新入社員インタビュー チームラボエンジニアリング株式会社 藤井貴之さん
エンジニアとして技術の幅を広げていきたい
選んだのはさまざまな案件に触れられる環境
今回は、チームラボのクライアントワークを中心に、Webサービスやスマホアプリなどの開発事業を展開するチームラボエンジニアリングに伺いました。
この記事の前半では、今年度からエンジニアとして新卒入社された藤井貴之さんに、就職活動中のお話やチームラボエンジニアリングに入社した決め手、現在の業務やこれからの目標などを語っていただきました。
後半では、採用を担当されているチームラボ、スマートフォンチームエンジニアリーダーの堀江達矢さんに、チームラボエンジニアリングが求める人材像やエンジニアのサポート制度などをお聞きしています。
堀江さんへのインタビュー(後半)は こちらから。
スキルチェックにハマってpaizaを知った
――まずは藤井さんのご経歴を教えてください。もともと情報系の勉強をされていたのですか?
大学は情報系で、システム設計やプログラミング、人間中心設計といってユーザー体験を軸にした設計プロセスなどを中心に学びました。また、音楽や動画の制作といった、メディア系の分野にも触れていました。チームでWebサービスを作る授業があって、学校の教科書販売の仕組みがアナログで不便を感じた経験から、教科書販売サービスを開発したんです。さらに卒業研究では、小学生でもプログラミングを楽しんで学べるカードゲームを作りました。
――学生時代から成果物がたくさんあったのですね。就活では、最初からIT業界を目指していたのですか?
そうですね。やはり学生時代に学んだことを生かして、IT系の企業に就職したいと考えていました。就活を始めたのは大学4年の5月くらいで、終わったのが7月ごろです。
――今回、paiza新卒をお使いいただいての就活でしたが、paiza新卒を知ったきっかけは何でしたか?
先にpaiza新卒を使って内定を獲得していた友人から「こんなサイトがあるよ」と聞いたのがきっかけですね。試しに登録してみたら、スキルチェック問題を解くのが楽しくて夢中になってしまいました。問題をクリアすると、スコアや順位が視覚化されるのがいいですよね。「せっかくならもっといい点をとりたい、順位を上げたい」と思って、ゲーム感覚でプログラミングの勉強や力試しができました。スキルチェックは問題数が多くて、楽しく気軽に挑戦できるのもよかったです。プログラミングの知識って、自分で手を動かさないと定着しないですから。
最初の面接でフラットな組織だと感じた
――スキルチェックへの挑戦を楽しんでいただけてうれしいです! 実際にpaiza新卒を使っての就活はいかがでしたか?
チームラボエンジニアリングに応募したきっかけが、「気になる」ボタンを押したらスカウトが来たからなんですが、この「気になる」ボタンはいいですね! ブックマークだと自分で保存するだけですし、いきなり「応募」もちょっとハードルが高い。「気になる」ボタンは、とりあえず気持ちを伝えるだけという感じで押しやすかったです。そこからスカウトが来れば「向こうも自分に興味をもってくれているんだ」と分かった上で選考に進めますし。チームラボエンジニアリングの場合は、最初のカジュアル面談がSkype上だったのも負担が少なかったですね。
――「気になる」ボタンがお役に立てて何よりです! チームラボエンジニアリングのほかには、どんな企業に応募していたのですか?
とにかくユーザー目線に立って「ユーザーが使いやすいものを作る仕事」がしたかったので、それが実現できそうかどうかが企業選びの軸でしたね。特に業種のこだわりはなく、BtoC・BtoBを問わず応募していました。
エンジニア職だけでなく、デザイナー職に応募したこともあるのですが、選考を受けてみて「自分はやはりプログラミングをする仕事のほうが向いているな」と思ったので、最終的にはエンジニアとして就職しました。
――複数企業に応募されていた中で、チームラボエンジニアリングに入社した決め手は何だったのでしょうか?
さきほどの続きにもなりますが、私はユーザー目線に立って「こうしたほうがユーザーのためになるのでは?」といった提案を積極的にしていきたいんです。ですから「若手の意見は聞いてもらえない」「上司の言うことが絶対」といった風潮の企業は避けたかったんですよね。
その点、チームラボエンジニアリングはとてもフラットな組織です。初めて面接に来たときも、オープンスペースで入社年度問わずメンバーが意見を言っているのを見て、「ここならよいものが作れるかもしれないな」と思いました。
あとは「いろいろな案件を経験して自分の技術や知識の幅を広げたい」と思っていたので、事業内容的も希望に合っていました。
――実際に社内の様子を見て感じたことが決め手になったのですね。
最終面接で創業者の森山と話したときの印象も決め手になりました。学生時代に作った成果物や、「ユーザー目線のものづくりがしたい」という思いを伝えるとき、自分が少し熱くなってしまったのですが、それも本当に真剣に聞いてくれて。よい面接ができたなと思いました。その時点で他社からも内定をいただいていたのですが、最終面接が終わったときに「もし内定がいただけたらここに入ろう」と決めました。
――一方で、藤井さんご自身が「内定獲得の決め手になった」と思われるポイントはどこですか?
内定後のフィードバックでは、「常に自分で手を動かして学び続けようとする意欲」と「ユーザー目線で物事を考える姿勢」を評価したと言ってもらえました。そこは自分としても重点的にアピールしてきたポイントでしたから、うれしかったですね。
フルスタックエンジニアを目指し奮闘中
――藤井さんのよいところをしっかり伝えられたことが内定獲得につながったのでしょうね! 続いて、実際に入社されてからのお話をお聞きできればと思います。入社後はどんな研修があったのですか?
