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新入社員インタビュー 株式会社シンクロ・フード 深野巧也さん、髙木郁哉さん

株式会社シンクロ・フード 新入社員座談会
「組織とサービスと一緒に成長できるおもしろさ」

今回は、「飲食店ドットコム」をはじめ、飲食店の出店開業・運営をワンストップでサポートするプラットフォームを運営している、株式会社シンクロ・フードに伺いました。

この記事の前半では、同社エンジニアの深野巧也さん(2020年卒)と髙木郁哉さん(2022年卒)に、就活のエピソードや、シンクロ・フード入社の決め手、現在の業務、そしてWebエンジニアとして働く楽しさなどを語っていただきました。

後半では、採用を担当されている管理部 人事Gの小林巽さんに、シンクロ・フードが求める人材像やエンジニアが働く環境・制度などについてお聞きしています。

※小林さんへのインタビュー(後半)は こちらから。


(左)髙木郁哉さん
2022年新卒入社
(中)深野巧也さん
2020年新卒入社
(右)小林巽さん
管理部 人事Gで採用を担当

選考を通して感じたエンジニアチームの雰囲気のよさ

――本日はよろしくお願いします。まずはお二人がエンジニアを目指したきっかけについてお伺いできますか。

学生時代の専攻は機械系で、プログラミング経験はありませんでした。当時は「大学院に進んで企業への推薦をもらって就活をしよう」と思って院へ行きましたが、これといってやりたいことがなく、研究も自分にはあまり合っていないと感じていました。

そんな院生生活を過ごしていたら、あるとき同じ研究室の友人に誘われて、研究の合間にスマホアプリの開発に挑戦することになったんです。実際にプログラミングを勉強したりアプリを作ったりしてみたら、すごく楽しくて「こんなにおもしろい世界があるんだ、これを仕事にしたいな」と思いました。この経験がプログラミングを学んだり、エンジニアを目指したりするきっかけになっています。

私は、髙木さんみたいなドラマがあったわけではないのですが(笑)、もともとパソコンを使うのが好きで、大学は情報系に進みました。プログラミングには大学の授業で初めて触れ、コードを書くのが楽しかったので、就活を始めるときも「エンジニアになりたい」と考えていました。

――就活についてもお聞かせください。まず、応募する企業はどんな条件を重視して選んでいましたか。

私は、就活時は「絶対に自分の手を動かして、開発ができるエンジニアになりたい」と考えていました。そのためいずれは上流工程やマネジメントをしなければならないイメージのあった受託開発よりも、開発をし続けられそうな自社サービス開発の企業を選んで応募していましたね。

私は「エンジニアになりたい」とは考えていましたが、特にこだわりはなく、受託開発から自社開発までいろいろな企業に応募していました。

――いろいろな企業に応募された中で、シンクロ・フードに入社された決め手はどこにあったのでしょうか。

企業選びにおいては、中で働いている人たちの雰囲気や、働く環境も重視したくて、説明会や面接などを通して、よく見るようにしていました。何社か面接を受けていると、なんとなく「自分はこの人たちと合いそう(合わなさそう)」と感じる場面がありますよね。シンクロ・フードの場合、面接でお話しした先輩たちがみなさん話しやすくて、一緒に働きたいなと思いました。

髙木さんは、最後の面談でも積極的に質問してくださって、「一緒に働きたい」という思いが伝わってきた覚えがあります。

私も選考を通して、人のよさは感じていました。シンクロ・フードで他にもよいと感じたのは、事業内容と働きやすさですね。飲食店向けに幅広くサービス展開をしていて、飲食店の出店・運営・退店といったライフサイクルのすべてのフェーズに関われるという、他社ではあまり見ない事業に興味を持ちました。また、勤務時間がフレックスで自由度が高そうなところにも魅力を感じました。

――なるほど、お2人とも共通する部分がありますね。次に、就活をしていて、何か苦労されたことはありましたか。

私は面接対策に苦労しましたね。私の場合、研究に熱心に取り組んでいたとも言えず、サークル活動なども特にしていなかったので、面接で話せるエピソードを準備するのが大変でした。

あとは、個別で応募した企業とメールでやりとりするのも大変でした。paiza新卒からの応募であれば、企業とのやりとりはpaiza新卒の事務局でおこなってもらえたので、そこは楽でしたね。

