1. paiza転職トップ
  2. エンジニア求人情報
  3. モベンシス株式会社
通過ランク:B

モベンシス株式会社

企業メインイメージ

当社の独自技術である『ソフトモーション』ですが、これまではハードウェアベースのモーションコントロールが主流で、創業当時は、ソフトモーション技術の可能性を説いて回るも、”クレイジーアイディア”だと言われてきました。しかし、時代は第4次産業革命へと移り、現代ではソフトモーションの需要が急速に高まってきています。

スマートファクトリー実現のための核心である「産業用コネクティビティ技術」は、かつてのベンダー依存の専用機器だけでは実現できず、ハードウェア非依存のソフトウェア中心のオープンコントロールプラットフォームが必要になっています。そのため、日本のメーカーがこれまで得意としてきたメーカー指定のハードウェア製品による囲い込み戦略が大きな危機を迎え、ソフトウェアベースの制御がかつてないほど注目を集めています。

わたしたちが描く未来のものづくり。それは、ロボット、加工機、コンベア、AMRなど、あらゆる工場設備の制御を可能にするソフトウェアベースの制御プラットフォームを提供することで、ものづくりをもっと自由に、生産的にすることです。ソフトウェアの力で、「産業のプラットフォーマになる」、そんな壮大な夢に賛同してもらえる情熱のある仲間を募集します。ものづくりの未来を描くソフトウェアを、わたしたちと一緒に創りませんか?

***************************************

■経営理念:絶え間なき技術革新により、社会の変革に貢献する
一見、このわたしたちの経営理念はどこの技術系の会社にも当てはまる一般的なものと思われるかもしれません。そこには、わたしたちの主力製品である「ソフトウェア」や「モーション制御」という言葉は含まれていません。

それは、創業したときから、どこかに安住するということがなく、大手企業ができない技術や製品を開発すること、常に時代の先端を追い求めわたしたちにしかできない開発をするのが存在意義だと考えているからです。

いま、IoTとAIの台頭により、産業機器の制御技術には大きな転換点が訪れています。わたしたちのソフトウェア製品は、その変革をおこす中核技術を担っています。技術革新をとめることなく、これからくる社会変革に貢献していきます。

ファクトリーオートメーション(FA)業界は、製造業の効率化と生産性向上を目的に、国内外で需要が高まっています。特に2024年から2029年にかけて、世界市場は年平均成長率8.8%で拡大し、約47兆7237億円に達すると予測されています。

■製造業の課題とFA機器導入のメリット
製造業界では、人手不足や生産コストの増加、品質管理の難しさなどの課題が存在します。FA機器の導入により、以下のメリットが期待できます。
①人件費の削減:自動化により作業効率が向上し、人手に依存する工程を減らすことで、人件費の削減が可能です。
②品質の安定:機械による精密な作業で、製品の品質が均一化し、不良品の発生を抑制できます。
③生産性の向上:24時間稼働が可能な自動化設備により、生産量の増加と納期短縮を実現できます。

第4次産業革命の進展に伴い、製造現場のデジタル化やIoTの活用が進み、スマートファクトリー化が注目されています。FA機器の導入は、これらの取り組みの中核を担い、製造プロセスの最適化やリアルタイムなデータ分析を可能にします。

また、半導体、自動車、食品など多様な分野でFA機器の需要が拡大しています。大手メーカーもFA機器を成長分野と位置付け、積極的な投資や新製品の開発を進めています。たとえば、オムロンや三菱電機などは、最新のFAソリューションを提供し、業界のリーダーシップを強化しています。

■モベンシスの主力製品『WMX』
当社独自の「ソフトモーション」技術を活用したソフトウェアベースのモーションコントロール製品が主力事業です。この技術により、専用ハードウェアを必要とせず、一般的なPCのCPU性能を最大限に生かして高精度なモーション制御を実現します。

〈WMXの主な特長〉
①専用ハードウェア不要:PCのみで動作し、コスト削減と省スペース化を実現します。
②高い拡張性:最大128軸の制御が可能で、複数のネットワークにも柔軟に対応します。
特に半導体製造工程においては、世界最大手の半導体メーカーの前工程で約3,000ライセンスが稼働しており、ミッションクリティカルな環境での高い信頼性と実績を誇ります。

■新規事業領域:AMR(自律走行ロボット)
当社は、マサチューセッツ工科大学発のスタートアップ企業であるSkylla Technologies Inc.を買収し、AMR分野への事業拡大を進めています。

〈AMRの主な利用例〉
物流業界:倉庫内での商品ピッキングや棚入れ作業の自動化
製造業:部品の搬入や製品の移動の自動化
ヘルスケア:病院内での薬品や医療機器の配送の自動化
小売業:店舗内での商品補充の自動化

〈Skyllaの「Jetstream」と自社製品『WMX』の統合による特長〉
1台のPCでAMRの走行制御だけでなく、サーボやロボットなどのFA機器の制御も可能となり、コスト削減、省スペース化、バッテリー消費の削減といったメリットが得られます。
業界最大手、DMG森精機でも採用されています。

【わたしたちが目指している姿】
■すべてのモータや装置を制御するプラットフォーマになる
FA業界において、唯一無二の存在を目指します。われわれの知名度を上げていき、より多くのネットワークへの対応を可能にしていきます。

