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就活成功者インタビュー 菊池弘敏さん

大学卒業後に専門学校へ再進学
学生生活をやり直して掴んだエンジニア内定

今回は、paiza新卒を使って内定を獲得された専門学生の菊池弘敏さん(25歳)にお話を伺いました。

菊池さんはもともと大学で商学を学んでいましたが、「昔から興味があった情報系の勉強をしたい」と一念発起。卒業後に専門学校へ通い直して、プログラミングを学び、大手のエンタメ系企業からエンジニア職の内定を獲得されました。

文系の大学生だった彼が、どのような経緯で情報系の専門学校に進学することになったのでしょうか。また、就活の選考で高く評価されたポイントとは。じっくりお話をお聞きしました。

スキルチェックなら定量的な評価が受けられる

――内定おめでとうございます。菊池さんは、どんなきっかけでpaiza新卒を知ってくださったのでしょうか。

専門学校の授業でpaizaラーニングを使ったのが、最初のきっかけですね。paizaラーニングを知ってからは、動画レッスンでプログラミングを勉強したり、時間があるときにスキルチェックを受けたりするようになりました。

――学校で、paizaラーニングの「学校フリーパス」を導入していただいていたんですね。スキルチェックはどんな目的で受験されていたのでしょうか。

プログラミングの勉強は、専門学校に入学する前から少しずつ進めていたのですが、独学だと「どれくらいスキルが身についているのか」がわからないんですよね。スキルチェックを受けると、ランク判定によって自分のスキルのレベルを確認できるのがよかったです。

――スキルチェックが学習のお役に立ってよかったです! 就活を始めるときも、そのままpaiza新卒を使っていただいたんですよね。

そうですね。すでにスキルチェックでランクを獲得できていたからか、就活を始めたら、たくさんの企業からスカウトが届きまして。「自分にも、それなりのポテンシャルがあるのかな」と感じることができました。ちなみに内定先の求人も、スカウトを受けたのがきっかけで応募したんです。

――スカウトも企業を知る手段のひとつになっていたのですね。ここからは、就活を始める前のお話もお聞きしたいのですが、菊池さんがエンジニアを目指そうと思われたのはいつ頃ですか?

私は、一度大学を卒業してから今の専門学校に入学したのですが、大学時代の就活がうまくいかなかったことが一つのきっかけになっているかもしれません。というのも、大学時代はサークルやゼミなどにも参加せず、単位に必要な授業だけを最低限受けるだけの学生生活を送っていまして。就活生になっても、面接で話せるエピソードやアピールできる強みもなくて、納得のいく就活ができなかったんです。

もともと情報系や数学など、理系の分野に興味があったのに、商学部に進んだことについても、当時は後悔をしていました。

だから「もう一度やり直したい!」と考えて、興味のある情報系の専門学校に、改めて進学したんです。将来的にIT系の道に進もうということは、入学したときから考えていましたね。

――それは大きな決断でしたね。菊池さんが今回の就職活動の準備を始めたのは、どれくらいの期間ですか?

就活を意識し始めたのは、1年の夏頃ですね。まず、卒業展示会で展示する成果物を作ることになったので、リーダーに立候補して、積極的にチーム開発に取り組むようにしました。大学時代の反省があったので、まずは就活でアピールできそうなエピソードを作りたかったんです。

――なるほど。チーム開発の経験やリーダー経験があると、就活でも強みをアピールしやすいですね。

実際に、面接ではこの経験に関するエピソードをよく話していました。特に私は、上級生もいるチームでリーダーをしていたので、彼らとどうやってコミュニケーションをとっていたかという話は、面接官の方からのリアクションもよかったと思います。

――それは菊池さんのよさがよく伝わるエピソードですね! 大学生のときにも一度就活をご経験されているということですが、大学時代と専門学校時代で、就活に違いは感じられましたか。

一番違いを感じたのは、エンジニア求人の面接では「どんなものを作ったのか見せて」と言われるということです。

大学時代は、エンジニア職には応募していなくて、採用選考といえば面接の場がメインでした。だから当時は、アピールになるエピソードを用意して、それをいかにうまく話せるかが重要だったんです。

でも、今回の就活では、とにかく「成果物を見せて」と言われる機会が非常に多くありました。面接でうまく話せたらOKではなくて、実際に自分で作ってきたものが求められるわけですから、ごまかしがきかないなと感じました。私の場合は、先ほどもお話ししたような展示会用の成果物や、授業で作ったものや自分で個人開発したものなどもあったので、それらをお見せしていました。

――なるほど。開発経験が就活対策にもなっていたのですね。

そうですね。自分から積極的に取り組んできたエピソードと、見せられる成果物があったことで、大学時代よりもスムーズに就活を進められましたし、複数の企業から内定をいただくことができました。

――それはよかったです! いくつか内定を獲得された中で、現在の内定先への入社を決めた理由はなんだったのでしょうか?

まずは、多角的にいろいろな事業を展開している大手企業だったので、入社したらいろいろなプロダクトや技術に触れられそうだなと感じたからです。あとは、これは大企業ならではかもしれませんが、初任給が高かったのも決め手になりました。収入があれば、自分が興味を感じる分野の勉強にも手を出しやすいですよね。

――たしかに、収入も大事なポイントですよね。就活を終えられて、最近はどんなことをされているのですか?

すでに学校の授業はひと段落していて、最近は好きなゲームをしたり、卒業制作の展示の準備を進めたりしています。

――将来的には、どのようなエンジニアになりたいとお考えですか。

私は、ずっと情報系の勉強をしてきた人と比べたら、エンジニアとしてのスキルはそれほど高くはないでしょう。でも、逆に言えば文系の大学を出たからこそ、文理両方の理解があることが、私の強みだと思います。今後はこの強みを生かして、上流工程を担当したり、現場とエンジニアリングをつないだりできる人材になれたらと考えています。

――最後に、これからエンジニアを目指して就活を始める後輩のみなさんにメッセージをお願いします。

繰り返しになりますが、エンジニアを目指すのであれば、選考で「作ったものを見せてください」と言われることが非常に多いです。授業の一貫でも、プライベートでの個人開発でもよいので、何か見せられる成果物を作っておくと、自分のスキルややる気をアピールしやすいと思います。

取材を終えて

ありがとうございました。

一度大学を卒業されてから、情報系の専門学校に再度進学された菊池さん。大学時代の反省を生かして、興味のある分野で積極的に身につけたスキルと、コミュニケーションをとりながらチーム開発をリードする姿勢が功を奏し、大手企業での内定獲得に至ったのだと思います。納得のいく企業選びのお手伝いができて、paiza新卒としてもうれしく思います。

paiza新卒はITエンジニア職専門の就活情報サービスで、IT企業の採用活動に合わせて求人情報を日々更新しております。「インターンシップって参加したほうがいいのかな」と検討中の方に向けたインターン求人も掲載しておりますので、ぜひチェックしてみてください。

菊池さんのこれからのご活躍をお祈りしております!

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