paizaで転職された方の声

自分の作ったもので人々をハッピーに その思いを自社サービス企業で実現

paiza interview 自分の作ったもので人々をハッピーに その思いを自社サービス企業で実現 黒田悠人さん

今回は、アフリカの未電化地域に「電力量り売り」サービス『WASSHA(ワッシャ)』を提供している株式会社Digital Gridにお伺いしました。

最初にお話を伺ったのは、paizaを使って同社に転職された黒田悠人さん(35歳)。それまでは受託開発がメインのSIerで働いていたという黒田さんの、転職しようと思ったきっかけや同社で働こうと決意するに至った経緯を聞きました。

後半では同社CEOの秋田智司さんと技術開発部の芝野恭平さんにインタビュー。黒田さんを採用したポイントや、同社が求めているエンジニア像、そしてアフリカで展開する事業の詳細まで、幅広いお話を伺うことができました。

※秋田さん、芝野さんへのインタビュー(後半)は こちら から。

※株式会社Digital Gridの求人情報は こちら から。(ログイン時のみ)

【転職者 株式会社Digital Grid エンジニア 黒田悠人さん】

転職を決意したきっかけは家族からの一言

――このたびは転職おめでとうございます。まずは、入社までの経歴を簡単に教えてください。

大学を卒業してから2社、受託開発メインの企業に勤めていました。1社目では、主に設計とJavaでの開発、2社目では、設計、運用のほか、サーバ構築やフレームワークの設計と開発、あとはオフショア開発の管理も担当して、開発の規約作りなどにも関わっていました。今の会社で3社目になります。

――今回、転職を考えたのはどういう理由からだったんでしょうか。

受託開発ではクライアントがいるので、開発していて使いにくいなと感じるなど、たとえ自分が納得のできないものだったとしても成果物として出さなければいけないときがあります。エンジニアとして最初のころは、設計通りに作れればそれで十分だったのですが、キャリアを重ねる中で、だんだんと「自分が作ったものにどれだけ意味があるのか」を知りたいという欲求が強くなってきたんです。「本当にクライアントのためになるものを作れているのだろうか」と考えることが増えていきました。業務量自体も案件によっては膨らむことがあって、心身ともに少しずつ疲れてきていたと思います。

そんなある日、仕事でとても疲弊した日があって、帰宅後に妻の前でポロっと仕事の愚痴が出てしまったんです。よっぽど疲れた顔をしていたんでしょうね、妻から「そんなにつらいなら転職したらいいんじゃない? つらそうな顔を見るのは私もつらい」と言われてしまって。そこから本格的に「妥協せずにやりたい仕事ができるところへ転職しよう」と思うようになりました。

――ご家族が背中を押してくれたんですね。

その後、paizaのキャリアアドバイザーに相談もしました。最初はやりたいことがうまくまとまっていなかったんですが、キャリアアドバイザーに親身に対応していただき、やりとりするなかでやりたいことや実現したいことを明確化していって、そこからが本当の転職活動の始まりという感じです。

――そうやって自分の中で整理した結果、どういうポイントで企業選びをされたのでしょうか。

まずは、自社サービスをやっている企業で仕事をしたいというのがはっきり見えました。「自分が作ったもので誰かをハッピーにしたい」「さらにそれが見えるところで働きたい」「自分で手を動かして開発できる環境で働きたい」と思っていたので、それらが達成できる環境は自社サービスをやっているところだろうなと。

そのうえで、自分はJavaでの開発経験が長く、要件定義から運用まで幅広くやってきたので、その経験が生かせるところはないかと思って探していました。あとは、風通しが良くてコミュニケーションが活発に取れる会社だとなおいいなと考えていました。

自分の希望をすべて満たす会社と巡り合えた

――今回の転職活動ではどのくらいの企業に応募されたんですか?

本格的に就職活動を進める前から人材紹介会社は使っていて、そのときからいくつか応募してはいました。ただ、企業研究をしたり面接を受けてみたりしても、「ここだ」と思える企業になかなか巡り合えませんでしたね。他には知人のつてで1社お話をいただいていたところがあって、そこへの入社も検討していました。

paizaを転職に使い始めたのはそのころです。もともとはプログラミングの勉強のために使っていたんですが、その後求人票もパラパラと見るようになって、そのなかで見つけたのが今の会社でした。初めに見たときからとても興味深い内容だったので、「気になる」ボタンを押してみたんです。するとその後スカウトメールが送られてきまして。「お互いに気になっているならお話を聞こう」と思い応募したらそのままあれよあれよと決まってしまいました。結局、paizaを使って応募したのはこの会社だけだったんですが、その1社で決まりました。

