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失敗しないための転職リファレンス

Part2-2不採用理由を徹底分析!4つの失敗パターンと対策!

不採用理由を徹底分析!4つの失敗パターンと対策!
よくある転職ご相談
『うちの志望度はどのくらい?』と聞かれたので、
『他に3社面談を受けており、御社は3番目です。』と正直に答えました・・・。

よくある失敗パターンはこの4つ

採用担当者からの面談フィードバックで、よくある4つのNGパターンをご紹介します。伝え方、事前の準備、意識で大きく改善できる部分でもあるのでしっかりポイントを押さえておきましょう。

パターン1ネガティブな前職・現職批判
転職理由には、仕事への不満や給料の安さなどネガティブ要素が多いものですが、現職の批判や不満をそのまま伝えると、よい印象は持たれません。
質問
転職の理由はなんですか?また、もし転職されるなら、いつご入社可能ですか?

NG回答
転職理由は、客先常駐なので会社に評価してもらえないからです。二次請けだから評価が不当で、もう我慢できません!引き継ぎもする気はないので、御社ですぐに働けます!
【採用側の視点】
一方的に会社が悪いと決めつけるのは疑問ですし、引き継ぎしないで辞めるのは社会人として無責任。単に「受託開発をやりたくない」という気持ちが強く、そのために自社開発に逃げているのでないか、という印象を受けました。
OK回答例
現職の2年間、受託開発で培ったJava経験を活かしつつ、サービス・製品の企画、設計、運用も含めて開発に携わっていきたいのですが、現状の常駐スタイルの業務では、仕様が決定した状態で実装することが多く、なかなかサービス全体を把握しながらより良いものを開発するというのが難しい状況です。ですので、もう少し見通しよく開発できる環境へ転職したいと考えています。入社可能日ですが、既に引き継ぎ準備を進めていますので、内定をいただいた場合、1ヶ月程度で入社できます。
【回答のポイント】
転職理由は、ネガティブな要素もあるかもしれませんが、前向きな表現にすると聞き手が受ける印象も大きく変わります。表現を工夫するようにしましょう。
パターン2転職動機、キャリアの方向性が不明確
志望の方向性や仕事への意欲がブレすぎていると、『何がやりたいのかわからない』『採用してもすぐ辞めてしまうのではないか』と判断されてしまいます。

質問
今後のどのような方向性でキャリア(業務経験)を積みたいと考えているんですか?
NG回答
やったことのない開発をやりたいので、これまで経験した事のない開発ならなんでもいいです。
【採用側の視点】
やったことがない技術であれば何でも構わないようなというと、性格的に飽きっぽい感じが見えて、継続的に仕事をやっていく力が足りないような印象となってしまう。
OK回答例
現職では、Webの設計、開発、運用に携わり、サーバーサイドのスキルと業務知識を深めることができました。今後は自身のスキルの幅を広げたいので、前職の経験を活かしながら、御社でスマホネイティブアプリ開発という新しいチャレンジをして、エンジニアとしてのスキルの幅を広げたいと考えています。
【回答のポイント】
未知の分野にチャレンジしたいというのはある意味ポジティブですが、“キャリアを積む”という視点を入れて誤解されないように回答するようにしましょう。
パターン3準備不足・企業調査不足
面談準備不足は、転職そのものにやる気がないと思われるだけでなく、仕事へのスタンスの低評価につながってしまいます。

質問
弊社どんな点に興味をもっていただけたのですか?
NG回答
御社のホームページで紹介されていた、B2Cのサービスに興味があります!
(実は受託案件で顧客のサービス)
【採用側の視点】
下調べや準備が不足し過ぎていると仕事の段取りも悪いのではないかと思ってしまう。概要だけでもいいので、正しい情報を調べてから面談に来てほしい。
OK回答例
御社の求人情報を拝見しホームページで会社情報を見てみたところ、●●の開発において多くの導入事例があり、自分自身でもより良くするアイデアなどもイメージできるので、数ある企業の中でも御社での開発に携わりたいと考えました。
【回答のポイント】
その会社の提供しているサービス内容、顧客(企業向けか、消費者向けかなど)についてはしっかりと調べておきましょう。
パターン4-1正直すぎ・説明の言葉足らず(志望度)
あくまでも面談の場ですから、誤解を与えるような自己アピールにならないように、応募企業や職種への興味をアピールしましょう。

質問
現在応募されている中で弊社の志望順位は何番目ですか?
NG回答
今、他に3社選考中です。志望順位は…御社は3番目です。
【採用側の視点】
あまりにも正直すぎる。志望度が低いのは仕方が無いが、うちを希望してくれる人を優先せざるを得ない。
OK回答例
志望度は非常に高いです。ただ他にも3社ほど受けている状況ですので、現在のところはまだ検討途中なので甲乙つけがたい状態ですが、御社の業務内容、社風にはとても興味があります。(内定獲得戦略として「今のところ第一志望です。」と言い切ってしまうのも手かも!?)
【回答のポイント】
自社への興味、志望度が低いと判断された場合、他の候補者を優先されてしまうことがあります。まだ気持ちが固まっていない段階でも、選択肢を持つことは重要です。
パターン4-2正直すぎ・説明の言葉足らず(希望年収)
あくまでも面談の場ですから、誤解を与えるような自己アピールにならないように、応募企業や職種への興味をアピールしましょう。

質問
ご希望の年収を教えて下さい。
NG回答
希望年収は…希望でしたら…1000万円ほど欲しいです。(現在の給与は450万円、募集求人は400〜600万円に対しての回答)
【採用側の視点】
現職より給与アップを希望する人は多いが、希望年収が会社の募集ポジションの予算額を超えていると採用は難しい。そもそも現在の給与の倍以上を希望する根拠がないので、あまり真剣に考えていないのではないか、という印象を受ける。
OK回答例
今回の転職では、これまでの経験を活かして即戦力として貢献できると考えていますので、待遇面でのアップも目指しています。具体的には2割以上の年収アップを希望しています。(転職では、相当な高年収でない限り50~100万円ほどのアップは成功といえます。)
【回答のポイント】
転職で給与の大幅アップを目指すことは悪いことではありません。ただ、その分自分をそれだけの給与で採用してもらう合理性が必要です。

採用担当者からよくある フィードバック事例

採用の必須要件となる部分の実務経験やスキルによる不合格は仕方がない部分もありますが、仕事への意欲など、マインド面で不合格と事例も少なくありません。よくある採用企業からのフィードバック事例をまとめます。

  • ✔ 技術に対する興味が薄く、エンジニアとして伸びしろが少ない印象。
  • ✔ 業務システム開発のご経験が中心で、WEB開発のご経験が少ない。個人でのWeb開発経験もあまりない。
  • ✔ 仕事に対するコミットメント(納期や品質の目標を守る姿勢)が弱い印象。
  • ✔ 人柄はまじめだが、受動的な考えが多く少し積極性が物足りない。

重要!意欲を伝えて実務経験不足を補って好評価を得た事例

    「お願いする業務は未経験部分が多く入社後にキャッチアップが必要がありますが、人柄はやる気と熱意がある方なので、ぜひ次の選考に進んでいただきたいです!」(採用担当からの面接後フィードバック)

    こちらの例のように候補者の方の中には、企業からのフィードバックで「実務経験は不足している」という場合でも、本人のスキルキャッチアップへの意気込み(業務での経験はなくても個人で開発をしているなど)や、仕事や応募企業への熱意などスキル以外の評価ポイントで補い、好評価となる場合も多くあります。転職時だけでなく、普段からの仕事への姿勢が大事ですね。
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