就活成功者インタビュー 堀山大樹さん
自分の興味にマッチした企業に内定、
きっかけはスカウトメール
今回は、paiza新卒を利用して内定を獲得した堀山大樹さん(23歳)の取材をしてきました!
堀山さんがどうやってプログラミングと出会い、paiza新卒を使うことになったのか、そして新卒エンジニアとしての内定を獲得されるまでのお話や、就活を終えて思うこと等を語っていただきました。
第三者からのスキル評価がほしかった
――まず、堀山さんはどういったきっかけでプログラミングをするようになったのですか?
小学生の頃から「自分でゲームを作ってみたいな」と思っていまして、JavaScriptのポケットリファレンスを見てゲームプログラミングの仕方を学んだりしていました。中学生になると独学でJavaScriptとCSSを組み合わせたゲームを作ったり、高校生でJavaを使ってガラケー用のアプリを作ったりして友人に見せていました。
今思うと、自分で作ったものを人に見せびらかして、びっくりさせたいという思いが強かったですね(笑)。
――小学生から独学でJavaScriptを書いていたなんてすごい! paiza新卒は、どんなきっかけで使われるようになったのですか?
最初は2016年の7月頃にネットサーフィンをしていて見つけたんだと思います。paizaでプログラミング問題を解けばスキルチェックができると知って、やってみようと思いました。
私は理系を専攻してはいるのですが、情報系ではないので、いくら自分で「プログラミングできます」と言っても客観的な証拠がないですし、「スキルについて第三者からの評価がほしいな」と考えて、スキルチェック問題に挑戦しました。
最初は正直、「こういうサービスって、ものすごく高いスキルを持った人しか求められていないのでは?」と思っていたのですが、登録して一週間ぐらいで事務局の方からアンケートのメールが届いて、それに回答したら複数企業からスカウトが来たんですよ。「スカウトってこんなにもらえるのか!」と驚きました。
大手の就活サイトにも登録はしていたのですが、自分の経歴を入力すると、専攻に近い分野の企業ばかりをおすすめされたので、エンジニアになりたい自分は、あまり使っていませんでした。
運命を変えた1通のスカウトメール
――次に就職活動について伺います。始められたのはいつごろでしたか?
私は大学院を中退して就職することに決めたのですが、「就職しよう」と本気で決意したのが6月の半ばからなんです。
就職活動を進めて、実際に「ここに入社したい」と感じるような企業が見つけられたのは7月頃ですね。
先ほども言いましたが、私は情報系を専攻していたわけではないので、普通にエンジニアを目指して就活しても、ずっと専門的な勉強をしてきた学生には敵わないだろうなと思っていたんです。だから、本当はもっと自分で情報系の知識や技術を身につけて、資格等も取得して秋頃から本格的な就活を始めようと考えていました。
実は今の内定先は、たまたまpaiza新卒を通してスカウトメールをいただいた中で「この企業いいぞ!絶対に入社したい!」と思って応募をして、内定まで至ることができたんですが、このスカウトがなければ、まだ就活をする予定はなかったですね。
――そうだったんですね! 今の内定先はどういった点に心ひかれたのでしょうか?
映像系のミドルウエアを作っているところに強くひかれました。私は普段からインターネットに動画作品を投稿したりしていて、映像や音声に関して興味を持っていまして…。
あと、私はJavaScriptを小学生の時から触っていたのですが、JavaScriptってブラウザ間の互換性がとれていない部分もあって、その頃から互換性がない技術に不満を感じていたんですよね。それで、改めてITに関しての勉強をするようになった今、ミドルウエアという技術の存在を知って、その互換性を保ったりする役割に感銘を受けて、「こういうものがもっと早くほしかったし、自分でも開発してみたい」と考えていたんです。
内定先は、そんな自分が強く興味をひかれる二つの分野を掛け合わせたような企業ですから、スカウトメールを見たときから「絶対に入社したい」と思っていました。
先日、内定式で社員の方ともお話ししたのですが、「新人にも裁量を与えてくれる」「責任は上が負うから、若い人もやりたいようにやって構わない」という話を聞いて、新人を伸び伸び育てることを重視しているんだなと感じました。
アプリを自作していたのもアピール材料になった
――paiza新卒を使っての就職活動について、使い勝手などの感想を教えていただけますか?
私は大学院に飛び級で進学していたり、休学期間があったり、院も中退することになったりして、なんだか複雑な経歴になってしまったので、書類選考があるとそれがネックになってしまうかな?という思いがあったんですよね。
詳しい事情を説明するにしても、まずは選考に進めないとどうしようもないですから、paiza新卒から応募すれば、ES選考なしで面談できるのは、自分にとってかなりプラスになったと思います。
――最後に、これから就職活動に臨む学生たちへのアドバイスをいただければと思います。ご自分の就職活動を振り返って、やっておいてよかったと思うことはありますか?
休学経験などに関しては、ハンデになるかもしれないなとも思っていたのですが、その期間にどういうことをしていて、何を得たかを説明できるようにしていましたし、面接では嘘をつかず正直に話すようにしていました。
それから、私は休学中にJavaScriptで作ったゲームの補助ツールや、大学院で研究のためにC++で作ったツールなどもあったので、応募の際はそれらを送って見てもらったりしていました。
面接でもその自作ツールについての質問を受けたりしましたし、アピールにもなったと思いますから、それはやっておいてよかったですね。
取材を終えて
ありがとうございました。
堀山さんご自身は、情報系でないことを気にされていましたが、独学や研究で培った高いプログラミングスキルやIT技術に関する知識は、企業側からも高く評価されていました。
今後も本当にスキルの高い就活生の方が、ご自身の興味や希望に合った企業と出会えるようなサービスを作っていきたいと感じるインタビューでした。