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就活成功者インタビュー 小野純平さん

paiza新卒ならスキルを見てもらえた
 非情報系からWebエンジニアに内定

今回はpaiza新卒を使って内定を獲得された大学院生の小野純平さん(24歳)にお話を伺いました。

大学院での専攻は化学系で、プログラミングの多くは独学で学んだ小野さん。「情報系出身ではないことで選考ではいろいろと苦労した」といいます。そんな中でわずか3カ月足らずで人材サービスを手がけるWeb系企業に内定。非IT系のメーカーの選考を受ける周りを横目に、一足早く就職活動を終えました。

情報系出身者ではなかった彼が、エンジニア職選考で高く評価された理由とはなんだったのでしょうか。そして、彼が就活生たちに伝えたいこととは? じっくりお話を聞いてきました。

スキルランクを上げたらたくさんのスカウトメールが

――内定おめでとうございます。今回の就職活動ではpaiza新卒を含めてどういう求人媒体を使われましたか?

paiza新卒からの応募が多かったですが、他にもスカウト型の媒体を使ったり、逆求人系のイベントに参加したりしていました。大手の求人媒体も一応使いましたが、気になる掲載企業が一社あって、そこへ応募するために登録しただけで、それ以外はほぼ使いませんでした。

――paiza新卒をメインで使っていただけたようでありがとうございます。paizaを知ったきっかけは何だったのでしょうか?

初めはTwitterを見ていたときに、paizaのプログラミングゲームの広告が出ているのを見て知りましたよ。ちょうどプログラミングの勉強に力を入れている時期だったので、スキルチェックや学習系のサービスをよく使っていましたね。就職にも使えるサービスと書いてあったので、いずれは就活でも使おうと思いながらスキルアップをしていました。

――実際に就職活動でpaiza新卒を使ってみて、使い勝手などはいかがでしたか?

スキルランクをAまで上げたところ、とても多くの企業からスカウトメールをいただきました。企業からスキルを見てもらえるシステムはよかったですね。自分は専攻が化学で、情報系出身ではなかったので、書類で選考されると分が悪かったと思います。

小野さんの就活データ(18卒採用)
応募した会社数 8~9社
内定した会社数 1社
就活を始めた時期 2016年の11月
就活を終えた時期 2017年の2月

新しい技術に理解のある会社へ行きたかった

――最終的に人材サービスを手がける企業から内定を獲得されましたが、企業選びの軸はなんでしたか?

Webの自社サービスをやっている企業であれば、あまり幅を狭めずに応募していました。特にこだわったのは、新しい技術に理解があるか、スキルが高いエンジニアが多くいるか、そして職場の雰囲気がよさそうかですね。将来はエンジニアとしてスペシャリストを目指したいと考えているので、それを実現しやすそうな環境で働きたいと考えていました。就活ではこの条件を満たしていると思える企業に何社か出会うことができ、その中の1社とご縁があって入社を決めました。

――就職活動をするにあたって、対策をしたことがあれば教えてください。

paizaなどを使って競技プログラミングのような問題に慣れておくことはしていました。

あとは就活のためにやっていたわけではないのですが、趣味でアプリをいくつか作っていて、それがとても役立ちました。アウトプットがあると面接でも話題になって、それを起点にして自分のスキルを伝えることができましたから。

また、ある会社でインターン(シップ)をしていて、そこでの経験も生きました。企画から学習アプリの制作に取り組んだり、SNSを使ったプロモーション活動にかかわったりと、エンジニアの仕事にとどまらない経験をさせていただけたので、選考の際に武器になったと思います。

大学4年生のときにも何社かの採用試験を受けていたそう。「半分勉強と思って応募しました。スキルなど、当時の自分に足りていないものが分かったので、今回の就活で生きたと思っています」

内定が勝ち取れた理由は「アウトプット」

――対策も含めて、就職活動をかなり上手にクリアしたのではないかという印象なのですが、振り返ってみてどう感じますか?

結果的に内定をいただけましたが、多くの企業では選考を突破できなかったのもあって、順調にいったという感じはしないですね。さきほども言った通り、自分は情報系出身ではなかったため、それで苦労することも多かったです。面接で「情報系出身じゃないし、そんなに志望度が高くないのではないか」と面接官に勘繰られることもありましたし、プログラミング以外の情報科学に関する基礎知識が足りず、テストでいい結果が出ないこともありました。実力不足だなと思うことが多かったですね。

――その中で、内定までたどり着けた理由は何だったと思いますか?

やはりアウトプットがしっかりしていたのが大きかったんだと思います。アプリやサービスを通して、自分のスキルや志向を見ていただけましたから。

汎用性のあるプロダクトを作っておくと役立つ

――日々の勉強について伺います。プログラミングのスキルを高めるために、日々やっていることはありますか。

アプリを作るのが趣味なのでそれが大きいですが、作るだけでなく、ライブラリの中身を読むといったこともしています。Swiftをよく使っているので、その勉強の時間が多いですね。

――来春の入社まで時間がありますが、何かやろうと思っていることはありますか?

アプリを作るのはこれからも続けていきたいです。あとは当たり前ですが大学院での研究をしっかりと進められたらと思っています。

――最後に、これから就職活動に臨む人たちに向けて、アドバイスをいただけますか。

自分はアウトプットがきちんとしていたから内定がいただけたと思っています。エンジニア職に応募するのであれば、何か他の人にアピールできるものを作っておくことをおすすめします。そして、ただ作るだけでなく、スマホ用のアプリであってもWebサービスであっても、きちんとリリースまでもっていくことが大事です。これは反省でもあるのですが、自分で使うためだけに作ったニッチなものだと、面接で相手に理解してもらいにくくアピールが難しいです。ある程度は汎用性のあるものを作っておいたほうがいいと思います。

お時間をいただきありがとうございました。これからのご活躍をお祈りしています!

取材を終えて

ありがとうございました。

「順調にいったという感じはしない」と語りながらも、わずか3カ月足らずで就職活動を終えた小野さん。彼の大きなアピールポイントは日頃から作っていた数々のアプリやサービスでした。たとえ情報系出身ではなくても、アウトプットをきちんとしていれば、自分のスキルをアピールできる――。小野さんはそれを実際に示した好例ではないでしょうか。

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