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技術以外で失敗しないための面接対策リファレンス

Part4-5仕事力をアピールするための対策と面接での注意点!

仕事力をアピールするための対策と面接での注意点!
よくある転職ご相談
「論理的思考が足りない」という理由でお見送りになってしまいます。
どうやって対策したらよいでしょうか?

仕事力を構成する5つの要素

特に自社サービス系のエンジニアには、技術力に加えて仕事力が求められるケースが増えています。仕事力を5つのポイントにわけ、それぞれのNGになる傾向と対策を押さえていきましょう。

ポイント1論理的思考
質問の意図をしっかり理解したうえで、筋道を立てた分かりやすい説明ができれば、「論理的思考力のある人」と評価されます。逆に、何度も的外れな受け答えをしたり、話が脱線したりすると、「論理的に思考できない人」と思われてしまいます。3つのポイントを押さえて対策しましょう。
【こんな人は要注意!】
  • ✔ とにかく自分の考えていることを話そうとする人
  • ✔ 結論から話せない人
  • ✔ 説明が端的な人
傾向1
とにかく自分の考えていることを話そうとする人
NG理由
もちろん、自分の考えを伝えるのは大事なことです。ただ、「自分が言いたいことを言う」だけでは、面接官の質問の意図からズレた答えになってしまうことがよくあります。あなたがいくらよい考えを持っていたとしても、面接官の意図とズレた話をしていると「質問の答えになってないな」「論理的な思考ができない人なんだな」などと思われてしまいます。

まずは「質問の意図」を把握しましょう

面接官からの質問には、必ず意図があります。例えば、「面接では自分をよく見せなきゃ」と意気込んで、どんな質問の答えも自己アピールにつなげようとする人がいます。しかし、そうすると質問によっては、面接官の意図と受け答えの論点がズレてしまいます。また、「簡単に説明してください」と言われているのに長々と説明したり、「はい」か「いいえ」を聞かれている質問に全然違う答え方をしたりするのも、「論理的に考えて話せない人なんだな」と思われてしまいます。面接官が何を聞きたいと思ってその質問をしているのか、「質問の意図」を把握して答えるように心がけましょう。
傾向2
結論から話せない人
NG理由
よく「面接では結論から話しましょう」と言われますよね。これは、結論は最後に話すよりも先に話したほうが、聞き手にとって理解しやすいからです。「論理的に考えられる人だな」と思ってもらうには、「初対面の面接官でも理解しやすいように話す」ことが重要です。面接官に「話がわかりにくかった」「何度も論点がズレていた」と思われてしまうと、「論理的思考力のない人」という印象になります。

「それを一言で言うと?」と常に自分に問いかけましょう

普段から、結論から話すように意識して心がけましょう。日々の会話の中で、「今の話を一言で言うとどうなる?」と考えていると、自然と結論から話せるようになります。また、自分の周りに「結論から話すのがうまいな」と思う人がいれば、その人がどんな話し方をしているのか、よく聞いて参考にするのもよいでしょう。

「まとめますと・・・」と結論を話してしまいましょう

結論から話すことを忘れてしまったり、説明がつい長くなったりして、「面接官が怪訝な顔をしているな」と気付いた場合は、「つまり、まとめますと…」と切り替えてから、結論を話しましょう。「結局どんな結論なのか」がわかりやすく伝えられれば、話の前半で多少の失敗があっても挽回できます。
傾向3
説明が端的な人
NG理由
回答が端的すぎると「考えている過程」が面接官に伝わらず、論理が通っていないように感じられてしまいます。また、回答内容が「客観的な事実」なのか「主観的な考え・感情」なのかも判別がつきません。例えば、「私はDだと思います。なぜなら事実Aと事実Bがあり、仮説Cが立てられるからです」という話なら、あなたがDだと思った経緯と事実関係がすぐに理解できます。しかし、いきなり「Dです」とだけ言われると、「どんな事実からその結論に至ったのか」という説明が省略されているので、聞いている方は混乱し、「話の筋道がわからない、論理が通っていない」と感じてしまいます。

