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転職成功者の声 グッドビー株式会社 林めぐみさん

柔軟な働き方ができる会社と出会えて
子育てしながらキャリアアップできると分かった

今回はWebソリューション開発、スマートフォン向けのアプリケーション開発、ネットワークインフラ構築など、システム開発を中心に事業展開をするグッドビー株式会社にお伺いしました。今回から2回にわたり、同社の女性エンジニアへのインタビューをお届けします。

この記事でお話を聞いたのは、システムエンジニアチームでリーダーを務める林めぐみさん。プライベートでは、小学四年生と保育園の年中さん、2人のお子さんを育てるお母さんでもあります。彼女が転職を決意した理由や現在の働き方などについて語っていただきました。

なお、paizaでは働く女性が抱えるお悩みに寄り添った求人をご紹介する女性エンジニアのための求人特集も公開しています。女性の方はこちらもぜひご覧ください。

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「もっと子どもといる時間を増やしたい」と転職を決意

――入社までの経歴を教えてください。

地元の工業高校を卒業後、IT関連の企業に就職しました。当時は、「東京に出たい!」というあこがれが最大のモチベーションだったような気がします。私の高校入学は2000年。当時盛んに聞かれるようになった「IT」というワードに興味をひかれたのが進路を決めるきっかけでした。「これからITの時代がくるならば、その流れにのろう!」と、高校では情報処理関連の勉強に力を入れました。

卒業後、初めて就職した会社では、システム運用やサーバの保守業務を1年ほど。その後、プログラマとしてJavaや組み込み系のC言語などを使って仕事をしていました。転職を考え始めたのは、2人目の子どもを出産したあとです。もっと子どもといる時間を増やしたいという思いがふくらんだことが大きな要因です。

――転職活動で企業を探す際にもっとも重視したことは何でしたか?

ワークライフバランスを見直したいという気持ちが転職の最大の動機だったので、勤務体系、通勤のしやすさは譲れないポイントでした。応募の履歴書には「9時から17時までの勤務を希望」「保育園や学校の行事には参加したい」「子の発熱などで休まざるを得ないことがある」といったことも書きました。こうやって条件を並べると、やっぱりそれだけでふるいにかけられてしまうんですよね。エンジニア職は、業界全体として長時間労働になりやすい傾向にありますし、家庭との両立を考えるとシステムエンジニアはあきらめざるを得ないかも、と弱気になったこともあります。グッドビーの求人を見つけたときには「こんないい会社が近くにあったんだ!」ってびっくりしましたね。現在、グッドビーに入社して2年が経ちます。

グッドビー株式会社(写真)
約2年前にグッドビーに転職した林さん。
前職のころは「仕事、仕事で(子どもの)学校や保育園の行事に参加することも難しかったです」。
それもあって、お二人目のお子さんができたタイミングで転職を決意されたそうです。

環境次第でエンジニアと子育ては両立できる

――技術面に関しての不安はありませんでしたか?

10年間、Javaを中心にエンジニア経験を積んできたので、そこに大きな不安はありませんでした。グッドビーはPHPエンジニアを募集していたのですが、自信を持って「いけます!」って答えた記憶があります(笑)。面接では、経歴書をみながらこまかく突っ込んだ質問をされました。当時、私は前職を辞めて主婦でしたし、会社としてはかなりリスクのある採用だったのではないかと思います。それでも、私の職歴ややる気を買って採用に踏み切ってくれた会社には、やはり感謝の気持ちが強いです。

――実際に入社してみて、仕事内容で戸惑ったことはありますか?

PHPの経験は浅かったものの、イチから教えてもらわないとわからない状態ではありませんでしたし、仕事にもスムーズに慣れることができました。弊社には現在、20名ほどのエンジニアが在籍していますが、みんな技術が高く、新しいものにも敏感ですね。仕事をしながら、成長していける会社だと思います。

――能力が生かせる環境さえあれば、女性エンジニアの活躍の場はもっと広がっていきそうですね。

まさにそうだと思います。私も、一度は本当にあきらめかけましたが、この会社に出会って、これまでの経験を生かしながらさらに新しいステージに挑戦することができています。出産や育児、介護など、ライフステージに応じて働きやすい環境が整備されていけば、女性だけでなく、男性にとってもうれしいですよね。弊社は男性社員の多くがお父さんです。育児や介護を女性だけのものと捉えていないし、保育園や学校関連の行事や子どもの体調によって早退や欠勤をせざるを得ないことにも理解があります。

