オフィス訪問レポート ディップ株式会社
一続きのフロア&たくさんの会議スペース
コミュニケーションに特化したディップのオフィス
こんにちは、霧島京子です♪ 今回のオフィス訪問レポートは、求人情報サービス「バイトル」「はたらこねっと」などの運営で知られるディップ株式会社さんにお伺いしました!
東京メトロの六本木一丁目駅から直結の六本木グランドタワー。その31階にディップの本社があります。2017年に移転したばかりの新しいオフィスです。
こちらがエントランスです。中央奥には「dip」の由来となっている「DREAM」「IDEA」「PASSION」の3つの単語が見えます。特徴的な天井のライトは、稲妻をイメージしたものだそう。
さらに、ガラス張りの床に注目。ガラスの下は何かなと思って近付いてみると…
キーボードやマウス、HDD、メモリなどPCのパーツや、携帯電話が入っていました。実際にもともと使っていたものをこうやって再利用しているんだそうです。
ちなみに、この写真の中央やや下にガラケーがありますが、ガラケーはこの一台しか入ってないのだとか。もしディップにいったときはエントランスでガラケーを探してみてください。
エントランスの奥には会議室があります。さきほどの写真とは逆のほうからの視点で、ガラスの奥がエントランスです。この部屋は3面がガラス張りで、外からの自然光も入るレイアウトになっています。
会議室の横には小規模の打ち合わせスペースもあります。眺望がすばらしい…。
続いて執務フロアへ。壁がなく、広々としたレイアウトです。
こんな案内表示もありました。新入社員でもこれで大丈夫。
あるエンジニアさんのデスクです。この方はキーボード2台使い。全体的にはキーボード1つ、ディスプレイ2面で作業する方が多かったです。
社員用のイスです。エンジニアもこちらのイスを使っているそうです。
システム開発部(エンジニアチーム)の横にある書架です。やはり技術書が多いですね。
「こもルーム」と呼ばれる集中したい人向けのスペース。名前の通り、ここにこもって作業できます。エンジニアに限らずよく使われているそうです。
こちらは「Talk Stand」といって、さっと会議をするのに適したスペースです。左側の仕切りがホワイトボードになっています。
ごみステーション兼ミーティング用のスペース。執務エリアの合間にこのようなものが4カ所あります。
こちらは「dip cafe」。名前の通りカフェのような空間で、リラックスしながら作業ができます。ここからの眺めも最高でした。
「Pitch Square」というオープンなミーティングスペースです。執務スペースと一続きになっていて仕切りなどはありません。内側がソファ席、外側がカウンター席になっています。
最後に、同社人材開発室チーフの内藤めぐみさんと、システム開発部アプリケーション開発課マネジャーの栗生和明さんに、オフィス環境や採用についてお話を聞きました。
――はじめに、御社のオフィスのコンセプトについて教えてください。
内藤さん: 現在のオフィスに移転する際、『新たな夢の実現のため、更なるアイデア・情熱を掻き立てる、「日本一コミュニケーションが取りやすい」オフィス空間を構築する。』というコンセプトのもと設計しました。社名の由来で企業理念でもある「DREAM」「IDEA」「PASSION」がすべて生み出せる場所にしたいという思いがあります。
――執務フロアは部署間で壁や仕切りを設けず、一体となっています。
内藤さん: 従来は部署ごとに部屋が分かれていたので、その頃と比べると部署間のコミュニケーションはかなり活性化できていると思います。個人的にも、人事担当として各部署に気軽に採用計画を聞きにいけるようになりましたし。
栗生さん: 比較的打ち合わせが多い会社ということもあり、ミーティングスペースは社内に多くあります。会議室だけだと使うたびに30分、1時間と押さえ、それ以外の人は使えないという感じになってしまいがちです。しかし、新しいオフィスは会議室のほかにもたくさんのスペースがあるので、ちょっとした時間でもコミュニケーションをとれるようになりました。
――一方で、集中して作業できる「こもルーム」もあります。
栗生さん: エンジニアだけでなく、全社員が使えるもので、企画職などからも人気が高いですね。会社としては自席でも、オープンスペースでも、閉じられたスペースでも、能率が上がるために好きなものを使ってもらえばいいと考えています。
――続いて、エンジニア採用についてもお伺いします。御社で採用の際に見ているポイントを教えてください。
栗生さん: この会社でどういう働き方をできればいいか、どういうエンジニアになりたいかは聞くようにしています。特に転職では、現在どういう課題を抱えていて、転職先にどういうことを求めているのかを伺いながら、弊社でそれが解決できそうかどうかを見ます。あとは、言われるまで待っているのではなく自分から積極的に動ける方だといいですね。そういう方のほうが入社された後も仕事が面白いと思います。
技術的には、これも特に中途の場合なのですが1つの開発言語しかやっていないと少し厳しいと思います。弊社の開発業務でも複数の言語を使っていますし、さまざまな技術や言語に対して興味を持ち、実際に触れていてほしいと考えています。
――それでは最後に、御社に応募を検討されているエンジニアや学生の方にメッセージをお願いします。
栗生さん: 弊社はユーザー数の多いサービスを扱っており、既存の大きいシステムもあるので、開発といってもレギュレーションでガチガチなのではないかと思われる人もいると思います。しかし、実際にはそんなことはありません。最近ではGo言語を取り入れるなど新しい技術を使うことには前向きですし、新しい技術や機能開発の提案も大歓迎です。システムを見渡してレガシーな部分がないわけではありませんが、それを時代に合ったいいものに変えていこうとしているので、それを一緒に楽しめる人だとうれしいです。
内藤さん: 弊社の企業理念は「夢とアイデアと情熱で社会を改善する存在となる」です。もちろんそのために既存のサービスを大きくしていくことはとても重要です。一方で、それにプラスして新たなサービスや新たな何かを生み出したいと思っている人、自分の力で社会をいいほうへ変えていきたいと思っている人も弊社はマッチすると思います。チャレンジ精神や前のめりになれる人に応募していただけたらと思います。
霧島京子のレポート
ディップさんのオフィスは、とても開放的で、コミュニケーションがとりやすそうでした。
集中したいときに使える「こもルーム」やカフェもありますし、毎日の開発もとってもはかどりそうですね。
それになんといっても見晴らしが絶景! 会社から東京タワーもスカイツリーも見えちゃうんですよ。こんなところで働けるなんてうらやましいなー!
ディップ株式会社の皆さん、お忙しいなかありがとうございました!
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