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就活成功者インタビュー 石田隼也さん

就活期間はわずか3カ月。
「解禁」前の2月に内定獲得できた理由とは

今回はpaiza新卒を使って内定を獲得した大学4年生の石田隼也さん(21歳)にお話を伺いました。

3年の夏からインターンに参加するなど動き出してはいたものの、「当時は進学の気持ちのほうが強く、本気で就職活動をしていたわけではなかった」という石田さん。しかし、冬に進学をやめて本格的に就活モードに入ると、わずか3カ月で広告プラットフォームビジネスの大手企業に内定。大学卒業まで1年以上を残した大学3年の2月に就活を終えました。

彼が短期間で内定を勝ち取れた秘けつとは? そして就活生に伝えたいこととは? 包み隠さず語っていただきました。

最初は進学志望も、大学3年の冬に就職を決心

――まずは内定獲得おめでとうございます。周りと比べてもかなり早いのではないですか?

そうでもないです。自分の周りで就職を決めていた人はもっと動き出しが早くて、内定獲得も早かったですよ。インターン(シップ)からの流れなどで決まる人が多かったですね。早い人だと昨年の10月くらいから、他の人でも11月、12月には決まり始めていました。周りで内定が出たのは私が最後だったと思います。

――それはすごいですね…。それだけ周りの意識が高いと、かなり出遅れたと思ったんじゃないですか?

私も3年の夏ごろからまったく動いていなかったわけではないのですが、当時はどちらかというと進学したい気持ちのほうが強かったんです。インターンも「応募できるのだし、せっかくだからやっておこうかな」くらいのノリでした。説明会や面接も、応募してはいたものの、「どういう会社なのかを調べてみて、いい会社ならそのまま応募してみようかな」くらいにしか思っていなかったです。そのころはまだ具体的な就活対策をしていませんでしたし、焦りもなかったですね。

本格的になんとかしなければと思ったのは、3年の11月くらい。進学せず就職すると決めてからです。さまざまな会社のお話を聞く中で、今後大学院に進んだからといって、今回見てきた企業とは大きく違う業種の企業には応募しないだろうなと気付いたんです。そして、それなら早く就職して現場で実践的なスキルを身につけたほうがいいんじゃないかな、と考えるようになって。大学院に進む意味を見出せなくなり、就職しようと決めました。

就職しようと決めた時点では、エンジニアでキャリアをスタートさせたいとは思っていましたが、きちんと決めていたことはそれくらいです。残りは冬以降に一気に対策を始めましたね。

――実際にはどういう対策をして就活に臨んでいったのでしょうか?

たとえば、それまでは自己分析もろくにしていないくらいだったので、まずは自分の長所や短所を知るといった基礎的なことから始めました。ほかにも、Webテスト対策などもやりましたね。

そして、一番力を入れたのが「自分がエンジニアとしてやりたいことは何なのか」「将来、どういうキャリアプランや目標をもって仕事をしていきたいか」を明確に決めることです。それをはっきりさせてから企業選びを始めました。面接でも聞かれる機会が多く、そこで迷うことなくきちんと答えられたので、それも企業から評価していただけた理由の一つかなと思っています。

石田さんの就活データ(18卒採用)
応募した会社数 10社(選考辞退した数含む)
内定した会社数 1社
就活を始めた時期 2016年の11月
就活を終えた時期 2017年の2月

企業を選ぶ軸は「自分で何かを作れる環境」

――「エンジニアとしてやりたいこと」は何だったのか、詳しく教えていただけますか。

エンジニアとしてプログラミングを使って仕事をすることも大事ですが、それ以上に、自分から考え、動いて、何かを作っていける仕事をしたいと考えていました。サービスやプロダクトなど、企画にもかかわりつつ自分で作っていけるような環境、新しいことにチャレンジできる環境を求めて企業選びをしていきました。

――応募前や選考中、業界や企業の研究はどれくらいしていましたか?