結論に至った過程をもれなく話しましょう

こういう人は、自分の中で「少し丁寧すぎるかな」と感じるくらい、丁寧に考えの過程を話すようにしましょう。相手は、あなたことをよく知っているお友達ではなく、初対面の面接官です。面接官は、あなたのことなど何も知らないのですから、「どんなプロセスを経て、何を考えているのか」をしっかり説明しなければ、理解してもらうことはできません。ただ、丁寧に説明しようとすると、客観的な事実と自分の考えや感情を混同してしまいがちです。「事実としては〜という結果が出ました」「私は〜と感じ、~と考えました」というように、分けたうえで説明ができると、さらに分かりやすくなります。
ポイント2戦略的思考、ビジネスセンス
特に自社サービスの企業では、エンジニアにも経営的な視点が多く求められます。採用企業は、あなたのこれまでの経験や考えなどを聞いて、いろいろな観点からそういった素質を見極めようとしますので、傾向をつかんで対策しましょう。
【こんな人は要注意!】
  • ✔ 使う技術にこだわりが強い人
  • ✔ 「作りたいものを作る」タイプの人
  • ✔ スペシャリストキャリアを目指している人
傾向1
使う技術にこだわりが強い人
NG理由
これは「作るもの」ではなく「プログラミングという行為」にしか興味がない方に多いケースです。ビジネス視点で考えると、利益を上げて価値を生み出すのは、技術そのものではなく、技術を使って作られたシステムです。多くの企業にとって「技術はサービス実現のための手段」なのです。もちろん、技術にこだわりがあるのは悪いことではありません。ただ、「この技術を使えれば作るサービスは何でもいい」といった感じで技術にしか目を向けていないと、「柔軟性がなく、ビジネス視点が足りない人」という評価をされてしまいます。

技術は「目的」ではなく、サービス実現の「手段」と捉えましょう

技術は手段です。例えば、仕事で新しい技術を導入したい場合、ただ「自分が使いたいから」「便利そうだから」というだけでは許可されません。エンジニアには「その技術が、サービスや会社の目的にどんな利益をもたらすか」を説明する責任があります。また、技術調査などをする場合でも、「新サービスの開発に適した調査」といった感じで、目的の根本はサービスにあるのです。技術に対してもビジネス目線で考えるためには、会社やサービスの目的を理解しておく必要があります。これまでの経歴や開発経験を振り返る際は、「自分が開発したシステムはどんな目的を果たしたのか」も考えておきましょう。また、面接で「技術的なこだわりだけが強くて、会社やサービスのことは全然考えていない人」という印象にならないよう、その企業のビジネスモデルを把握したうえで面接に臨みましょう。
傾向2
「作りたいものを作る」タイプの人
NG理由
もちろん業務外の取り組みであれば、「作りたいものを作る」でよいのですが、業務ではそういうわけにはいきません。ターゲットに合わせたサービスや、それをよりよくする機能、また既存のシステムとの調整や納期などを考慮しながら、会社としての利益につながるシステムを開発しなければなりません。「作りたいものを作る仕事だけしていたい」という人は、こうした「価値のあるサービスを作る」ためのビジネス視点が抜けています。ビジネス視点を持たずに、ただ「仕事でも自分の作りたいものを作る」という考えでいると、面接では「コスト意識がなく、視野が狭く、会社で働くということが理解できていない人」だと思われてしまいます。

会社は営利目的であることを念頭におきましょう

会社はあなたが作りたいものを作る場ではありません。価値のあるサービスが提供できて初めて売り上げが出て、会社として利益を得ることができるのです。企画や経営サイドの人たちは、「どうやって利益を出すか」「どんなサービスをいつローンチするか」といったことを考えています。ただエンジニアが作りたいものを作るだけでは、事業は継続できません。これまであなたが開発してきたシステムや、応募先で運営しているサービスに対し、「どんなユーザーにどのような価値を提供し、企業にはどんな利益をもたらすのか」といったビジネス目線を持って、経歴の棚卸しや企業研究をしましょう。
傾向3
スペシャリストキャリアを目指している人
NG理由
スペシャリストを目指す人は技術ばかりに目が行ってしまい、ビジネス視点が欠けている場合があります。スペシャリストというのは、ただ専門性の高い技術を極めただけの人ではありません。専門の技術があったとしても、それを利用するシーンや新しく生み出せるサービスなどをイメージできていないようでは、企業にも「スペシャリストとしてビジネスを牽引してくれそうなイメージがわかない」と思われてしまいます。

