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Part4-1面接で「モチベーションが低い」と思われないための4つのポイント!

面接で「モチベーションが低い」と思われないための4つのポイント!
よくある転職ご相談
面接結果で、「志望意欲が感じられず、弊社で成長し、活躍していただけるイメージがわきませんでした」とよく言われてしまうのですが、どうしたらよいのでしょうか?

「モチベーション」をアピールするために押さえておくべき4つのポイント

採用担当者が面接で見ている、モチベーションに関する4つの項目をご紹介します。表現の仕方を変えるだけでも印象がよくなりますので、しっかりポイントを押さえておきましょう。

ポイント1やる気、意欲
やる気や意欲が伝わらないせいでNGになってしまうのは、未経験の方や、現職への条件的な不満から転職を考えている方に多いケースです。面接では、よく聞かれる「志望動機」だけでなく、転職理由や面接中の態度なども、意欲や志望度の高さの判断材料になります。自分が面接のどのポイントでつまづいているのかを把握し、対策していきましょう。
【こんな人は要注意!】
  • ✔ 転職理由と志望動機が福利厚生や年収などの条件面の人
  • ✔ エンジニアを目指す動機が「手に職をつけたいから」という人
  • ✔ とにかく「やりたいです!」と言うだけの人
  • ✔ 静かに相手の話を聞いている人
傾向1
転職理由と志望動機が福利厚生や年収などの条件面の人
NG理由
よりよい条件を求めての転職はよくある話です。ただし、好条件を求めるのであれば、同時に、それだけの成果が必要になります。やりたいこと・成し遂げたいこともないのに、条件だけよくしてほしい、というのは、企業側の視点で考えると虫のいい話です。「特にやりたいこともないのに、仕事で結果を出したり、意欲的に成長したりするのは難しいだろうな」「入社しても、ちょっと不満を感じたらすぐに辞めてしまいそうだな」「そんな人を高く評価して、よい待遇で雇うなんてできません」などと思われても仕方ありません。

転職理由や志望動機は(たとえ労働条件が本音でも)、今後のキャリアややりたい仕事をベースにして話しましょう。

条件面の話をしてはいけないというわけではありません。ただ、志望動機や転職理由が「待遇をよくしたいから」だけで終わってしまうのは避けましょう。本当に条件面以外の転職理由が思いつかないという人は、逆に言えば業務内容には不満がないということですよね。その場合は「現職では〜の仕事をしており、非常にやりがいを持ってやっています。今後も〜をやっていきたいとは考えているものの、現職では評価制度や給与レンジが頭打ちになっており、頑張って結果を出しても評価を得られない構造になっております。今後も~を続けていくために、自分の仕事をもっと正当に評価してもらえる環境で、高いモチベーションを持って働きたいと考え、転職を決意しました」などというふうに、前向きに聞こえるように話しましょう。
傾向2
エンジニアを目指す動機が「手に職をつけたいから」という人
NG理由
手に職をつけたいなら、エンジニアである必要はありませんよね?他にも「エンジニアは年収が高いから」とか「エンジニアになれば仕事はなくならないと思うから」といった人が最近増えています。たしかにエンジニアを求める企業は非常に多いですが、変化の早いIT領域で仕事をするようになれば、日ごろの情報収集や勉強が欠かせません。「手に職をつけたいから志望しました」と言われても、新しい情報や技術をキャッチアップして、この先もエンジニアとして成長し、活躍してくれそうなイメージは湧きませんよね。

エンジニアを目指そうと考えたきっかけを具体的なエピソードで用意しましょう

「身近にエンジニアがいてかっこいいと思ったから」「小さい頃にPCをいじっていて楽しかったのを思い出した」など、ITに興味を持ったきっかけは、具体的なエピソードを用意しましょう。「手に職」と考えてITエンジニアが思い浮かぶのであれば、何かしらITと関わった経験、ITへの驚きを感じた経験はあるはずです。
傾向3
とにかく「やりたいです!」と言うだけの人
NG理由
「やりたい」というアピールは重要ですが、転職では「やりたいこと」以前に「できること」が重要です。「やりたい」だけなら誰でも言えます。開発業務未経験などで、できることが少ない人でも「現在どれくらいのことができるのか」「できるようになるためにどんな勉強や努力をしているか」といったことを言えるように整理しておく必要があります。これがないと、企業側も「本当にやりたいと思っているのか」「今はできなくてもこれからできるようになってくれそうか」が判断できません。