――結果的にお互いに相思相愛だったんですね。

自分の考えていた企業選びのポイントにすべて合致していましたから、かなり志望度は高かったですね。

さらに、この会社の「『電気がある暮らし』を世界中の人々に。」という理念にも非常に共感できました。実は、過去に海外勤務の経験があるんです。当時仕事をしていた町には、廃墟のようなところにしか住めず、劣悪な環境で生活を強いられている人たちがまだまだたくさんいました。その記憶は今も自分の頭に強く残っているんですよね。この仕事を通じて、自分が作ったものでそういう人々の生活を変えていければいいなと思ったんです。

――同社の求人は「フルスタックエンジニア」というハイレベルな要件でしたが、そのあたりは気になりませんでしたか?

もともとシステムアーキテクトをはじめとして、いろいろやってきた経験がありましたから、「フルスタックエンジニア」という文言には抵抗はほとんどありませんでした。ただ、いざ求人を開いて必須要件を見たら「ハードルがすごく高いな」と感じましたね。とはいえ、まったく経験がないことが書かれているわけでもなかったので、たとえ応募した時点で求めるレベルに足りていない要素があったとしても、あとでなんとでもできるという思いはありました。

今はいろいろやらせてもらえて楽しい

――実際に入社してみての感想を教えてください。

エンジニアの人数が少ないのでいろいろやらせてもらえるのは楽しいですね。困難は多いんですけど、それを楽しみながらできています。前職までは「このプロジェクトは会社を辞めない限り、抜けられないのでは」と思いつめそうになることもあったんですけど(笑)、今はそういうことはないですね。

――現在の業務内容を教えていただけますか。

弊社のサービスで使うアプリの開発をしています。障害の対応などをすることもありますし、新機能や新しいビジネスモデルを考えるときもあります。この会社の開発で特徴的なのは、性能が低いハードでも使えるものを作らないといけないことです。日本で使われているスマートフォンはハイエンドな端末が多いですが、弊社がサービスを提供しているタンザニアでは数世代遅れているものを使うことがほとんどです。さらにネットワークも不安定なので、接続が弱いなかでもいかに対応できるかまで気を遣いながら開発しなければいけません。

開発以外の新しいことも少しずつやらせてもらっていて、今は現地で使うためのスマートフォンの調達にも関わっています。前職で一緒に仕事していた方がスマートフォンを製造している中国企業とつながりのある人だったので、その方経由で紹介してもらい仕入れさせてもらっているんです。今は先行で10台ほど試していて、将来は数百台展開することも考えています。端末の環境をこちらで統一して提供すれば開発の工数を減らせるメリットもありますし、積極的に進めています。

――転職されて、前職までの問題は全部解消したといっていいでしょうか。

ほとんど解消したんじゃないでしょうか。非常に仕事は充実していると感じます。ただ1点、実際に使っているタンザニアの人の声を生で聞くことができていないのですが、それも今度、現地に聞きに行く機会をいただけたのでクリアできそうです。1カ月ほどタンザニアに行って向こうで仕事をしてきます。

これからも人々をハッピーにするものを作り続けたい

――さて、ここからは今後についても聞かせてください。黒田さんは将来どんなエンジニアになりたいと考えていますか?

さきほども言いましたが、自分の目標は「自分が作ったもので誰かをハッピーにすること」なので、それにつながる開発ができる環境で、エンジニアをやり続けたいですね。たとえば、発展途上国の人たちへ向けて、彼らの世界を変えられるようなサービスが提供できるといいなと思います。

これからも、今までの経験に見聞やさらなる技術を上積みしながら、いいサービスを作っていきたいです。

――最後に、黒田さんが考える「いいエンジニア」はどういうものか教えていただけますか。

いいエンジニアには2つのパターンがあると思っていて、1つは何でも対応できるオールラウンダー、そしてもう1つが、ある1つの分野に尖った能力を持つスペシャリストです。2つのうち、スペシャリストになるのはとても難しいです。少なくとも自分にとっては難しいと感じました。1つのことをとことん突き詰めて、周りから抜きんでた存在になるのは並大抵のことではありません。それもあって、自分はオールラウンダーとして生きていく道を選びました。

オールラウンダーとして求められる要素はいくつかありますが、困難を楽しめるかどうか、そして自分が作ったものに自信を持てるかどうかはとても大事だと思います。あとは何かあったときに自発的に調べ続けられるか、スケジュールをきちんと管理してプロジェクトを進められるか、日々変化する中で臨機応変に優先度を変えられる柔軟性があるか、でしょうか。それを満たしている方はいいエンジニアと呼べると思います。