スペシャリストほどビジネスへのコミットが必要です

スペシャリストは「技術のことだけやっている人」ではありません。スペシャリストほど「その人が持つ技術的な専門性が、会社のビジネスにどのようなインパクトを与えるのか」を求められます。「スペシャリストになったあなたは何を実現しているのか」「スペシャリストとして何を成し遂げたいのか」イメージを膨らませておきましょう。まだ具体的にイメージが湧いていない場合は、「まだ具体的なイメージは湧いていませんが、スペシャリストとして成長し、事業を技術の立場から牽引していきたいと思います」と「事業」や「経営」というワードを入れて話ができるようにしておきましょう。
ポイント3アイディア、発想力
企業の成長には、現状をよりよくするための創意工夫が欠かせません。この創意工夫の対極にいるのが、「発想力のないマニュアル人間」です。即戦力を求める中途採用で、「マニュアル人間」は評価が低くなりがちです。「発想力がない人だな」と思われないように対策しておきましょう。
【こんな人は要注意!】
  • ✔ 業務経験や経歴を詳細に聞かれた時に、自分の考えを説明しない人
  • ✔ AIや機械学習など、新しい分野に挑戦したいと考えている人
傾向1
業務経験や経歴の詳細を聞かれた時に、自分の考えを含めた説明をしない人
NG理由
「発想力」を「画期的な新しいアイデアを思いつく力」だと思っている方がいますが、それだけが発想力ではありません。面接ではむしろ、日々の仕事において「創意工夫できる力」が重視されます。例えば、AとBのタスクを頼まれた際に「AとBの中で、この部分は同じような処理をしているから共通化できるな」「この部分は以前作った別のシステムが使えるな」というように、効率的に進める方法を考えたりしますよね。こうした「創意工夫」できる姿勢が面接の中で見えないと、「言われた仕事を言われた通りにするしかできない人なんだろうな」「うちに入社しても、自分で考えて創意工夫してくれないだろうな」と思われてしまいます。また、業務経歴を聞かれて「自分がやったこと」しか説明できない人も、「自分の担当範囲の仕事しか頭になく、発想力が乏しい人だな」と思われてしまいます。

経歴の詳細は、「自分が日々の仕事の中で工夫していること」も含めて話しましょう

どんな些細なことでも構いません。「この仕事をした時は〜な工夫をしてうまくいきました」「こういった仕事をする時は、~に気をつけています」といったことが話せるように、過去の仕事を振り返っておきましょう。ただし「経歴について簡単に説明してください」と言われた時に細かく話しすぎると、「簡単にと言ったのに、話が長すぎてわかりにくい」と思われてしまいます。経歴の細かい話は、「前職の~というプロジェクトでは、具体的にどのようなお仕事を担当されていたのですか?」というように、さらに詳細を聞かれた時に話しましょう。

経歴は広い視点から狭い視点に向かうように説明しましょう

例えば「Web広告事業を展開しているA社からいただいた案件に参加した時は、サービスの特性上、処理速度が重要になると考えていました。そのため、担当していたのは、末端の開発業務ではありましたが、他のモジュールとの連携をしても速度が落ちないように意識をして実装を行いました」など、まずはそれがどんな事業かという話からスタートするのがよいでしょう。そのほうが「手元の仕事をただこなすだけでなく、ビジネス全体を広い視野で捉えられる人なんだ」「発想力が必要な仕事も任せられそうだな」と思ってもらいやすくなります。
傾向2
AIや機械学習など、新しい分野に挑戦したいと考えている人
NG理由
「新しい技術で面白そうだから機械学習をやりたい」という人は非常に多いです。しかし、「実際に自分で機械学習を使ってこんなものを作ってみた」「機械学習を使ってこんな仕事を成し遂げたい」ということが言える人はほとんどいません。新しい技術に取り組みたい気持ちはわかります。しかしその技術を使って、ビジネスとして価値のあるサービスを作れなければ意味がありません。AIや機械学習などの技術は、あくまで何かを実現するための手段です。「やってみたい」だけではなく、「具体的に何を実現したいか」までがイメージできていないと、「やりたいと言っているだけの、発想力がない人」と思われてしまいます。