「やりたいこと」と「できること」をひもづけて整理しましょう

未経験分野への転職を希望する人はたくさんいます。ただし、希望通りの転職を成功させられるのは、自分が「今できること」と「これからやりたいこと」をひもづけて、ストーリーとして話せる人です。例えば未経験からエンジニアを目指す場合でも、「これまで営業職として顧客の要望を吸い上げ、それを提案として形にする仕事をしてきました。システム開発でも、顧客の要望を吸い上げ、どんな形で実現させるかを考えることは重要だと思いますので、これまでの経験が活かせると考えております。プログラミングの実務経験はありませんが、独学で勉強をして、paizaのBランクを取得し、簡単ではありますがWebサイトを作ることもできました。入社後は、実践できる環境をいただければ全力で頑張ります」というように、これまでの経験とこれからやりたいことをひもづけることはできます。自分が今までやってきたことを振り返り、業務経験やスキルの棚卸しをしましょう。

「やりたい」気持ちを伝えるため、具体的にアピールできるエピソードを用意しましょう

「やりたい」だけなら誰でも言えますし、それだけではやる気は伝わりません。もっと具体的に取り組んでいる内容を話せるようにしましょう。特にIT技術は「試しに触ってみる」ことが重要です。「自分なりにこの分野の勉強をして、試しにこんなアプリケーションを作ってみました」など、動くものを面接官に見せられると意欲が伝わりやすくなります。そこまでできていない人でも、「〜という本の〜のところまで進んでいて、具体的には〜という処理を作ってみました」というように、具体的な書籍名やと進捗などが話せるとよいでしょう。
傾向4
静かに相手の話を聞いている人
NG理由
面接官が話しているときに、自分ではじっくり真剣に話を聞いているつもりでも、反応が薄いと「うちの会社に興味がないのでは」と不安に思われてしまいます。また、説明の後で質問がない場合も同様に「この会社に興味がないんだな」と判断されてしまいます。

リアクションを取り、説明を受けた後はできる限り質問をしましょう

面接官から会社の説明を受ける時は、「メモを取ってもいいですか」と聞いてみたり、ときどきうなずいたり、視線を合わせたりして、相手の話を理解しながら意欲的に聞いている姿勢を見せましょう。また、「なにか質問はありますか」と聞かれた時にはなるべく質問をしましょう。これから入社するかもしれない会社の話を真剣に聞いていれば、質問や気になる点が何も思いつかないということはないはずです。例えば「配属予定のチームは何人構成ですか」「どんなバックグラウンドの人がいますか」といった質問は、どんな企業にも通用しますし、具体的にそこで働くイメージをするのにも有効です。質問事項は、面接前に企業の情報を調べながら、必ず3つほど準備しておきましょう。
ポイント2責任感、当事者意識
どんな仕事でも成果を出すには責任感や当事者意識が不可欠です。そのため、企業は面接でいろいろな質問を通して「この人は仕事に対して責任感や当事者意識があるか?」ということを判断しています。自分の傾向を振り返って、仕事に対する意識がより伝わる受け答えを考えてみましょう。
【こんな人は要注意!】
  • ✔ 退職理由が「やりたいことができないから」だけの人
  • ✔ 業務経験や経歴を聞かれた時に、自分の担当業務をやたら細かく説明する人
  • ✔ 「何か質問はありますか」と聞かれたのに質問をしない人
傾向1
退職理由が「やりたいことができないから」だけの人
NG理由
こうした理由で退職するのが悪いわけではありませんが、面接での伝え方には注意しましょう。例えば、「Web系の仕事をやりたいけどやらせてもらえない」という理由で転職を希望する人は多くいますが、それだけを言われてしまうと、企業側にはただのわがままにも聞こえてしまいます。こういった人は、加えて「営業がWeb案件を取ってこないからやりたい仕事ができなかった」「会社の環境が悪かった」など他責思考の発言をしてしまうことも多く、これでは「当事者意識を持って仕事をしてくれそうな人だな」という印象は持ってもらえません。