たしかに、企業とメールをやり取りするのは大変でしたね。ビジネスメールの作法などを調べて、文面を考えていたので、一通のメールを送るのにもすごく時間がかかっていました。私がpaizaを知ったのは、研究室の先輩が使っていたからなのですが、paiza新卒ではそのあたりのやりとりが簡略化できるのがありがたかったです。

小林さんから選考当時のエピソードを聞いて少し恥ずかしそうなお二人。クロストークが盛り上がっていました。

新卒でもサービス開発に対してチャレンジができる

――paiza新卒がお役に立ってよかったです! ここからは、入社後についてお聞かせください。現在はどんな業務をされているのですか。

開発部の第二開発グループに所属して、飲食店の居抜き物件に関わるサービスと、キッチンカーに関するサービスの開発をおこなっています。

新卒のうちから、実際に展開されているサービスの表に出る部分の開発も任せてもらえるので、すごくやりがいがありますよ。任されると言っても、もちろん丸投げされるわけではなく、先輩にコードレビューをしてもらったり、相談したりしながら進めていくことができます。

私は第一開発グループで、飲食店向け求人サービスの開発をしています。技術領域で言うと、おもにRailsを使ったバックエンドの開発からReactを使ったフロントエンドの開発までおこなっています。内部の社員向けの機能からユーザーが実際に閲覧するページまで開発しています。

一つのサービスを運営するに当たって必要となる機能には、ほぼすべて触れてきていると思いますね。

――実際に働いてみて、入社前のイメージとギャップを感じたことはありましたか。

ギャップというか、私はスマホアプリの開発経験しかなくて、Web開発の経験はなかったので、入社前は「業務についていけるだろうか」という不安が少しありました。ただ、実際に入社したら新人研修がとても充実していて、そこでWebに関する基礎知識を身につけられましたから、その後もスムーズに業務に入っていけました。

開発をしていると、自分でコードを書くだけではなく、誰かが過去に書いたコードを読み解く作業もかなり発生します。私はもともとコードを書くことに関心があったのですが、こんなに読む作業が発生するとは思っていなかったので、そこはギャップというか、チャレンジングに感じました。

リモートワークでもすぐに相談できる環境

――シンクロ・フードはリモートワーク推奨とのことですが、リモートでの勤務で支障を感じた経験はないですか。

入社したときからリモートワークが基本だったので、最初はちゃんと働けるのか不安はありました。特に、オフィスで対面しているのと違って、先輩たちに相談や質問をしづらくないかが心配でした。

実際は、テキストでのコミュニケーションが活発ですし、バーチャルオフィスなども導入されていて、リモートでもなるべくオフィスにいるのと同じ感覚ですぐに話しかけられる環境が整っていました。

私はリモートワークの開始と同時に入社した世代なのですが、常にメンターの先輩がついてくれて、「いつでもなんでも相談していいよ」という感じでした。だから、聞きづらさや不安を感じる場面はそれほどありませんでした。

「リモートだから聞きづらい」と感じる場面はほとんどないですよね。

そう思います。髙木もさきほど言ったとおり、現在はバーチャルオフィスが導入されたり、定期的にメンバー同士が雑談する場なども設けられたりしていて、気軽なコミュニケーションがさらに活性化されていると思います。

「サービスが与える影響の大きさ」におもしろみ

――そのような環境であれば、これから入社をされる方も安心ですね。実際に働いてみて、Webエンジニアという仕事のどこにおもしろみを感じますか。

学生時代にスマホアプリを作ったときは、800ダウンロードくらいされて、当時はそれでも十分すごいと思っていました。でも、Webサービスで与えられる影響は、その比ではありません。自分が作ったものが世界に公開されて、広い範囲で多くの人に影響が与えられて、成果もわかりやすいのがWebの魅力だと思います。

実際に、私が新規事業のトップページのデザインをリニューアルしたり、問い合わせの導線を追加したりしたあとに、「問い合わせ数がすごく増えた」という話を聞いたときは、本当にうれしかったですし、やっていてよかったなと思いました。

自社開発企業のWebエンジニアは、やはり「サービスと一緒に成長できる」のが魅力だなと思います。サービスや組織を大きくして、世の中に広めながら、自分もエンジニアとしてのスキルを高めていくことができます。

あとは、それまではただ眺めたり使ったりするだけだった他社のサイトに対しても、「ここはこんな作り方をしているんだ」「こんな技術を使っているんだ」という見方ができて、学びがありますし楽しいですね。

