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スターツ出版株式会社

企業メインイメージ

スターツ出版は1983年3月に設立。「編集力・メディアの信頼・読者との絆」という強みを生かしたソリューションビジネス、また小説投稿サイトを起点とした書籍・電子書籍・コミックビジネスをおこなっている会社です。

長年培ってきたメディアによるプロモーションノウハウとIT技術を駆使して、質の高いコンテンツを創出。「絶対にはずさない、厳選した情報だけを紹介する」というポリシーでサービスを運営している点が特徴としており、単なる"情報"ではなく、"メッセージやストーリー"を発信することで、ユーザーに「感動体験」を提供しています。

【事業内容】
■マーケティングでヒット作品を生み出す書籍・コミック事業
業界的には縮小傾向といわれる「出版事業」も昨今大きく成長。『野いちご』『ベリーズカフェ』『ノベマ!』という3つの小説投稿サイトを運営、累計で500名を超える作家を発掘しています。サイトデータを分析することで、ユーザーに支持される作品を安定的に生み出すことが可能となり、2023年は3作品が実写映画化。『交換ウソ日記』『夜が明けたらいちばんに君に会いにいく』をはじめ、『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』は、観客総動員数350万人、興行収入45億円、シリーズ累計部数130万部の大ヒット。コミックシーモア主催の電子コミック2023で大賞を受賞した『鬼の花嫁』ほか、2021年に創刊した男性向け電子コミック雑誌「comicグラスト」でも、電子コミックサイトで1位となる作品を数多く輩出。若手社員の提案から、新ジャンルの創刊も積極的におこなっています。

■雑誌『オズマガジン』『メトロミニッツ』の発行。
1987年創刊の『オズマガジン』は、「町」「旅」「カルチャー」など身近な「よりみち」を提案する女性誌。「食」×「東京」のライフスタイルマガジン『メトロミニッツ』は、東京メトロ駅構内で10万部を無料配布。ブランド力を持つ、これら雑誌やWebメディアを起点とし「編集力・メディアの信頼・読者との絆」という強みを生かしたクライアント向けのソリューション提案をおこなっています。

■会員450万人、出版社ならではの質の高い情報を提供する『オズモール』
『オズマガジン』のWeb版『OZmall(オズモール)』は、「グルメ」「旅・おでかけ」「ビューティ」等の良質な記事を配信。『OZのプレミアム予約サービス』は、高級レストラン、ラグジュアリーホテル、ビューティサロンなどがWeb予約できるサービス。出版社ならではの編集視点でセレクトした「厳選店舗」だけを掲載。掲載店舗は、特別な記念日に少人数で利用するラグジュアリーな施設が多く、価格以上のプレミアムな体験の提供を大切にしています。「推し活レストラン」「おひとり様予約」「家族のための記念日プラン」などが人気。ユーザーにとって絶対にはずさないオリジナルプランを提案し、「食」「旅」の新しいトレンドを生み出しています。

■開発の全工程に関われる
当社では、要件定義から設計、実装、テスト、運用保守まで、一貫して開発に携われます。大規模なIT企業では業務が分業化されることが多いですが、当社ではエンジニア個人の裁量が大きく、着実にスキルを習得できる点が魅力です。特に、小説投稿サイト『野いちご』『Berry's』『Cafe」『ノベマ!』のような月間数億PVを誇る大規模システムの開発・運用に携わることで、高負荷環境での設計や最適化の経験を積むことができます。

■ユーザーの勝利が直接届く
当社の小説投稿サイトは、投稿作品が書籍化される仕組みを持ち、多くのユーザーが利用するプラットフォームです。そのため、エンジニアが実装した機能に対して、ユーザーの反応を直接知れる機会が豊富。

■スピード感のある開発環境
社内は、編集・企画・開発メンバーの自社一貫体制のため、要件のすり合わせから実装までのスピードが速いことが特徴です。新規プロジェクトの立ち上げ時には、少人数で迅速に開発を進めることが求められ、アジャイル的な開発スタイルでプロジェクトを推進できます。

■多様なキャリアを選べる
プレイヤーとして開発業務に集中するキャリアだけでなく、マネジメントに挑戦する道も選択できます。2024年からは、『OZmall』プレミアム予約のシステム開発と書籍グループを兼務するエンジニアもおり、開発だけでなく、プロジェクトの進行管理やチームマネジメントにも関与する機会があります。事業の成長とともに、新しい技術や役割に挑戦しながらエンジニアとしての幅を広げられる環境を用意しております。

■仕事と家庭の両立が可能
育児休暇を取得したエンジニアが復帰後も活躍できる環境を整備。休職後もキャリアを継続し、復帰後に新たな領域へ挑戦する機会が与えられるなど、ライフイベントに左右されずに働き続けられる仕組みがあります。

【キャリア支援・成長機会】
■未来プロジェクト
全社員を対象とした「新規事業提案プロジェクト」を毎年おこなっています。『OZmall』の新サービスや、コミックの新レーベル創刊など、さまざまな事業・サービスがプロジェクトから事業化。若手社員の提案が数多く形になっているのも特徴です。2021年からは「未来プロジェクト」というタイトルで実施。会社の成長に必要不可欠な新たな主力事業の創出に取り組んでいます。