転職理由は、他人や環境のせいにするだけでなく、自分の希望や取り組みもあわせて前向きに話しましょう

例えば、「今後はWeb開発の仕事をしたいと考えてpaizaを使って学習したり、簡単なWebアプリを作成したりしてスキルを磨いていました。しかし、現職では今後、金融顧客の汎用系開発事業のみに絞られていくことが決まっています。このままでは私がやりたい仕事はできず、そのために身につけてきたスキルも無駄になってしまうと感じたため、Web系開発に携われる企業への転職を目指しています」など、具体的に努力している内容や、現職のビジネスモデル、文化などに踏み込んだ転職理由を考えましょう。
傾向2
業務経験や経歴を聞かれた時に、自分の担当業務をやたら細かく説明する人
NG理由
例えば「この案件は〜という仕様で依頼があったもので、〜という言語を使って〜な環境で・・・」といった細かい仕事内容の説明しかできないと、「自分の担当の範囲でしか仕事をとらえていない人」に見えてしまいます。その仕事が会社のビジネスにどんな影響を及ぼすのか、そのために自分は何をしたのかといったことを、客観的に広い目線で考えて伝えましょう。「こんな仕様をもとに開発をしていましたが、システムの末端を担当していたので全体的なことは把握していません」といった感じでは視野が狭く、当事者意識が足りない人だという判断をされてしまいます。

経歴は広い視点から狭い視点に向かうように説明しましょう

例えば「Web広告事業を展開しているA社からいただいた案件に参加した時は、サービスの特性上、処理速度が重要になると考えていました。そのため、担当していたのは、末端の開発業務ではありましたが、他のモジュールとの連携をしても速度が落ちないように意識をして実装を行いました」など、まずはそれがどんな事業かという話からスタートするのがよいでしょう。その方が、「手元の仕事をただこなすだけでなく、ビジネスの一端を担っている自覚を持って、自分の仕事の役割を把握できている人なんだ」と思われて当事者意識や責任感の強さも伝わりやすくなります。
傾向3
「何か質問はありますか」と聞かれたのに質問をしない人
NG理由
これから入社するかもしれない企業の面接を受けているのに、何も質問がないということは、普段から疑問を持たない鈍感な人に見えてしまいます。企業の面接を受けるなかで、疑問や気になる点が一切なく、入社したらどんなふうに働くのか完璧にイメージできているような人はほとんどいないはずです。

「何か質問はありますか」と言われたら必ず何かを返しましょう

どうしても思いつかない場合は質問でなくても構いませんので、「特にありません」だけで終わらないようにしましょう。「面接前から疑問に感じていた〜や〜について十分お話いただけて、疑問を解消することができましたので、特に質問はございません」と質問がない理由や理解できた旨を話しましょう。
ポイント3事業への共感、志望意欲
多くの転職希望者を悩ませる志望動機ですが、「面接で聞かれるからそれっぽい動機を作らなきゃ」と考えてしまうと失敗しがちです。自分の経験と転職理由を整理した上で、「自然と志望動機が出てくる」状態が理想的です。よくあるNG傾向の人の事例から考え方を身につけていきましょう。
【こんな人は要注意!】
  • ✔ 転職理由や志望動機が福利厚生や年収などの条件面の人
  • ✔ 調べた企業理念をひたすら志望動機として話す人
  • ✔ 転職理由が「いろいろな開発に携わりたいから」だけの人
傾向1
転職理由や志望動機が福利厚生や年収などの条件面の人
NG理由
求人票の条件面しか見ていない人の多くが、志望動機をうまく話せていません。条件を重視するのは、悪いことではありません。しかし、それ相応のスキルや実績がないと、よい条件を叶えることはできないのです。企業側も、「これから自分のスキルをどう活かして、どんなふうに活躍したいか」といった話もなく「ただ条件がよかったので志望しました」というだけの人を受け入れるのは難しいのではないでしょうか。

ポジティブな転職理由を考えましょう

実は、転職理由と志望動機はほぼイコールの関係にあります。例えば、転職理由が「現職への不満」だったとしても、それを裏返せばポジティブな志望動機になります。この場合「現職は技術的な取り組みがないのでうんざりしている」という転職理由も、「技術者として成長するために、技術的な取り組みに積極的な会社で成長を加速させたい」というように、ポジティブな表現に変えることもできますよね。そこからさらに、仕事内容や企業の取り組みをひもづけて「この会社でならそれが実現できる」とすれば、立派な志望理由になります。不満など、ネガティブな転職理由もポジティブに言い換えられないか考えてみましょう。

求人票の「企業の特徴」や「職務内容」は最低限チェックしてから面接に臨みましょう

「企業の特徴」には、あなたがその企業に入社してやりたいと思っている仕事や目指したい環境などの記載があるはずで、「職務内容」は、入社後にあなたがどう活躍したいかを考えるヒントになります。これらの記載内容と、今までの経験や思いなどをひもづけて「こういう理由で応募しました」と話せるように、必ずチェックしておきましょう。
傾向2
調べた企業理念をひたすら志望動機として話す人
NG理由
企業理念を理解しておくことは重要ですが、志望動機を聞いてきた面接官が知りたいのは「今までどういう経験をしてきて、何がきっかけでやりたいことを見つけて、その上でなぜこの会社を志望してくれたのか」ということです。企業理念に共感したとしても、自分の経験とひもづけた話ができないと「確かに理念をしっかり見てきてくれて嬉しいけど、やっぱりなぜウチなのかわからないな...」「企業理念に共感しましたと言っておけばいいと思ってるんだろうな…」と思われてしまいます。

