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転職成功者の声 グッドビー株式会社 貞森真帆さん

しっかり育児をしながらエンジニアの仕事も続けたい
 裁量労働制の企業に転職し実現

場所をキーにした双方向コミュニケーションツールアプリ「ツテツテ」や、オリジナルスマホアプリが低価格で開発・運用できるサービス「StartApp!!」など、ユニークなサービスを発信しているグッドビー株式会社。アプリケーション開発のほか、Webソリューション開発、ネットワークインフラなど、テクノロジーで人と人とをつなぐ事業を展開しています。

前回に引き続き、この記事でも同社の女性エンジニアへのインタビューをお届けします。今回お話を伺うのは、同社で活躍する女性エンジニア、貞森真帆さん。実は、インタビュー時は入社して2カ月。同社の雰囲気や働き方などを、フレッシュな視点で語ってくださいました。

※同社のもう一人の女性エンジニアへのインタビューは こちら から。

なお、paizaでは働く女性が抱えるお悩みに寄り添った求人をご紹介する女性エンジニアのための求人特集も公開しています。女性の方はこちらもぜひご覧ください。

女性エンジニアのための求人特集

別の職種への転職を考えたことも

――入社してまだ2カ月ほどだそうですね。

ええ。ずっとエンジニアとしてキャリアを積んできましたが、前職までは組み込みが主だったので、Web系は初めての挑戦です。

――これまでのご経歴を教えてください。

美術短大で広告ビジュアルなどを中心に学びました。そこでDTP関係をより深く学びたいと考え、専門学校へ入学。必修だったプログラミングの授業で興味を持ったことから、最終的にエンジニアの道を選びました。これまで携わったのは、テレビ局のシステム開発、病院の医療システム、超音波診断装置の機材開発など。言語はVisualCがほとんどで、前職でPHPを1年ほど経験しています。

――転職を考えたのはなぜですか?

子育てとの両立に不安があった、というのが一番の理由ですね。まだ子どもが小さくて、上の女の子が4歳、下の男の子は1歳です。前職はクライアント先に出向していたので、家庭の事情で早退や休暇をとるのは気がひけるところがありました。また、子どもが3歳になると時短制度も使えなくなります。この先、2人の育児をしながらフルタイムで働き続けるのが現実的に可能なのか、という悩みはずっとありました。

――グッドビーへの就職の決め手となったのは?

ワークライフバランスをととのえながら、今まで培ってきたスキルをいかせれば、という思いで転職活動をしてきました。まだ女性が少ない業界なので、転職活動中は、違う業種も視野に入れるべきかと悩んだこともあります。グッドビーは、裁量労働制でかなり柔軟な働き方ができる点に大きくひかれました。自社開発のサービスに携われることも魅力でしたね。

グッドビー株式会社(写真)
今回の転職では「まずは何よりも働く環境面にこだわった」という貞森さん。
柔軟な働き方ができるかどうかが企業選びの大きなポイントでした。

この会社はライフスタイルに合わせた働き方を認めてくれる

――入社2カ月、働き心地はいかがですか?

朝は8時45分には出勤し、集中して仕事。16時15分に退勤する、というリズムです。ライフスタイルに合わせて勤務時間を決められると、こんなにも余裕ができるのかと驚いています。これまでは全員9時に出社して働くのが当たり前、と思って仕事してきたので、カルチャーショックでしたね。他のエンジニアを見ていても、ゆっくり出社して遅くまで仕事をする人もいるし、私みたいに朝方の社員もいます。

――16時すぎには退勤されるとのことですが、勤務時間内に仕事が終わらない、なんてことはありませんか?

今のところ、残業はありません。チーム内の女性リーダー、林さんを見ていても、時間内にきっちり仕事を終わらせていますね。家庭と仕事を両立させるため、効率よく動くように徹底しています。毎日保育園に迎えに行く時間を意識しながら仕事していますね。

――時間をうまく使うコツを教えてもらえますか?