――ありがとうございました。

株式会社Digital Gridの求人

Digital Grid(写真)
秋田智司さん(中)
株式会社Digital Grid 代表取締役CEO
芝野恭平さん(右)
株式会社Digital Grid 技術開発部エンジニア
黒田悠人さん(左)
株式会社Digital Grid 技術開発部エンジニア 転職時のスキルランクはB。   
Digital Grid(写真)
『WASSHA』のサービスで使われている、電力を売るためのハード。これをスマートフォンアプリを使い操作することで、最大20台までの充電が可能。
Digital Grid(写真)
paizaで応募したのはDigital Gridだけ。まさに運命の出会いでした。
Digital Grid(写真)
前職までの2社で、エンジニアとして幅広い業務に関わってきた黒田さん。結果的にその経験が同社の求める要件にピタリとはまりました。
Digital Grid(写真)
インタビュー取材後、実際にタンザニアに行った黒田さん。現地でも充実した日々を送ったそうです。これからもがんばってください!
paiza interview Vol.15 自分の作ったもので人々をハッピーに その思いを自社サービス企業で実現 デジタルグリッド

転職を経て、自分の本当にやりたいことを見つけられた黒田さん。彼を採用した理由を企業側にも伺ってみましょう。今回お話を伺ったのは、同社CEOの秋田智司さんと技術開発部エンジニアの芝野恭平さんです。少数精鋭のスタートアップベンチャーで求められるエンジニアとは? そして社会貢献度が高い同社の事業に込められた思いとは? 詳しくお話を聞いてきました。

【企業側 代表取締役CEO 秋田智司さん、技術開発部 芝野恭平さん】

要件を満たすエンジニアがなかなか見つからなかった

――はじめに、採用でpaizaを使おうと思ったきっかけから教えてください。

芝野さん: 以前は別の求人媒体を使っていたんですが、エンジニアだけはなかなかいい人に出会えませんでした。弊社のエンジニアは業務範囲が多岐にわたるので、要件が多くなってしまい、なかなか応募者が増えなかったんです。それで、エンジニアに特化した転職サイトを使おうということになりました。

秋田さん: アフリカで電力事業をやっていて、社会貢献度が高い事業なので、それに興味を持ってくれる人はたくさんいます。しかし、彼らの多くはエンジニアとしてのスキルが芝野が求めている要件レベルに達していませんでした。かといって、今回の採用では、芝野と対等に話せるレベルの方に入社してもらいたいと考えていましたので、要件を下げるつもりもありませんでした。ですから、これを満たしてくれるエンジニアが多くいる媒体はどこか、という観点で見つけたのがpaizaです。我々が実際に求めるスキルレベルを調べるために、実際に芝野にもpaizaのスキルチェックを受けてもらって、そのうえでスキルレベルを設定しました。

――paizaを使ってみて、応募者の質はどうでしたか?

芝野さん: 黒田をはじめとして、技術レベルの高い方からの応募がありましたし、何より応募者の数が増えたので使ってよかったと思いました。paizaで求人を出してから、1カ月ほどで黒田の入社が決まりましたので。

――ここからは採用全般について伺います。選考で見ているポイントを教えていただけますか。

秋田さん: 特に見ているのは技術力と人物面です。

芝野さん: 技術的にはpaizaのスキルチェックとは別に、弊社独自の技術テストも受けてもらっています。面接だけではどうしても技術力を把握できないことがありますから。テストは実際に業務内で起きた問題をもとに作っていて、3時間かけて解いてもらっています。この3時間という制限時間は、弊社で勤務した際の、出社してからお昼休みまでの時間を想定したもので、現実のリズムで作業したときにどれだけ課題を解決できるかのパフォーマンスの指標として見ています。技術的な見極めはここでの結果が大きなウエイトを占めますね。「入ってから勉強します」という方もたまに応募してきますが、こちらとしては即戦力を求めていますので、少なくともテストの時点で「すぐにこなせるようになりそうだな」と思えるレベルに達している方でないと厳しいです。

秋田さん: 人物面では、会社の理念に共感してもらえるかどうか、さらにエンジニアの場合は自主的に技術を学ぶ姿勢がある人かどうかを見ます。

芝野さん: 放っておいても自分で技術を学ぼうとできる人じゃないと、エンジニアとして長く続けられないと思っています。特に弊社のようなベンチャーはしっかり教えてあげられる環境が整っているわけではないので、自分で知識を増やしていける人じゃないと厳しいですね。