これまでの経験と転職理由を棚卸ししてから、志望動機をまとめましょう

実は志望理由の8割は、自分のできることと転職理由でできています。例えば「私はいままで〜をやってきて〜ができるようになりました。今後は〜な理由でさらに〜ができるようになりたいと考えていますが、現職が〜なため、思い描くキャリアの実現が難しいと感じています。御社には〜な環境があるということで、私の思いを実現できると思い、志望しています」というように、経験+転職理由+α、で志望動機は作れます。ここでまず重要なのは、今までの経験と転職理由の整理です。また、経験と転職理由を整理して考えた志望動機がこのスタイルに当てはまらないのであれば、そもそもその企業を志望すべきではない可能性が高いです。改めて他の企業を探したほうがよいでしょう。
傾向3
転職理由が「いろいろな開発に携わりたい」の人
NG理由
転職理由や志望動機で「いろいろな開発に携わりたい」と言う人が多いですが、それを自社サービスを開発している企業で言っていませんか。企業にもよりますが、自社サービスを持つ会社は基本的にそのサービスを育ててくれるエンジニアを求めているので、入社したら長く同じサービス開発に携わることになります。そんな企業の面接で「いろいろなことがやりたい」と言われても、面接官は「うちの仕事はサービス運営とその追加開発が中心だから、いろいろなことをやりたい、と言われてもそういった場は提供できない」「いろいろなことがやりたいのにうちの会社に応募してくるなんて、業務内容をちゃんと理解していないんだろうな」と思われてしまいます。

「いろいろな開発」などの曖昧な表現になる場合は、もう少し具体的にやりたいことを考えましょう

「いろいろな開発に携わりたい」という人は、「技術的な提案をしてみたい」「新しい技術の導入に携わりたい」など、技術的に新しいものに触れたい方が多いと思います。採用企業側が誤解してしまう曖昧な表現は避け、明確に「〜がやってみたい」「〜な技術環境でやりたい」と伝えましょう。

もし、いろいろなサービスの開発に携わりたいのであれば、自社サービスの企業ではなく、案件毎に開発するものを変えられる受託開発の企業を選びましょう。

ポイント4業務外の勉強、取り組み
やる気があることをわかってもらうには、行動をアピールするのが一番効果的です。面接でも業務外の取り組みについては質問される場面が多いので、話せるように準備はしておきましょう。
【こんな人は要注意!】
  • ✔ とにかく「やりたいです!」と言うだけの人
  • ✔ 業務外の取り組みを聞かれても「〜を勉強しています」としか言えない人
傾向1
とにかく「やりたいです!」と言うだけの人
NG理由
「こういうことがやりたいです!」と言った後に、「では、それについて何か勉強などしていますか」と聞かれると、具体的に答えられない人が非常に多いです。「やりたい」だけなら誰でも言えます。何の取り組みもしていない人は、「口だけで本当はやる気がない人なんだな」と思われても仕方ありません。
傾向2
業務外の取り組みを質問されて「〜を勉強してます」と回答する人
NG理由
IT業界では、普段から自分で勉強や情報収集をしていることは当たり前です。他の応募者でも「勉強しています」という人はたくさんいるため、それだけで話が終わってしまうと突出できずに埋もれてしまい、印象に残りづらくなってしまいます。

勉強するだけで終わらせず、実践として「試す」ところまでやりましょう

「勉強しています」だけではアピールが弱く、他の候補者に埋もれてしまいます。ここで、例えば「実際にこのフレームワークを使ってWebアプリを作ってみながら、業務での利用シーンを考えています」などと具体的に手を動かして試した内容が話せると「自分から手を動かすことができていて、エンジニアとして成長できそうな人だな」と思ってもらえます。簡単なものでも「手を動かして試してみる」という行為は、他の応募者より抜きん出るポイントになります。自分なりに試してみた事例を話せるよう、準備をしておきましょう。

普段から技術ブログなどを見る癖をつけましょう

優秀なエンジニアは情報収集を欠かしません。普段よく見ている技術ブログやWebサイトなどの情報源は、聞かれたらすぐ答えられるようにしておきましょう。
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