Webサイトは 誰でも見られるので、他のWebサイトのいいところとか、参考にできることも多いです。

そのサービスを運営している会社について、もっというとビジネスについて、エンジニア視点で理解できるのはおもしろいですよね。

ふたりともそういった視点でサービスを見ていて、成長意欲を強く感じますね。

自分事として取り組むことで会社と一緒に成長できる

――ここまでのお話から、シンクロ・フードに興味を持たれた方もいると思います。お二人はどんな人と働きたいと思われますか。

お話ししてきた通り、シンクロ・フードのエンジニアチームはリモートでも相談しやすい雰囲気や環境が整っています。

ただ、新人でも個人に対して実際のサービスの開発業務が割り振られるので、当然ですがそれは自分で完遂しなければなりません。また、「できなかったら誰かにやってもらおう」と人任せな姿勢でいると、エンジニアとして成長できません。だから、新人のうちからオーナーシップと責任を持って業務に取り組める人、自分の手を動かせる人が向いているんじゃないかと思います。

シンクロ・フードのエンジニアチームは、まだまだ成長過程にあります。例えば、コーディングの文化なども成長中で、「ここはこの書き方のほうがよいのでは?」と思ったら、新人でも臆せず言ってほしいですね。

実際に私も、新卒の頃からそういった提案をしてきましたし、自分の意見を採用してもらった経験もあります。よりよくするための提案や発言を、積極的にしてくれる人が来てくれたらいいなと思います。

――最後に、エンジニアを目指している就活生のみなさんへメッセージをお願いします。

私の場合、さきほど面接対策に苦労したという話をしましたが、実際に面接で落とされてしまった経験も何度もあります。面接に苦手意識を持っている方は多いと思いますが、学校の就活課や友人、家族が相手でもいいので、面接の模擬練習はしておいたほうがよいと思います。

エンジニアになりたいという方は、スキルチェックのような技術試験は通ることが多いと思うので、もったいない落選をしないためにもぜひやってみてください。

就活は早く始めるに越したことはありませんが、研究などが忙しい人は、就活の時間を作るのも一苦労ですよね。私の場合も、就活と研究が重なったことで動き出しが遅れて、シンクロ・フードから内定をもらったのも8月頃でした。

ただ、もし就活を始めるのが遅れたとしても、研究への取り組みやプログラミングスキルを評価してくれる、よい企業は必ずあります。「入れたらどこでもいい」と諦めたりせずに、自分に合った企業を探してほしいと思います。

――今日はお忙しいなか、皆さんありがとうございました!

直接話したことはなかったというお二人。
共通している認識や考え方も多く、うなずきあっている様子も見られました。


新入社員インタビュー

採用者の目線

株式会社シンクロ・フード 管理部 人事G 小林巽さん

ここからは、前半でもご参加いただいた、同社のエンジニア採用に関わる小林さんに面接で見ているポイントなどをお聞きしました。

管理部 人事Gでエンジニア採用に携わる小林さん。

新卒は特に成長意欲と学習意欲を重視

――まず、前半でお話をお聞きした、髙木さんと深野さんの最初の印象についてお聞かせください。

髙木の場合、本人は面接が苦手だと言っていましたが、コミュニケーションが円滑で、うまく話せていたと思います。熱心にこちらの話を聞いたり、質問したりしてくれて、シンクロ・フードに強い興味を持ってくれているのが伝わってきました。

深野は、逆にコミュニケーションは大人しめの印象でしたが、最初からスキルが高くて、新卒だけど即戦力レベルという評価でした。

――お二人に限らず、paiza新卒から応募された方や、実際に入社された方の印象はいかがでしょうか。

共通して言えるのは、やはり「技術レベルが高い」ということですね。応募可能なスキルランクを設定できるのもあって、スキル面で合わない方が来られるケースはほとんどありません。

――ありがとうございます。今後はどんなエンジニアを採用したいとお考えですか。

シンクロ・フードが求める人物像の要素として、「オーナーシップ」「やり遂げる」「成長し続ける」「意思を伝える」「現状を疑う」の5つを定義しています。

もちろん、すべてが100点の人を求めているわけではありません。むしろ「どれか一つでも、自分の中に当てはまる強みがないか」を考えて、応募していただけるとよいかと思います。特にエンジニアの場合は、成長意欲や学習意欲が強い人が評価されますし、入社後も活躍していますね。直近の24卒採用でも、やはり成長意欲や学習意欲はかなり重視していて、応募してくださった方々の提出コードもしっかり見ていました。