先に片付けられる案件から手をつけ、時間がかかる作業にじっくり取りかかれるようにするなど、優先順位をつけてうまく段取ることでしょうか。段取り力は、家事や子育てでも鍛えられたと思います。自由な働き方の前提は、パフォーマンスをしっかり上げることだと考えています。

――チームリーダーの林さんも、よいロールモデルになっているようですね。

そうですね。林さんは私と同じ2児のママです。子育てと仕事をしっかり両立されていて、メリハリをもって働いている姿は励みになります。また、子ども関係での休暇もとりやすくて、気持ち的にも「申し訳ない」と思わなくていいのは大きいと思います。

――勤務時間もバラバラだと、社員同士の交流は少なくなりそうですが……。

エンジニア同士で「このフレームワーク、使いやすいよ!」なんて情報交換も頻繁にしていますし、2週間に1度くらい1時間ほどの勉強会も開かれています。業務時間中に開催してくれるのもありがたいです。また、バーベキューなどのイベントや、春に入社する内定者との交流会が予定されるなど、会社の雰囲気はとってもなごやかですよ。いつも音楽が流れていて、リラックスして仕事できるのも、ひそかなお気に入りポイントです(笑)。

グッドビー株式会社(写真)
前回のインタビューで取材した林さんと貞森さんはデスクが隣同士。
貞森さんにとって林さんは良き理解者であり、いいロールモデルでもあるそうです。

新しい技術を学ぶのが楽しい!

――Web開発は初めてとおっしゃっていましたが、戸惑うことはありませんか?

現在、PHPとJavaScriptを使った開発をしています。前職は社内システムが中心でしたが、Webは誰もがアクセスできるものですから、そういう意味でもこまやかに気を使って制作しなければ、と思っています。勉強するべきことはたくさんありますが、戸惑うことや困ることは今のところはないですね。PHPだけでなく、Laravelなど新しいフレームワークにチャレンジする機会もあるのは、やりがいがありますね。スキルアップしている、という実感がもてて楽しいです。

――今後のキャリアプランを教えてください。

当面はPHPのスキルを上げて、Web開発に関する知識を広げていきたいです。もともと新しいものを勉強することは好きですし、自分を成長させていける会社と出会えたなと感じています。これからは母であること、エンジニアであること、どちらも充実させていきたいですね。また、デザインについても興味があるので、いずれフロント周りに携わっていくことができたら、とも考えています。

――御社はシステム開発だけでなく、デザインにも力を入れていますよね。

ええ。開発だけでなく、デザインについても、専門のデザイナーがしっかり作り込んでいます。ただ、エンジニアにもデザイン的思考は必要なものだと思います。前職での経験ですが、お客さまから「女性エンジニアならではの感性が生かされていてよかった」と言っていただいたこともあります。画面まわりの色味、使いやすさへの気遣いなどは、女性の得意分野かもしれませんね。美大で学んだ経験もあって、私もデザインについては気になるほうです。女性の感性を仕事に生かしていけたらいいな、と思います。

――最後に、エンジニアをめざす女性へメッセージをお願いします!

私はエンジニアになって17年ですが、今でも勉強の連続です! どんどん開発言語も新しくなるので、マンネリ化することがありません。新しいことを学び続けたいという意欲がある人、常にアンテナを張って知識を吸収するのが好きな方には、とても向いている仕事だと思います。

――ありがとうございました。

グッドビー株式会社(写真)
お忙しいなか、お時間をいただきありがとうございました。
これからもがんばってください!
女性エンジニアのための求人特集

ひとつひとつの質問に、まっすぐに生き生きと答えてくださった貞森さん。入社間もないなかでもすっかり業務に慣れ、日々を充実して過ごしていることが伝わってきます。

林さん、貞森さん、ふたりのお話から感じるのは、やりがいがある人が輝ける環境の重要性です。グッドビー株式会社の自由でのびのびした社風、新しいものを貪欲に取り入れるクリエイティブ魂、社員のプライベートを大切にする風土が気になった方は、ぜひ求人票をのぞいてみてください!

お二人の今後のご活躍とグッドビー株式会社のますますのご発展をお祈りしております。


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