「その技術を使って何をしたいのか」まで話せるようにしましょう

取り組みたい技術があるなら、「それを使って何を作りたいのか」「それがユーザーにどんなメリットをもたらすのか」といった視点まで含めた話ができなければ、意欲は伝わりません。「将来的に作ってみたい」と考えているものは、その会社のサービスでなくても構いません。「その技術を使って何がしたいのか、具体的に・現実的に考えているんだな」と思ってもらうことが重要なのです。ただ、AIや機械学習のような最先端の分野は、豊富な開発経験のある方や、学生の頃から情報系の研究をしてきた方でも難易度の高い分野です。「初心者でも仕事を通してゼロから学べる」ような分野ではありません。「そこまで考えていなかった」「実は機械学習についてよく知らない」「自分で勉強できる自信がない」という方、業務経験の浅い方は、他のジャンルの企業へ目を向けたほうがよいでしょう。
ポイント4リーダーシップ
「リーダーシップ」を「チームの先頭に立って導いていくこと」と思っている人は多いですが、それだけが全てではありません。面接ではむしろ、リーダーシップにおける「主体性」や「責任感」といった要素が重視されます。そのため、実際にリーダー経験がない人でもリーダーシップをアピールすることは可能です。リーダーシップが原因で落とされる人に多い2つの傾向から、効果的なアピール方法を学びましょう。
【こんな人は要注意!】
  • ✔ スペシャリストキャリアを目指している人
  • ✔ リーダーの経験がない人
傾向1
スペシャリストキャリアを目指している人
NG理由
スペシャリストになれば「好きな技術の研究だけをしていられる」と思っている人は多いですが、企業で求められているのは、趣味や学問ではなく、仕事としての研究開発です。「自分が企業の技術をリードしていくのだ」という責任を持って、自分から主体的に取り組む姿勢がなければスペシャリストは務まりません。「技術だけに触れていたいからスペシャリストになりたい」「人と関わったりチームを引っ張ったりするのは嫌だ」と考えていると、面接官に「組織の技術力を率先してリードしてくれなさそうだな」と思われてしまいます。

自分が目指すキャリアに必要なスキルを考えましょう

特定の技術に特化した研究開発職などの場合でも、企業の技術をリードしていくようなポジションを目指すのであれば、リーダーシップは少なからず必要になります。少なくとも、受け身で主体性のない人、責任感のない人には務まりません。まずは「自分が目指すキャリア」と「そのキャリアを実現するために必要な要素」を考え、リーダーシップの必要性を自覚することが大切です。また、考え出した必要な要素について、「すでに自分に備わっている要素」「今の自分に足りない要素」を整理しましょう。この整理ができているだけでも、「ちゃんとキャリアについて考えている人だし、将来的には会社を引っ張る存在になってくれそうだ」と思ってもらいやすくなります。

「リーダー候補」などの求人は避けましょう

「リーダー候補」や「CTO」「マネジメント職」といったポジションには、必ずと言っていいほどリーダーシップが求められます。リーダーシップをとるのが苦手な人や、リーダーシップが必要ないポジションを目指したい人には向いていませんので、応募する求人を見直してください。どちらかというとリーダー的なポジションよりも「技術志向が強い人を募集しています」と書かれている求人への応募を検討したほうがよいでしょう。
傾向2
リーダーの経験がない人
NG理由
リーダー経験がない人は、「リーダーシップはアピールできない」と考えがちです。しかし、将来的にリーダー候補となり得るポジションを募集している企業では、「リーダー役を任せられるかどうか」という目線であなたを見ています。リーダー経験がないからと言って、リーダーシップをアピールできる話が全く出てこないと、面接官に「この人には任せられそうにないな」と思われてしまいます。