グッドビー株式会社(写真)
仕事では新しい技術をどん欲に学び続ける日々だそう。
「社内のエンジニアの人たちは技術好き。自然と新しいものの情報が入ってきますね」

リーダーとしてマネジメント業務も担う

――現在はシステムエンジニアのリーダーとして、チームをまとめる役割も果たされていますね。

ええ。ただ、リーダーといっても、どのエンジニアもみんな技術は高いですし、それぞれ高いモチベーションを持ちながら仕事に向き合っていますから、マネジメントをしている意識はあまり強くないですね。入社まもない社員のフォローや、プロジェクトの進捗の確認などをしていますが、私が先頭に立っていろいろ指示をしなければならないような組織ではありません。

――自走できるエンジニアがそろっていると、マネジメントもスムーズですね。あえて課題をあげるとするとどこでしょう?

弊社は裁量労働制で、出勤時間も自分自身である程度自由に決めることができています。会議もほとんどありません。それもあって、私が17時までで退勤すると、そのあとのことはメンバーからのプッシュアップがないとわからない、というのはあります。そう考えると、もう少しミーティングなどの機会を増やしてもいいのかもしれません。そこは私にとっても課題で、これから試行錯誤していきたいところです。

家庭でも余裕が持てて、ワークライフバランスが充実

――転職前と転職後、自分自身が変わったと思うところはありますか?

大きく変わったのは、心の余裕ですね。以前は、仕事をしていても「もう(午後)3時!」「もう4時!」と常に時間に追われている感覚がありました。通勤に片道1時間かかっていたこともあり、仕事中も家に帰ってからも、常に急いでいて……。家では「早くして!」が口癖になっていました。今は、自宅から自転車で通っていて通勤時間が大幅に短くなったので、その分も時間を使えています。仕事のパフォーマンスも上がりました。

――家庭と仕事、どちらも充実されている様子が伝わります。

子どもから「最近、お母さん怒らないね」って言われました(笑)。会社では仕事に集中、家では家族にしっかり向き合うというバランスがとれるようになったかなと思います。

――子育てでの経験で、今の仕事に好影響を与えていることはありますか?

時間を効率的に使う意識は、仕事にもいい影響を与えてくれていると思いますね。

それから、今温めているのは、子ども向けの企画です。2020年度からはプログラミングが必修科目になるじゃないですか。ママ友から「子どもたちにプログラミングを教えてほしい」なんて声をかけられて、少しずつアイディアを温めています。弊社には、上は大学生から下は乳児まで、子育て中の社員が多く在籍しています。会社として、この地域の子どもたちに貢献できるようなことができたらおもしろいかも、と思っているんです。まだ頭のなかでモヤモヤ考えているだけですが、いずれ形にできたらいいですね。

――最後に女性エンジニアへのメッセージをお願いします!

まだ男性が多い業界ではありますが、女性だから熟練できない、上達しない、なんてことはありません。私は、男性と比べる必要もないと思っています。柔軟な働き方を後押ししてくれる会社に巡り会えれば、子育てをしながらでも、キャリアアップしていくことだって可能です。自分で壁をつくらず、できることを精一杯取り組んでいけば道がひらけていくのかなと思います。

――ありがとうございました。

グッドビー株式会社(写真)
お忙しいなか、お時間をいただきありがとうございました。
これからもがんばってください!
女性エンジニアのための求人特集

明るい笑顔が印象的な林さん。その明るさと話しやすい雰囲気で、チームを活気づけているのだろうと感じられました。林さんは、インタビュー中に、同社への入社を「運命の出会いだったのかも」と表現していました。積み上げてきたキャリアを無駄にすることなく、さらに花開かせる舞台となったグッドビー。これからますますチームを引っ張り、すばらしいサービスを生むエンジニアとして活躍されていくはずです。

柔軟な働き方を実現したい方、ワークライフバランスを考えながらエンジニアをやっていきたい方は、ぜひ同社の求人票をチェックしてみてください。

林さんの今後のご活躍と、グッドビー株式会社のますますの発展をお祈りしております。


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