■研修制度
内定者、入社1年目~3年目、ミドル、管理職など、年次、ポジションごとにグループ横断の研修が設けられています。

■オンボーディング制度
入社1年目・中途入社の社員に対しては、スムーズに組織になじみ、早期に成果を出せるように、先輩社員がOJTを担当。あわせてユニット制のオンボーディング制度を導入しています。新メンバー4~5人+サポーター2人体制で約半年間、「事業の歴史」「Webの基礎知識」「企画書制作」など、月一回の勉強会を開催。近況確認のための定例会の他、LINEグループを活用したメンバーサポートもおこなっています。

■キャリアヒアリング制度
1年に1~2回、直属の上司を通さず、人事部に直接仕事やキャリアについての考えを伝える制度があります。必要に応じて面談もおこない、組織コンディションの調整をおこなったり、異動の希望等について、意見を聞く場にもなります。

【働き方・ワークライフバランス】
■アニバーサリー休暇
所定の有給休暇のほかに、1年間に最大3日間取得できる特別休暇制度があります。

■リモートワーク制度
スターツ出版では2022年にオフィスを改装、週2~3日のリモートワークでの就業を前提とし、固定席を持たないフリーアドレスとなっています。オンライン商談用の個室や会議室、コミュニケーションがとりやすいフリーラウンジも用意しています。

【育児・子育て支援】
■子育て中の社員支援制度
育休・産休は、対象者は100%取得しています。スターツ出版では、女性社員のうち2割程度が育児中。お子さんが小さい場合、時短勤務が可能です。スターツグループ全体で、条件によっては法定よりも長い出産休暇・育児休暇を取得することが可能です。

■エンゼル手当・ライフイベント手当
扶養するお子さん1人につき、エンゼル手当として月額6,000円が支給されます。また、幼稚園や保育園への入園、小学校・中学校入学というライフイベント時にはライフイベント手当として10万円が支給されます。(別途、規定あり)

【福利厚生・社内制度】
■スターツグループ社員特典割引制度
社員特典割引で、スターツグループ内の施設利用(ホテルエミオン東京ベイ・ホテル清風園等)や、不動産取引の割引(仲介手数料等)を利用することができます。また、グループで契約している「ベネフィット・ステーション」の福利厚生メニューを会員価格で利用できます。

■独身寮制度
地方出身者や通勤に1.5時間以上かかる場合、独身ならば全員、独身寮に入寮できます。寮は、ピタットハウスが扱う一般の物件で、初年度の自己負担金は月2万円。敷金礼金更新料はかかりません。翌年から毎年月額4000円ずつが加算され、6年目まで延長可能です。

事業内容

■書籍コンテンツ事業
小説投稿サイト『野いちご』『Berry’s Cafe』『ノベマ!』の運営。投稿サイトを起点とする書籍、コミックの発行。

■メディアソリューション事業
雑誌『オズマガジン』、フリーマガジン『メトロミニッツ』『アエルデ』の発行。情報サイト『オズモール』およびレストラン・ホテル・ビューティサロンなどがWeb予約できる『OZのプレミアム予約』サービスの運営。

本社所在地

東京都中央区京橋1-3-1 八重洲口大栄ビル7F

代表者氏名
代表取締役社長 菊地 修一
設立年月
1983年03月02日
従業員数
236名(2025/01現在)
平均年齢
35歳(2025/02現在)
資本金
5億4,000万円
株式公開

東証スタンダード市場

外部資金/調達額
主要株主
主要取引先

株式会社電通、株式会社博報堂DYメディアパートナーズ、大日本印刷株式会社、日本出版販売株式会社、株式会社トーハン

事業概況

今期は売上89億円・営業利益24億円ですが、来期は一気に売上高100億円突破。再来期に営業利益30億円突破を目指します。出版業界を取り巻く環境は相変わらず厳しく、まったく予断を許しません。そんな中、右肩下りの出版市場に抗うべく、コンテンツの多層化を推進いたします。

具体的には、IP展開による、収益の最大化を目指します。すでに当社の小説・コミックを多方面にアピールしたことで、今後3年で、映画化10作品、ドラマ化2作品、アニメ化3作品、合計15作品の映像化が決定しております。映像化に合わせた書籍の重版のみならず、製作委員会への出資や海外翻訳出版、関連グッズ販売など、多層的にコンテンツの収益を拡大させていきます。

さらに、書籍コンテンツ事業全体でコミックシフトをとり、文芸編集者がコミック制作も同時に行う「ハイブリッド型編集体制」に移行することで、コミックの発行点数を増やしていきます。また新たな創刊レーベルも、合計8レーベルが決まっており、昨年末に創刊した『野いちごぽっぷ』『BeLuck文庫』に加え、今年から来年にかけてあと6レーベルを創刊する予定です。

今期は制作投資が増えるため、業績寄与は僅かですが、来期以降、コミックや新レーベルのラインアップが充実し、合わせて多数の映像化作品がリリースされることで、業績の再拡大を予想しております。

また、生成AIを全事業で業務に取り入れ、時間と手間のかかる定型業務を効率化し、クリエイティブ業務を増やすことで生産性を上げる取り組みもスタートしました。同時に生成AIを利用した新サービスの創出にもチャレンジしていく予定です。

事業構成比
売上高

2023年12月期 8,341百万円
2022年12月期 7,023百万円

営業利益

2023年12月期 2,273百万円
2022年12月期 1,586百万円