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企業インタビュー

【イベントレポート】24卒秋の会社説明会イベント
パート2:WHI・MUFGが登壇

2022年10月、新卒採用サービス「paiza新卒」では注目企業4社の人事・現役エンジニアをお呼びして、24卒学生向けに秋の合同説明会オンラインイベントを開催しました。

この記事では登壇の模様をレポートします。(参加企業:Works Human Intelligence/三菱UFJ銀行)

3社目: Works Human Intelligence

お話しいただいた方

鳥居 真之介さん:人事・採用担当。5年間エンジニアとして従事し、1月よりエンジニア採用担当
荻島 弘樹さん:2021年入社。SRE Dept所属エンジニア。社会学部出身
久保尻 裕貴さん:2021年入社。CIM Dept所属エンジニア。法学部出身

Works Human Intelligenceの事業概要

Works Human Intelligence(以下、WHI)は、大手企業に広く支持されている統合人事システム『COMPANY(カンパニー)』を提供しています。

「COMPANYが誕生した26年前、日本はITを活用して世界と戦えるようにとIT投資をし始めましたが、膨大なコストをバックオフィスに投資していました。しかし、ITを活用しきれているとはいえず、世界的に見ても情報投資効率が悪い状況でした。

そこで、日本の素晴らしい製品や技術を持つ企業たちが再び世界で戦えるように企業の情報を一元管理することができるパッケージシステム『COMPANY』を開発しました。現在では従業員数が数千名から数万名の規模の大手企業様に採用いただいており、ERP市場人事・給与業務分野シェアNo.1※を獲得しています。WHIはこの基盤をもとに、企業理念である「はたらく」を楽しくすることを目指し、ビジネスパーソンを取り巻く様々な社会課題の解消に取り組んでいます。」(鳥居さん)

※2020年度 ERP市場 - 人事・給与業務分野:ベンダー別売上金額シェア 出典:ITR「ITR Market View:ERP市場2022」

企業としてやるべきことだけではなく、やりたいことの実現に寄与していきたいとWHIは考えています。またそういった社会を実現するためには、まずは自分たちが「はたらく」を楽しんでいることを体現すべきという考えから、WHIではフレックスタイムやテレワークの導入はもちろん、その他の社内制度もとても充実しているそうです。

「エンジニアの成長にも力を入れています。エンジニアとしてキャリアの幅を広げたい、会社で働きつつも自分の技術力を上げたいという方にはぴったりだと思います。」(鳥居さん)

WHIの魅力とは

登壇いただいた荻島さん、久保尻さんは文系出身であり、開発経験はなかったそうです。入社時のプログラミングの研修でエンジニア職に魅力を感じて開発部署を希望したとのことです。

「うちの開発部署は、比較的年齢が若い方が多いので、コミュニケーションの障壁が低いところは魅力のひとつだと思います。もちろんわからないことがあったときに積極的にフォローしていただけますし、向上心のある方が多いので、独自の勉強会があったりとキャッチアップしやすい環境なのかなと思っています。あとは資格の取得支援があり、積極的に資格を取りながらキャリアアップを図れるところは魅力なのではと思っています。」(荻島さん)

資格取得の支援制度では、取得にかかった受験料をWHIで負担してくれるそうで、これから入社する学生にとって魅力的ですね。

「新しい技術に取り組むことに会社としてすごく力を入れていますし、サポートしています。特に、AWSの資格には多くの社員がチャレンジしており、資格取得の支援制度を積極的に利用しています。」(鳥居さん)

「開発経験もない中で、開発部署に飛び込みました。不安もありましたがとても周りに聞きやすい雰囲気があって魅力的だと思っています。また、優秀な方が多くて、価値観や学習意欲に非常に刺激を受けています。部署の先輩に追い付け追い越せといった感じで、日々頑張っていこうという気持ちにさせてもらっています。

あとはワークライフバランスが取りやすいところも魅力のひとつです。有休も取得しやすい環境なので、仕事とリフレッシュを両立して、日々楽しく仕事をできているなと思っています。」(久保尻さん)

荻島さんは朝型で、朝ジムに行ってから8時半ぐらいに業務を開始して、資格勉強などをしつつ、10時以降は開発業務やミーティングをして19時ぐらいに仕事を終えるそうです。自分のライフスタイルに合った働き方ができるのも魅力的ですね。

新卒に求められるものは

学生にとって気になるのはやはり求められる「技術力」のレベルですが、WHIでは技術力よりも技術に対する興味・関心が大事だといいます。

「最初の自分と一緒で、技術力に不安がある状態で配属される方も多いので、技術力よりは技術に対する興味を持って、そこに対してある程度努力できれば成長できると思います。貪欲な好奇心みたいなものを持ってることが一番大事なんじゃないかなと思っています。」(荻島さん)

「問題解決をしたいという意欲があるといいなと思っています。技術は後から勉強するので、根っこの部分で開発を通して問題解決していきたいという人に、ぜひ来ていただきたいなと思ってます。」(久保尻さん)

「技術に対して『関心をもつことができるかどうか』を重視する社員がほとんどです。技術力ももちろん重要ですが、それ以上に、AWSクラウドの新しいサービスが出たときに、「これをこういうふうに使ったら、もっと早くできる」とか「もっと安くできる」など、そういった基準でワクワクできる人をWHIでは求めています。そういった方は成長が早いし、活躍できると個人的にも思うので、ぜひ覚えておいていただけるとうれしいです。」(鳥居さん)


paizaからみたWorks Human Intelligenceの魅力
・文理、プログラミングの経験関係なく、技術に対する興味・関心や向上心があればエンジニアとして成長・活躍できる。会社としても成長のサポートをしている。
・顧客企業だけでなく、自社の社員が「『はたらく』を楽しく」できるような社内制度が充実している。
・自分のライフスタイルに合わせた働き方ができる。