現地でのニーズを考えて開発できるか

――次に、エンジニアチームの構成を教えていただけますか。

秋田さん: ハードウェアのエンジニアが1人と、ソフトウェアエンジニアが4人の計5人体制です。まだまだ人数が少ないこともあって、自分でなんでも一通りできる、フルスタックエンジニアばかりです。日本のオフィスは開発拠点という位置づけで、勤務する9人のうち、過半数の5人がエンジニアです。

――やはりフルスタックエンジニアかどうかは御社では重要なのですね。

芝野さん: 求人票で「フルスタックエンジニア」として募集していますが、入社して本当に全部必要になるのかというと、実際そうでもないところはあります。ただ、常に新しいものを作るということに挑戦しているので、それができるためのベースとしてフルスタックの技術者であってほしいと考えています。

――それでは、具体的なエンジニアの業務内容を教えてください。

芝野さん: 日本ではほぼアプリケーションの開発がメインです。現地で使っているスマホ用アプリやWebアプリを開発しています。特別なことをしているわけではなく、一般的な自社サービスを提供しているIT企業がやっている開発とあまり違いはありません。一応、電流や電圧などの知識は多少必要ですが、そんなに難しいものではなく、その知識は要件にも入れていません。

秋田さん: 他の自社サービス企業との違いをあげるとすれば、ユーザーがとても遠いところにいることでしょうか。

芝野さん: アフリカで提供しているサービスなので、日本の感覚でやると全然違うこともあります。たとえば、現地の方は端末をほとんど使ったことがないような人も多いですから、そういう方々が使うための配慮が必要です。触ってすぐに問題なく使えるようなものを作らないといけません。

秋田さん: 単にアプリを作るだけではなく、作ったプロダクトの先で、ユーザーにどんな変化があるのかまで考えられるエンジニアを求めています。実際のユーザーの利用状況や声などを聞きながら「こうやって使っているならこの機能をつけてあげたほうがいいかな」とか、「この機能はいらないな」とか、「こういうUIにしたほうがいいかな」とか、現地の人の考えを理解しながら開発できる人、それが楽しいと思える人だとやりがいをもって仕事ができると思います。

芝野さん: 技術寄りで「これだけ処理速度上がりました!」みたいなことのみにやりがいを感じる方だと、ちょっと合わないかもしれませんね。もちろん、処理速度向上は場合によっては重要なソフトウェア改善になります。しかし、大切なのは考えの順番です。まずはユーザー視点に立って物事を考えてほしい。「ここの処理速度が遅いせいでユーザビリティに影響がある、だから解決のために速度改善に着手していく」という考え方ができる人であってほしいと思います。

秋田さん: 黒田も今度、タンザニアでどう使われているかを見に現地へ行きます。特にそれを強制してはいませんが、見に行きたい人がいれば会社として行かせています。生で見てもらったほうがこれからどう開発するかが見えてくると思いますから。

――開発しているアプリとは具体的にどういうものでしょうか。

秋田さん: 現在は3種類のものを開発していて、2つはAndroidアプリ、残り1つがWebアプリケーションです。Androidアプリのうち、1つは電力を販売する現地の店の方に使っていただくもの。もう1つは弊社の社員が使う社内管理用のアプリ。さらにWebアプリケーションは社員が登録した情報を一元管理するためのものです。その3つを運用しつつ、新しい機能の追加であったり、新しくアプリを作るかの検討だったりを並行してやっています。

アフリカの人々に電気のある生活を提供

――次に、御社の事業内容について伺えますか。

秋田さん: 現在は「キオスク」と呼ばれるアフリカにある小さなお店と提携して、電気の量り売り販売サービス『WASSHA(ワッシャ)』事業を展開しています。

この事業をやろうと思った背景としては、アフリカには9~10億人の人口がいるのに、そのうちおよそ8割の地域で未電化という事実があります。大きな課題なのですが、アフリカ大陸は広大で、彼らはその中に散らばって住んでいるので、電線を引いて送電しようとすると莫大なコストがかかってしまいます。公共事業で解決しようにもなかなか厳しい現状があります。

弊社は彼らに電気を届けることができないかと考え、多くの村にあるキオスクに注目しました。彼らを介して電気を売ることができないかと考えたのがこの事業のコンセプトです。お店にソーラーパネルを設置してもらい、それで生み出した電力をお店で売ってもらいます。お金を払った分だけ電気が使えるというハードとそのハードをコントロールするAndroidアプリを使い、ハードとソフトの組み合わせでお店と周辺の住民に電気が使える暮らしを提供しています。

スマートフォンなどの充電に使ってもらっているほか、充電式デバイスのレンタルサービスも提供しています。特にLEDランタンは1日25円ほどで貸し出しており、広く使っていただいています。弊社のサービスが始まるまでは、家の明かりは燃料を使うものが主流でした。煙がすごかったり、それのせいで家が汚れたり健康を害したりとさまざまな問題を抱えていたのですが、LEDランタンを使うことでそれらも解決しました。

きちんとビジネスとして成功させながら社会貢献したい

――社会貢献度の高い仕事ですが、その理念に共感した人が集まっているのでしょうか?