かなりやりました。本格的に就活を始めてからは、きちんと調べてから選考を受けたかったので、同時に応募する企業は基本的に1社、最大でも2社に絞っていました。応募までにも調べますが、選考が進めばさらに深く調べて選考に臨んでいました。最終面接まで進んだ企業では、その企業の将来性や今後の展望について自分なりに調べ上げて、その推論のもと、その中で自分がどうやってキャリアを築いていきたいのかを説明するようにしていました。

面接を重ねるたびに質問への受け答えも整ってきて、就活の終盤では選考で落ちることはほとんどなくなっていきました。

――かなりしっかりとした対策をされていたんですね。3カ月でそこまでできるのは素晴らしいです。そして、石田さんは最終的に広告プラットフォームビジネスを手がける企業への入社を決められました。IT系の企業の中から、広告業界を志望した理由と、その企業に決めた理由を教えてください。

技術を使う仕事に就きたいという思いから業界を絞っていきましたが、その中でもアドテク(ノロジー)は、技術的なこと以上にビジネスとしての将来性にひかれた部分が大きかったですね。昨年の夏から企業を見ていく中で知り、詳しく調べていくうち、次第に志望度が上がっていきました。

最終的にその企業に入社したいと思った理由は、大手でありながら完成しきった企業という印象がなく、これから先も成長し続けていきそうだと感じたからです。企業とともに自分も成長できる環境だと思えました。

内定先の会社を知ったのは小学生の頃。アフィリエイトブログをやっていて、サービスを使っていたそう。
「その会社に内定することになるなんて、運命を感じましたね」

高専時代からのpaizaユーザー

――今回の就活ではpaiza新卒を使っていただきました。paizaを知ったきっかけを教えてください。

最初に知ったのは高専の在学中、大学に入る前です。プログラミングコンテストの対策をしていて、学習する中で知りました。当時はpaizaが転職のサービスをやっていることも知らなくて、新卒向けの就職サービスも始まっていなかったので、スキルチェックを使っていたくらいです。何度か使ったあと、しばらく離れていた時期もありました。

その後、新卒向けのサービスを始めると知り、さらにそれまでにとっていたスキルランクが就活に使えると聞き、それならばとpaiza新卒を使い始めました。

――他の求人媒体も使われていましたか?

できればスーツを着て集団面接を受けるような型にはまった就活はしたくないなと思っていたので、大手のサイトは使っていませんでした。paiza以外で使っていたのは逆求人系の媒体が多かったです。

――他の媒体と比べて、paiza新卒の印象はどうでしたか?

自分のスキルレベルでどんな企業に応募できるかが一目瞭然で、それはとてもよかったです。それにエントリーシート(ES)の選考をスキップして面接まで進めるシステムはとても使いやすいと感じました。提出したコードを直接企業に見てもらえるのもうれしかったです。

それに、先ほども言った通りスーツを着るような形式ばった就活をしたくないとも思っていたこともあり、カジュアル面談などのシステムがあるpaizaは使い勝手が良かったです。

悔いのない就活をするために「早く動いて」

――高専時代にpaizaを使い始めたとのことでしたが、プログラミングを始めたのも高専からですか?

いえ、中学生のころからC言語を触り始めていました。当時は周りにプログラミングをやっている人がまったくおらず、完全に独学で勉強していたので大変でしたね。その後、高専に入ってからは勉強する言語も増え、今ではPHPやPythonも使っています。さらに、入社後にはJavaを使って仕事をするため、その勉強も始めています。

――プログラミングの勉強で意識していたことはありますか?

入門書を読んで、paizaのようなコーディングチェックを受けるまでで終わらず、何かを作ってみることが大切ですね。私は高専時代から、時間を見つけては簡単なアプリケーションを作るようにしていました。ポートフォリオも早い段階で作っていたので、就活中はそれをブラッシュアップし続けながら面接を受けていました。

――最後に、就活生や来年以降就活に挑む学生の方にアドバイスをお願いします。

就活は、動くのが早ければ早いほどいいです。3月の選考解禁から動けばいいか、と思っているようでは遅いです。自分自身、もっと早くから動いておけばよかったと思っています。3年の夏には何社かのインターンに参加しておくべきでしたし、ポートフォリオも早くからしっかり整えておくべきでした。周りを見ていると、必ずしも技術力が抜群でなくても、早くからしっかりと対策をして志望する企業の内定を勝ち取った人も多くいましたから。

これから就活に臨む人も、早めに動いて悔いのない就活をしてほしいと思います。

お時間をいただきありがとうございました。これからのご活躍をお祈りしています!

取材を終えて

ありがとうございました。

「スーツを着て、形式ばった就活はしたくなかった」という石田さん。ES選考なしのシステムやカジュアル面談など、paiza新卒は石田さんと非常に相性がいいサービスだったのではないかと思います。彼のように、旧来からの就活スタイルにとらわれず、あくまで自分のスキルを使って企業選びをしたい方には、paiza新卒は特におすすめできるサービスです。

今後の石田さんのご活躍とさらなる飛躍を心よりお祈りしております。

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