4社目:三菱UFJ銀行

お話しいただいた方

河野 友紀子さん:人事・採用担当。情報系のエンジニアとして入行し、現在は採用担当
 

三菱UFJ銀行の事業概要

言わずと知れた3大メガバンクのひとつである三菱UFJ銀行ですが、IT部門にはあまりなじみがないかもしれません。銀行のIT部門ならではの魅力をご紹介いただきました。

「銀行は社会経済に不可欠な社会インフラのひとつであると言えると思っています。銀行三大業務と呼ばれているのが預金と貸出と決済です。銀行はお金を円滑に循環させて経済を発展させるという役割を従来から担ってきました。こうした銀行の三大業務を提供するだけでも様々なITテクノロジーの力が必要になります。」(河野さん)

「当行は企業変革に向けた取り組みということで、『変革の3年』と位置づけています。どんなところに力を入れていくかをキーワードで表現しているんですが、一番初めに『デジタル』という言葉が出てきます。銀行なのでデジタルはちょっと珍しいと思われるかもしれませんが、『金融・デジタルプラットフォーマーをめざす』ことを掲げており、非常に力を入れています。」(河野さん)

法人向けのAIを活用したオンラインレンディング(オンライン融資)、他社と共同事業である資産を形成する総合サポートサービスなど、具体的なプロジェクトでわかりやすく説明していただきました。

「事業会社のIT部門ということで、もしかしたら企画だけして開発はビジネスパートナーさんにお願いしているというイメージがあるかもしれません。しかし、我々は結構ユニークで、企画から開発まで全体的に行員が担当しているのが特徴的です。」(河野さん)

銀行システムも身近なところではATMやスマートフォンアプリぐらいしか思いつきませんが、実は1,000個以上も持っているとのこと!

「IT部門はこのたくさんのシステムを安定的に稼働させながら、新しいシステムを構築していったり、既存のシステムに機能を追加していったり、そういったプロジェクトを多数動かしています。」(河野さん)

三菱UFJ銀行での働き方

業務もプロジェクトも多岐にわたりますが、エンジニアとして入社後はどのように働くのでしょうか。

「IT部門へ入っていただいた後のキャリアイメージですが、若手のうちはしっかりものづくりエンジニアとして手を動かしていただき、開発の中規模案件ぐらいは自分で最初から最後までできるようになることを目指していただきます。

その先は企画領域に行ったり、最先端技術を活用したり、大きなプロジェクトのマネージャーになったりと、それぞれのプロフェッショナルになっていくことになります。金融とIT・テクノロジーの掛け算をして、プロフェッショナルとしていろいろなフィールドで活躍できることになります。」(河野さん)

河野さんご自身も、データ領域でリスク管理や収益管理のシステムを担当されていたそうです。リーマンショックを機にメガバンクに課せられたBasel規制(銀行の自己資本比率規制のこと)の管理システムの構築などの具体的なプロジェクトを例にていねいに仕事を説明してくださいました。

「銀行にはいろいろなシステムがあります。リスク管理のシステムもあれば、銀行三大業務を実現するためのシステムだけでも本当にたくさんあるんですけど、しっかりリスク管理できているからこそ健全な経営ができて、それをもとに様々な取引がされています。

経済を支えてるところに社会貢献を感じていましたし、金融知識も当然必要で、システム化していく過程で金融ITについて誰よりも詳しくなることができたと思います。あとは海外の情報も必要だったので、現地の人とのコミュニケーションも貴重な機会だったと思います。」(河野さん)

通常イメージするエンジニアの技術的なスキル以外もかなり身につくのがわかります。

「金融とITの実務レベルの知識をしっかりつけられるだけでなく、管理・プロジェクトマネジメントスキルはリーダーとして絶対に必要になりますので、全体を俯瞰する力はついたと思います。

やはりプロジェクトは1人ではできなくて、何十人、多いときは何百人をまとめていかないといけないので、どのようにコミュニケーションをとるとよいかを考える力もつけられました。あとはシステム化は非常に論理的に進めていかないといけないので、ロジカルシンキングの力もついたと思います。」(河野さん)

入行してから自分の興味が変わっていった気がするという河野さん。

働いていくうちにビジネスのほうに興味を持ったり、また技術のほうに興味が向いたりしてもいろいろなキャリアを歩めるので、可能性が広がります。

最後に、学生が気になりそうなポイントも説明してくださいました。

「システム・デジタルの力は皆さんも認識されている通り、重要性はどこの領域でも同じで、説明会とかに行ってもDXやITという言葉は絶対に出てくると思います。その中でも銀行は本当に裏でインフラを支えていまして、これを支えている業務がITになります。当行もこの領域に非常に力を入れていますので、こういった仕事がしたい方をお待ちしております。」(河野さん)


paizaからみた三菱UFJ銀行の魅力
・社会経済に不可欠なインフラである銀行のシステムに関わることができる。
・IT知識だけでなく金融知識などさまざまな知識を身につけられる。
・ビジネスや企画などにも関わることができ、将来のキャリアが広がる。

paizaでは上記2社含め、24卒向けの本選考求人を公開しております。ご興味がある方はぜひ求人票をチェックしてみてください。

今回のイベントが学生と企業のいいご縁のきっかけとなることを祈っております。



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