最初に5、6人のチームを組んで、JavaでWebアプリを開発する実践的な研修がありました。新人だけのチームなんですが、各グループに一人の先輩がメンターとしてついてくれて、質問や相談もできました。研修期間は2週間で、終了後はすぐに実務の案件へ配属となりました。
――実際にエンジニアとして実務に入ってみていかがですか?
今はWebサービスのAPI開発の案件に入っているのですが、入社前から思っていたとおりフラットな組織で、わからないことがあっても気軽に聞ける雰囲気があってすごくいいなと思います。周りの先輩たちは皆さん技術力が高いのはもちろん、新人でもコミュニケーションをとりやすい人が多いですよ。
――将来的には、どんなエンジニアになりたいと思われますか?
まずはフルスタックなエンジニアになれるよう、いろいろな案件で開発経験を積みたいですね。自分は「人と争わず、昨日の自分を越える」のがモットーで、昨日の自分に越えられるよう常に学び続けて成長し続けていきたいです。ユーザー体験向上のために独学でデザインの勉強もしているので、将来的にはそれを生かして、デザイナーとエンジニア、双方の領域の橋渡しができるポジションにつきたいです。
あと個人的な希望としては、映画鑑賞が趣味なので、映画館の席を選ぶときに「どの席がよかった」という情報を集めて評価できるWebサービスを作ってみたいです。少ないステップ数で気軽に情報を投稿できるようにして、「映画を見る」というユーザー体験の向上に貢献できたら最高ですね。
――最後に、チームラボエンジニアリングが気になっている就活生の方にメッセージをお願いします。
繰り返しになりますが、チームラボエンジニアリングは、若手でも発言しやすいとてもフラットな組織だと思います。また、さまざまな業務案件に触れられるのはもちろん、社内の勉強会や発表会なども多く、自分が知らない分野の知識を得られるチャンスがたくさんあります。
自分の知識を広げたい、できることを増やしてエンジニアとして成長したい人にはぴったりの組織だと思います。
――お忙しいなかお時間をいただきありがとうございました。
新入社員インタビュー
採用者の目線
チームラボ エンジニア 堀江達矢さん
続いて、同社のエンジニア採用に関わる堀江達矢さんに、面接で見ているポイントなどを聞きました。
選考ではこの会社をしっかり知ってもらうことに注力
――paiza新卒からの応募者の印象はいかがですか?
paiza新卒からの応募者は、技術への関心が高く、レベルの高い方が多い印象です。必要ランクの設定ができるので、応募者はすでに一定のプログラミングスキルを持っている方ばかりです。入社後に新人研修はあるのですが、大前提として「技術に興味がある人」に来てほしいですから、paiza新卒を使っている人と弊社は相性がいいのではないでしょうか。
――優秀な学生の方々とお会いいただけているようでよかったです! 現在募集されている新卒インターンはどんな内容で実施されるのですか?
チームラボエンジニアリング独自の教育制度で、フルスタックエンジニアに成長できる「スキルアッププログラム」を使った1dayインターンを募集中です。今年入社した新卒エンジニアメンバー達からのライトニングトークと座談会も設けています。インターンに参加すれば、企業と学生の双方が、この会社が合うかどうかを見極めやすくなりますから、興味を感じた方はぜひ応募していただければと思います。
――インターンに参加できれば、入社後のイメージもしやすいですね! 次に、paiza新卒から応募した場合の選考フローを教えてください。
ご応募後、まずはSkypeでの面談を実施しています。その後は、会社説明会も兼ねてオフィスを見に来てもらったり、現役エンジニアメンバーとの交流会に参加してもらったりします。交流会は会社説明会の第二弾といった感じの位置づけですね。そこで社内のエンジニアたちとも話した上で、「入社したい」と思っていただいた方は最終選考に進んでいただきます。就活生は同時期にいろいろな企業を見ているでしょうから、中途採用よりもコミュニケーションの機会を増やすようにしています。どんな企業かをきちんと知った上で入社を決めてもらったほうがお互いにいいですからね。
――説明会や交流会で、社員の方々と直接話せる機会があるのですね。面接官は、どんな方が担当されるのでしょうか?
Skypeでの面談は、私のようなチームリーダーやプロジェクトマネージャーが担当することが多いです。さらに最終面接では、一次面接を担当していなかったチームのメンバーと、創業者の森山が担当します。そこでは技術面だけでなく「会社にフィットしそうか」を見ていますね。
エンジニアとして成長したい人をしっかり支援
――入社後のサポート体制についても教えてください。
まず、新卒や未経験で入社した人には、新人研修を受けてもらいます。そのあと実務に入るわけですが、最初の案件は研修期間のスキルで判断し、配属案件とスキルに合った役割・業務から始めてもらうケースが多いですね。
また、社内での勉強会やLTなども定期的に実施しています。勉強会は全社的なものから個別で小規模なもの、発表会的なものまであって、把握しきれないくらい活発ですよ。ほかにも、社外のカンファレンスは参加費用が出ますし、技術書も経費で購入できます。
――エンジニアとしてしっかりスキルアップできる環境なんですね。それでは最後に、チームラボエンジニアリングが気になっている就活生の方々にメッセージをお願いします。
今言っていただいた通り、チームラボエンジニアリングはエンジニアとして成長しやすい環境だと思います。独自の教育制度やサポート体制のほか、実務に入ってからも多種多様な案件を通して幅広い技術が学べます。技術が好きで自分のスキルを伸ばしたい方は、まずはぜひオフィスをのぞきに来ていただければうれしいです。
お二人ともありがとうございました。チームラボエンジニアリングには、さまざまな案件やサポート制度を通して、⾼い技術⼒のフルスタックエンジニアを目指せる環境があります。エンジニアとしての成長を目指したい方は、ぜひチームラボエンジニアリングの求人票をチェックしてみてください。
チームラボエンジニアリングのますますの発展をお祈りしております。