応募者のスキルは提出コードも見て評価

――提出コードからは応募者のどんなことがわかりましたか。

コードを見ていると、つまずいたところがわかりますし、そのあと改善して解けるようになったり、ランクが上がったりしていると「ちゃんと勉強して成長できる人なんだな」ということがわかります。難しい問題にもかかわらず、短時間できれいなコードを書いて正解できている人は、高いプログラミングスキルがあると評価できますし、コードには応募者の情報が詰まっているんですよね。

――コードをしっかり見てもらえると、応募された方も嬉しいと思います。成長意欲や学習意欲は、たしかにエンジニアにとって重要な要素ですね。

シンクロ・フードは、「こうしたらもっとよくなりそう」ということはどんどん取り入れていく風土があるので、そういった意味では、常に現状を疑える力も重要ですね。

また、CTOの大久保もよく「エンジニアは落ちているものを拾う仕事」と言っているのですが、言われたことをやるだけではなく、自ら課題を探して拾いに行けるオーナーシップも重要だと思います。

――他にも技術面や志向に関して、こんな人に応募してほしいという要素はありますか。

エンジニアを目指している方は、技術が好きで、技術寄りの方が多いかと思います。もちろん、エンジニアにとって技術は非常に大事です。

ただ、特にWebサービスをはじめとした、自社サービス開発企業でのエンジニアを目指す場合は、「プログラミングができればなんでもいい」ではなく、サービスとも向き合って考えたり、提案したりできることが重要だと思います。

――ありがとうございます。ここからは、エンジニアチームの文化や労働環境などについてお聞かせください。

シンクロ・フードのエンジニアチームは、非常に自由度が高くて、先輩に相談や意見をしやすい環境が整っています。相談や質問がしやすい、雰囲気がいいという話は、新卒からも中途入社したメンバーからもよく聞きますね。人間関係のストレスがほとんどないことが、結果として開発業務に集中できる環境を作っているのだと思います。

また、さきほどもお話ししましたが、現状を疑い、効率化できることはどんどん効率化する、新しいやり方もどんどん試していくという風潮があるので、効率化が好きなエンジニアの方には最適だと思います。

――エンジニアの方から好評な制度などはありますか。

まず、「書籍購入制度」があります。以前は、ほしい本があったら申請してもらって、購入したら会社に置いておくという制度でしたが、現在はリモートワークが中心ですから、自分で購入して、個人の手元に置いておくのもOKになりました。Kindleでの購入も可能です。

オフィスの本棚には書籍がたくさん並んでいました。
環境や状況に合わせて柔軟に制度を変えているのもシンクロ・フード社の魅力。

業務時間の10%は何をしてもよい「価値創造の時間」

――エンジニアは技術書を購入することも多いかと思いますので、それはありがたいですね。

そうですね。実際に、エンジニアが一番使っている制度だと思います。

あとは、シンクロ・フードのエンジニアチームでは、「価値創造の時間」として、サービスの価値につながりそうな内容であれば、業務時間の10%は何をしてもよいことになっています。

――それはいいですね。実際にエンジニアのみなさんは、どんな取り組みに時間を使われているのでしょうか。

例えば、使ってみたいと思った技術の勉強をしているメンバーもいますし、髙木などはGitHubのAPIを利用して、Slackに通知が来るシステムを作ったりしていますよ。こういった時間を設けているのは、シンクロ・フードならではのおもしろい制度だと思います。

――最後に、この記事を読んでシンクロ・フードに興味持った方へのメッセージをお願いします。

シンクロ・フードのエンジニアチームは、まだまだ成長過程にあって、他社と比べて現状の技術レベルがすごく高いわけではありません。ただ、だからこそ新人の育成に力を入れていますし、「サービスや組織と一緒に成長していく」ことができます。

自分はもちろん、チームやサービスのレベルをもっと上げていくにはどうしたらよいかを一緒に考えていける人、自分の考えや意見を積極的に提案してみたい人は、ぜひ応募してみてください。

みなさん、ありがとうございました。

深野さんも髙木さんも、入社からリモートワークで勤務されていますが、先輩方と積極的にコミュニケーションがとれる環境で、成長を実感しながら楽しく働かれているご様子でした。

Webエンジニアを目指している方はもちろん、飲食店に興味がある方、幅広い技術を身につけてエンジニアとして成長していきたい方にはぴったりの環境だと思います。

株式会社シンクロ・フードのますますのご発展をお祈りしております。


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