「責任感」を中心にアピールしましょう

リーダー経験がない人でも、「リーダーポジションを任せられそう」と思ってもらうことは可能です。今まで、自分の手元で完結する仕事が多かった人は、「リーダーシップを発揮した経験などない」と思いがちですが、そもそも自分の仕事のリーダーは、自分自身です。任された仕事を成し遂げるために、誰かに聞いたり、調べたり、自分なりに工夫したりしたことがあれば、十分にリーダーシップを発揮した経験があると言えます。こうした経験を話せば、「仕事で必要なリーダーシップを持っている人だな」と思ってもらうことができるでしょう。特に、「自主性」と「責任感」を持って仕事してきたことがアピールできれば、「リーダーシップがなさそう」と思われることはありません。
ポイント5行動力、実行力
「行動力」は物事を始める力で、「実行力」は物事をやり遂げる力です。これらは、仕事をするうえで非常に重要であり、面接でも重点的に確認されるポイントです。面接官に「仕事を任せた時に、自ら行動を起こし、やり遂げてくれる人」だと思ってもらえるように対策しましょう。
【こんな人は要注意!】
  • ✔ 実行理由が外的要因ばかりの人
  • ✔ 目的意識が弱い人
傾向1
実行理由が外的要因ばかりの人
NG理由
「この仕事でなぜこうしたのか」「なぜこれを選んだのか」と聞かれて、「上司に指示されたから」「先輩が同じようにしていたから」などとしか答えられない人は要注意です。自分で「こうしよう」と考えたわけではなく、上司や先輩といった外的要因がないと行動できない人は、「指示待ち人間」だと思われてしまいます。企業が求める「行動力」とは、「自分から考えて行動に移せる力」です。「言われたことを言われた通りにやる(言われるまで動かない・自分で考えたりしない)」だけの人には、行動力があるとは言えません。

内的要因による行動理由を話せるようにしておきましょう

面接官は、「あなたの行動の原動力」を聞くことで、「どんな仕事を任せたら活躍してくれそうか」を知りたいと考えています。ですから、「誰かにやれと言われたので」という外的要因だけでは、「言われたことしかしてくれなさそうだな」と思われてしまいます。逆に、「知りたい、やってみたい、楽しいという知的好奇心から」「先輩はできたのに自分にはできなくて悔しかった経験があり、自分でもできるようになりたいと思ったから」というように、自分の中から行動理由が湧き出てくる人であれば、「うちの仕事でも活躍してくれそうだな」とイメージしてもらいやすくなります。
傾向2
目的意識が低い人
NG理由
「実行力」とは、「目的のために計画を立て、それを実行に移してやり遂げる力」です。そもそも目的が明確になっていないことには、何を目指すのかがはっきりしませんし、計画も立てられませんから、実行に移すこともできませんよね。転職理由やこれまでの仕事内容を聞かれた時に、「〜という目的を達成するために転職活動をしています」「〜という目的があって、この仕事ではこんなことをしました」といった話ができないと、「実行力がない人」と思われてしまいます。

目的を明言してから行動内容を話しましょう

常に明確な目的を持って物事に取り組んでいれば、その話をするだけで「実行力がある」と思ってもらえます。例えば、転職理由を聞かれて「私は~になりたいと思っています。しかし、現職ではその目的を達成できそうにありません。そのため、~のキャリアが積める企業への転職を目指しています…」と話すだけでも、「目的意識と計画性があり、その達成を目指して着実に行動できる人」という印象になります。また、これまでの経歴を聞かれた場合も同じです。プロジェクト全体の目的から始めて、その後に自分の役割などを話すことで、「目的意識を持って仕事ができる人」と思ってもらえます。これまでの仕事にどんな目的があったのか、改めて振り返っておきましょう。
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