秋田さん: 確かにみんな興味は持ってくれていますが、仕事としてそれぞれ関心のある分野は違いますね。単に「社会貢献だけ」という人はいないように思います。

こういう事業をやってはいるものの、弊社はそれを慈善活動としてではなく、きちんと会社として利益をあげながらやっていきたいと考えています。そうじゃないとサービスがどんどん広がっていかないと思うんです。こういう活動を通して利益を上げている事例って、大企業ではありますけど、スタートアップでは世界を探してもなかなかないんですよね。それを日本から作っていきたい。やっていることが面白いと思ってくれることも大事ですが、ビジネスとしてどう成功させるか、難しいところをいかに達成するか。そこに自分の専門性をどう生かすかを考えてみんな仕事しています。さまざまな出資者の方が応援してくれていますから、その思いに応えるべく、ちゃんとビジネスをやりつつ、ちゃんと現地の人のニーズも満たしていければと思います。

芝野さん: 決して簡単にいい成果を出せる仕事ではありませんが、だからこそ面白いというところもあります。試行錯誤しながら、ちょっとずつでも成果を出していくことにやりがいを感じてこの仕事をやっています。

――「WASSHA」の今後の展望もお聞かせいただけますか。

秋田さん: 今は電気しか提供していませんが、そういう地域では他にも、物流、教育、医療など、整備されていないものが多くあります。将来はキオスクを通じて本当に彼らのほしいものを幅広く届けられるようなサービスにしていきたいですね。今私たちは800店のキオスクと提携、今後は1000店規模まで増やしていく予定です。これまで個々の村単位では対応できなかったサービスを提供し、村の暮らしをよくするためのサービスステーションを作りたいと思っています。

新しいサービスを作るためには、技術的にクリアしなければならないことがまだまだいっぱいあります。そういうことに興味を持っているエンジニアに入社していただいて、弊社で力を発揮してもらえればうれしいです。

みなさん、ありがとうございました。

社会貢献度の高い事業を、きちんとビジネスとしてやっている株式会社Digital Grid。少数精鋭のスタートアップということもあり、エンジニアに求められるレベルは非常に高い環境ですが、人々の生活を変えるという高いミッションをクリアできたときの喜びはひとしおなのではないでしょうか。自分の技術力で人々に貢献したいと考えているエンジニアの方は、ぜひ同社の求人票をチェックしてみてください!

黒田さんの今後のご活躍と、株式会社Digital Gridのますますのご発展をお祈りしております。

取材日:2017年9月25日
gloops(写真)
株式会社Digital Gridで代表取締役CEOを務める秋田さん。
gloops(写真)
技術開発部の芝野さんは、求人票でエンジニアに求めるスキルレベルを知るため、自分でもpaizaのスキルチェックを受けたそう。「SランクやAランクの問題を1つ解いただけの人よりも、Bランクでも幅広く問題を解いている人のほうが弊社のエンジニアには向いていそうだなと感じました」
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「WASSHA」のサービスでは、キオスクの店舗にソーラーパネルを設置し、発電した電気を販売しています。
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「WASSHA」サービスでレンタルされているLEDランタン。同じものを実際に使っていただきました。従来のランタンより安全なこともあって、現地の人々からの評判もいいそうです。
gloops(写真)
お忙しい中、お時間をいただきありがとうございました!

株式会社Digital Grid
設立 2013年11月28日
社員数 83名(2017/01現在)
企業の特徴

株式会社Digital Gridは2013年に設立された東大発のスタートアップ企業です。同社では「電力量り売り」サービス、WASSHA(ワッシャ)を展開。「デジタルグリッド」という新しい電力制御技術を使い、太陽光発電のクリーンな電力を、誰にでも手の届く場所に、手の届く価格で提供しています。

エンジニアチームは、「WASSHA」のシステム開発全般を担当。新規機能の企画、設計、実装業務と保守業務、その他、必要に応じて評価・インフラ業務などにも携わります。広い業務範囲の中で日々成長できるのはもちろん、自分が提案・開発した機能でアフリカの人々の生活をよりよくすることができる、とてもやりがいのある仕事です。

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