■新たな価値を創造するソリューションプロバイダを目指す
コモディティではなく、われわれにしかできない社会に変革を起こす価値のある開発を続けます。

【組織風土】
世間にクレイジーと思われる技術だとしても、異端であるからこそいつかは世界をリードできるという信念で、常に新しい技術的なチャレンジを追い求めています。そのため、当社は、役職や、年齢、経験、部署に関わらず、声を上げることができる風通しのよい環境で社員同士のコミュニケーションも活発におこなわれています。社員間では英語ニックネームで呼び合うなど、社内交流の促進にも力を入れています。

【評価制度】
モベンシスグループの「Objective Setting」は、組織と個人の目標を明確にし、個人の成長を促進するための評価プログラムです。主な流れは以下のとおりです。
▼年間KPIの設定(会社・部署)
▼個人目標の設定
▼中間評価と1on1
▼自己評価の作成
▼最終評価と1on1、フィードバックの通達
さらに、四半期ごとに1on1や進捗レビューを実施し、全社進捗会で振り返りやレクリエーションをおこないます。評価はランク(S、A、B、C、D)で査定され、年1回の昇給があります。

【福利厚生】
■部署間交流会支援制度
Qごとに各部署でランチまたは、ディナー会を実施し、社員間の交流を深めています。
飲食費用を会社が負担します。

■ウェルカムランチ
入社時に各部署の先輩社員とウェルカムランチを実施しています。自分の所属ではない部署のメンバーとも交流が深められます。ランチ費用を会社が負担します。

■永年勤続表彰制度
入社5年、10年、20年目の方を表彰、また日ごろの感謝を込めて、記念品or旅行券とリフレッシュ休暇(10年以上の方対象)を贈ります。

■育成支援制度
能力開発研修支援/外国語学習支援/書籍購入支援

■産休・育休制度
育児休暇取得率(男女):100%
フレックス制度の他に中抜け制度もあり、お子様の送迎や、急病にも柔軟に対応できます。

■誕生日手当
誕生日の方にギフトカードをお贈りしています。

事業内容

各種産業装置向けのモーションコントロール製品の開発・販売

役員略歴

■代表取締役:梁富好(ヤンブホ)
京都大学工学部数理工学科卒業。米国マサチューセッツ工科大学(MIT)大学院機械工学科ロボット工学の分野で博士号( Ph.D. )取得。産業用ロボットなどの各種産業装置の制御機能を向上させる制御ソフトウェアを開発。その研究成果をもとに1998年、米国ボストンでSoft Servo Systems, Inc.を創業。その後、日本法人、韓国法人を設立し、代表取締役社長を務める。2023年3月からモベンシスグループ会長に就任。

■取締役チーフアーキテクト:潘子圓(パン・ツーヤン)
中国天津大学 情報学部情報科学科卒業。静岡大学自然科学系教育部の情報科学分野で博士号(Ph.D.)を取得。2008年、訊雷インターネット技術サービス会社(中国)にて開発職を経て、2013年5月、ソフトサーボシステムズ株式会社に入社し、ソフトモーション技術の開発業務に携る。2018年より開発部長を務め、2021年4月にモベンシス株式会社の取締役に就任。2023年1月よりチーフアーキテクトに就任。
副社長 兼 技術営業部長

■副社長 兼 技術営業部長:本間 広光
コグネックス株式会社でアカウントセールスマネジャー、東日本セールスマネジャー、エレクトロニクスセールスマネジャーなどを歴任したのち、2023年9月より技術営業部長として参画。プレイングマネジャーとして日本市場での事業拡大をリード。

本社所在地

東京都新宿区北新宿2丁目21番1号 新宿フロントタワー20F

代表者氏名
代表取締役 梁 富好
設立年月
2006年04月26日
従業員数
17名(2024/10現在)
平均年齢
--
資本金
5,000万円
株式公開
外部資金/調達額
主要株主
拠点・関連会社

■海外拠点:韓国、米国、中国
■研究所:米国ボストン先端研究開発センター

主要取引先

オムロン・パナソニック等の企業様とパートナー関係を結んでおります。

事業概況

モベンシスは1998年、マサチューセッツ工科大学(MIT)のプロジェクトを事業化する目的で、その前身となるソフトサーボシステム社としてボストンに設立されました。設立当初から、第4次産業革命における未来志向のリーダーとなることを目指してきました。

2021年、ソフトサーボシステム社はロボット、モーションコントロール、ハイテク計測産業における技術集約型のグローバルリーディングカンパニーになるという精神に基づき、社名をソフトサーボシステムからモベンシスに変更しました。「絶え間なき技術革新により、社会の変革に貢献する」という経営理念のもと、半導体、ディスプレイ、情報通信機器などさまざまな分野の製造装置向けの制御ソリューションやカスタマイズのご相談、ユーザー向けアプリケーション開発などを手がけております。

社員ひとりひとりが働きやすい環境づくりに努めています。さらなる技術革新とサービスの向上、優秀な人材の確保、事業拡大を図るため、馴染み深い立川から2023年10月に西新宿へ移転しました。

事業構成比
通過ランク:B
目次