。

自主性を尊重し、仕事を任せる風土がありますので成長意欲の強い社員はどんどんスキルアップしていく印象があります。エンジニアとしての技術力に加えてビジネス思考を身につけられるので、活躍の幅を広げていくスピードは速いと思います。

――会談でも話題に上がった研修について詳しく教えてください。

オフィスにソファーやバーカウンターが並んでいるのですが、ここで新入社員研修を2か月ほど行います。広くて綺麗なので、新入社員の評判もいいんですよ。みなさんリラックスした姿勢で研修を受けています(笑)。

研修を担うのは2年目の若手社員です。キャリアの近い先輩の立場が自分の経験をもとに教えるので活気のある研修になります。チーム開発もするので同期同士の仲もよくなりやすいです。

――同期同士の仲が深まるのはうれしいですね。最後にどういう方がジーニーとマッチするか教えてください。

自己成長していきたい意識の強い方とマッチする環境だと思います。エンジニアとしてのスキルを磨きたいと思う方に提供できる機会は多いです。

ジーニーでは扱っているプロダクトが15以上ありますので、成長意欲をお持ちの方をサポートすることができます。技術好きな先輩も多いですし、ぜひ求人に応募してください。


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