就活成功者インタビュー 藤村 小春さん
ビジネス職の内定を辞退して就活再開
希望通りの求人を紹介してもらえるから自分に合う企業と出会えた
今回は、paiza新卒を使って内定を獲得された藤村 小春さん(24歳)にお話を伺いました。
もともとビジネス職での内定を獲得されていた藤村さんですが、修士2年生の11月からエンジニア職を目指しての就活を開始し、paizaを使って株式会社ナビタイムジャパンの内定を獲得されました。
一度は内定を獲得されて就活を終えていた藤村さんが、あらためてエンジニアを目指すことになった理由はなんだったのでしょうか。また、paizaを使ったどのような就活の進め方がエンジニア職での内定獲得につながったのか、お話をお聞きしました。
ビジネス職内定から一転、エンジニア職へ
――内定おめでとうございます。まず就活についてお聞きしたいのですが、藤村さんはもともとビジネス職での内定を獲得されていたのですよね。
そうですね。情報系の勉強をしていたわけではなかったので、最初はエンジニア求人への応募は考えていませんでした。修士1年の5月ごろから説明会などへの参加を始めたのですが、ビジネス職を募集している企業ばかり見ていました。それで2月ごろにフィンテック系の企業から内定をいただき、いったん就活を終えました。
――そこから、なぜあらためてエンジニア職を目指すことになったのでしょうか。
就活を終えてからサークルの先輩に誘われて、スタートアップ企業で営業職の長期インターンを始めたんです。そこでエンジニアのみなさんが、ユーザーのことを考えながら話し合いを通して出た案をものづくりに落とし込んでいる姿を見て「私もこんなふうにユーザーに価値を届けられる仕事がしたい」と感じるようになりました。
――実際にエンジニアの人たちと一緒に働いたことで、興味を持たれたんですね。
業務内容もそうですし、手に職をつけられる点もいいなと思いました。インターン先では一部リモートで働いている人もいて、エンジニア職なら将来的には場所に縛られない働き方ができそうなところも魅力に感じました。
――インターン先では、エンジニアの業務も体験されたのでしょうか。
GASを使った社内ツールの開発に携わることができたので、そこで「開発って楽しいな、これを仕事にしたいな」と思えたことも、エンジニアを目指すきっかけになったかもしれません。
――そうなんですね。paizaはどのようなきっかけで知っていただいたのでしょうか。
プログラミングの基礎を学んだり競技プログラミングに挑戦したりしていたときに、友人から「競プロの練習にもなって、ランクも獲得できておもしろいよ」と紹介されたのがきっかけですね。修士2年の11月ごろからエンジニア職の就活を始めたときも、paiza新卒をメインに使いながら就活を進めていきました。
キャリアアドバイザーと本音で話して出会えた内定先
――ありがとうございます。エンジニア職の就活は、どのように進めていったのですか。
私の場合、未経験OK・新人研修が充実している・自社開発である・できれば知名度もある企業という条件で応募先を探していました。事務局の方にそれを伝えたところ、条件に合う求人をどんどん紹介してくれたので、そこに応募をしていって、選考を進めていきました。おかげで、自分で調べるだけでは見つけられないような企業にも出会えたと思います。
――paiza新卒がお役に立てたようでよかったです!ほかにも、paiza新卒を使った就活でよかったところなどがあれば教えていただけますでしょうか。
paiza新卒のキャリアアドバイザーの方と電話でお話しして、「どのようなエンジニアになりたいのか」を深掘りしてもらえたので、一人で考えるよりも深く自己分析ができたと思います。
あとはpaiza新卒が企業との間に立ってくれて、選考の前後にはアドバイスなどももらえるので、一般的な就活よりもストレスなく進められた気がします。
――最終的に株式会社ナビタイムジャパンの内定を獲得されましたが、承諾された決め手はなんだったのでしょうか?
さきほどお話しした条件に合っているのはもちろん、選考の中で人事や先輩社員とお話しして、自分のなりたいエンジニア像が会社とあっていると感じられたからです。あとは、新入社員研修の内容が充実しているというのも決め手になりましたね。
インターン先での開発経験が強みに
――就活について、これをやっておいてよかったなと思うことはありますか。
やはり、インターンでのGASを使った開発という実務経験が少しでもあったことですね。企業側も「この人が本当にエンジニアとしてやっていけるのか」「エンジニアの仕事についてわかっているのか」という点は懸念していると思うので、経験談や実際にやってみて楽しかったという話ができてよかったです。
これからエンジニアを目指して就活を始める人も、インターンや独学でのアプリ開発などを経験しておくとよいかと思います。
――逆に就活をしていて苦労したことや、大変だったことはありましたか。
業界やプロダクトの種類などを問わずに応募していたので、志望動機を考えるのに最初は苦労しました。会社のことを知っていく中で、自分がどこに興味があるか、自分がどのように貢献したいかを考えて志望動機に落とし込んでいきました。
――これからどのようなエンジニアになりたいと思われますか。
ユーザーが本質的に求めているものを考えて、仮説検証から企画・開発・運用まで、一連の流れを実現できるエンジニアになりたいです。
――最後に、これからエンジニア職を目指して就活を始める後輩のみなさんになにかメッセージをお願いいたします。
未経験からでも、エンジニアになることはできます。ただ学生時代の開発経験は、就活だけでなく入社して実務が始まってからも自分自身の助けになると思います。ぜひ開発を楽しみながら、がんばってください!
取材を終えて
ありがとうございました。
ビジネス職での内定を獲得されていたにもかかわらず、インターン先での経験を通してエンジニア職に転向された藤村さん。経験にもとづいた明確なキャリアイメージがあったおかげで、卒業間近の就活再開にもかかわらず、早期での内定獲得に至ったのだと思います。
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藤村さんのこれからのご活躍をお祈りしております。