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就活成功者インタビュー 荻原隆大さん

技術やエンジニアに理解のある企業に出会えた
 paiza新卒を使って一足早く内定

今回はpaiza新卒を使って大手Webサービス運営企業の内定を勝ち取った大学4年生の荻原隆大さん(21歳)にお話を伺いました。

荻原さんは昨年の12月から就職活動を始め、3カ月半で2社の内定を獲得しました。「一般的な就活生より早い動き出しで就活を進められた」と感じながらも、一方で「もっと早く動き出しておけばよかった」という思いも持ったそう。今回の就活を振り返りながら、理想的な開始時期はいつごろなのか探っていきます。

また、昨年半ばまでは就職と進学で悩んでいたという荻原さん。就職を決意するターニングポイントとなったのは、昨年夏に参加したインターンシップだったといいます。彼の決断に大きな影響を与えたインターンシップについても、振り返っていただきました。

paiza新卒は早い時期から求人がそろっていた

――まずは企業からの内定おめでとうございます。就活を振り返っていただきたいのですが、paizaはどういったきっかけで使おうと思ったんでしょうか?

友人から「自分のプログラミングスキルを測れるサービスがあるよ」と教えられて、スキルチェックを使い始めたことがきっかけでした。知った当初はpaizaを使って就職できることは意識していなかったですね。スキルチェックや学習系のサービスとして使っていました。

――就職活動に使おうと思ったのは、ここ最近のことですか?

そうですね。昨年の12月くらいから就活を始めて、そのときから本格的に勉強以外で使い始めました。

――paizaを使ってみた感想を教えてください。

スキルチェックは、実際にやってみると自分の得意・不得意がはっきり分かりました。単純に高ランクだから難しいのかというと、自分の場合はそうではなく、たとえランクが高くない問題でも苦戦することがありましたし、その逆もありました。自分のスキルを総合的に把握するのに役立ったと思います。

paiza新卒は、早い時期から求人情報を比較できたのがよかったです。昨年の冬にはすでに多くの求人情報がありましたから。IT系企業って採用活動の開始が早いじゃないですか。それに合わせて動いてくれている求人媒体はそんなになかったんですよね。そういう理由もあって、大手媒体はあまり使う機会がありませんでした。

――実際に荻原さんが就職活動をやっていたのはどれくらいの期間ですか?

始めたのが昨年の12月ごろで、内定をいただいて就活を終えたのが今年の3月中旬です。周りはほとんどが大学院に進学する予定なので比較はできないですが、一般的な就活生と比べると開始も終了も早かったと思います。

荻原さんの就活データ(18卒採用)
応募した会社数 10社
内定した会社数 2社
就活を始めた時期 2016年の12月
就活を終えた時期 2017年の3月

ターニングポイントだったインターンシップ

――周りが就職しない中で、荻原さん自身は進学しようか悩まれたりはしなかったのでしょうか。

私も昨年の夏まではどちらかというと進学するほうへ気持ちは傾いていました。就職しようと思ったのは、インターン(シップ)に参加して得られた経験が大きかったです。実際に現場で働いていらっしゃる方とさまざまなことをお話しさせていただいて、「就職して現場で経験を積むほうが自分にとっていいのではないか」と思うようになったんです。

――インターンではどういうことをやりましたか?

システム開発をしている企業で2週間ほどインターンをしました。内容は講義と演習がメインのもので、現場を体験するものではなかったんですけど。ただ、社員の方と話す機会は多くあり、いろいろなお話をさせていただき、それで得たものが大きかったです。

――具体的にはどういうお話をされたんでしょうか。

本当にさまざまなことを話しましたが、特に自分にとって大きかったのは、このタイミングで就職するべきかを相談したときに「研究職になるなら進学して勉強を続けるほうがいいけれど、もし将来技術職やエンジニアになるつもりなら、就職して2年業務経験を積むほうが自分の実力がつくと思うよ」とアドバイスをいただいたことです。その他にもエンジニアのキャリアや働き方を伺っていくうちに、進学するのではなく早く就職したほうが自分の将来のためなんじゃないかなと感じるようになりましたね。

入社の決め手は「エンジニアへの理解」

――最終的にWebサービスを運営する会社に入社を決められましたが、決め手はなんでしたか?

まず、受託開発の企業よりも自社サービスを運営している企業に行きたいなと思っていました。いずれは自分で一からサービスやプロダクトを作っていきたいと思っているんです。受託開発だとどうしても開発の制約を受けてしまうのではないかというイメージがあって、あまり積極的に応募したいとは思わなかったですね。

さらに入社を決めた会社について言うと、経営陣の方々がエンジニア出身で、技術やエンジニアへの理解が深そうだと感じたのが大きかったです。技術的な提案を直接経営陣にすることもできると伺ったので、風通しのいい会社なんだろうなと思っています。自分もこういう環境で仕事をしていきたいと感じました。

趣味は大学生になってから乗り始めたバイク。「帰省に使ったり、友人とツーリングしたりしています」

ポートフォリオを作っておけばよかった

――振り返ってみて、就活で苦労したなと思う点はありますか?

序盤に応募した企業の面接では、慣れていなくて拙いものになってしまったなと感じています。もっと対策しておけばよかったのかもしれません。内定をいただいた企業は就活の中盤に応募したんですが、応募するタイミングが違っていたらどうなっていたかなと思いますね。

あとはポートフォリオを作っていなかったので、それは苦労しました。アウトプットを見せることができていたら、面接もさらに楽だったんだろうなと思います。周りで唯一就活をしていた友人はしっかりポートフォリオを作っていて、自分も作っておけばよかったと思いましたよ。私もちょっとしたアプリなど、作ったものがないわけではなかったので、それを見せられるようにしておくべきだったなと。

――ここからは日頃の勉強について伺います。まず、プログラミングを始めたのはいつぐらいですか。

もともとパソコンを使うことは好きでしたが、本格的にプログラミングに触れたのは大学に入学してからです。実際にやってみるとプログラミングは楽しくて、自分に合っているんだなと感じながら勉強してきました。

――大学の勉強以外でプログラミングの勉強はされていますか。

Pythonは独学でやっています。周りにやる人がいなかったので本当に独学です。他にやっている言語はC言語とJavaですね。

あとはプログラミングそのものではないですが、IT系の資格も積極的に取りました。基本情報技術者や応用情報技術者のような資格です。結果的に資格をもっていてもあまり就活で話題になることはなかったですけど(笑)、資格試験の勉強を通じて技術を体系的に学ぶことができたのでそれはよかったかなと思います。

IT系企業の志望者は動き出しが肝心

――最後に、これから就職活動へ臨む学生たちへアドバイスをお願いします。

多くの方が言っていることだと思いますが、動くのは早ければ早いほどいいです。自分の場合も、大学3年の10月や11月に動き出していたら、もっと楽に進められたんじゃないかと思っています。できるだけ周りより早く対策を始めて場数を踏んでおいたほうが、精神的な余裕も生まれますしね。特にIT系の企業は採用活動の動き出しが早いので、就職したい人は動き出しを早くしたほうがいいと思います。

あとはさきほども言った通り、ポートフォリオを作っておくのと、インターンに参加することですね。特に私はインターンが就職へのターニングポイントにもなりました。就職と進学を迷っている人や就職のイメージがわかない人にとって、現場のエンジニアの方とつながりがもてる貴重な機会なので、ぜひ参加をおすすめしたいです。

お時間をいただきありがとうございました。来春からの社会人生活がんばってください!

取材を終えて

ありがとうございました。

社内の風通しがよく、技術に理解のある企業と出会えた――。そう話す荻原さんの表情からは、将来への期待感と就職活動での充実感がしっかりと感じられました。きっと、これから理想の環境で大きく羽ばたくのでしょう。いい企業選びのお手伝いができ、paizaとしてもうれしく思います。

paiza新卒はIT/Webエンジニアに特化した就職支援サイトで、IT企業の採用活動に合わせて求人情報を日々更新しております。今まさに就活中の方はもちろん、まだちょっと早いかなと思っている大学3年生や修士1年のような方々へ向けた求人情報も掲載しておりますのでぜひチェックしてみてください。

荻原さんのこれからのご活躍をお祈りしております!

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