オフィス訪問レポート Sansan株式会社
お堅い感じかと思いきや…
Sansanの超おしゃれなオフィスにびっくり!
こんにちは、霧島京子です♪ オフィス訪問企画、第三回となる今回は、「それさぁ、早く言ってよ~!」のCMが印象的な、法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」と、名刺アプリ「Eight」を提供するSansan株式会社に伺いました!
表参道駅から徒歩4分。都心のど真ん中にあるSansan株式会社のオフィス。
エントランスにある来客受付用の端末。顔写真から担当者を呼び出せるようになっています。分かりやすくていいですね。
「スタジアム」と呼ばれる広々としたオープンスペース。数人で打ち合わせをするチームもあれば、1人黙々と集中して作業している人もいました。気分転換にはもってこいの開放的な空間ですね。
こちらは「ガーデン」と呼ばれるスペース。社内の打ち合わせや来客応対に使われています。ハンモックでお昼寝したい…。
書架。社内のそれぞれのチームに同じような規模のものが設置されていました。
エンジニアが使っているイス。長時間座っても疲れないイスとして、高さや背もたれなどさまざまな部分を細かく調整可能なこちらをチョイスしたそうです。
エンジニアチームの執務エリア。Sansanでは、希望すれば上下可動式デスク(デスクの天板を簡単に上下させることができ、立ちながらの作業も座っての作業もできるデスク)を使うことができます。立って作業している方がちらほらといますね。
こちらも立って作業中のエンジニアさん。足元を見ると…
テラマットだ!いいなー。
Sansanには、エンジニアやデザイナーなど、専門知識を必要とするメンバーを対象に、業務に必要なツールやソフトウェアなどの購入費用を補助する制度があります。生産性がより向上すると会社から認められれば、書籍から勉強会への参加費用まで、比較的広い範囲で適用されるそうで、そのうちのひとつがこちらというわけ。
本日のディスプレイ数チャンピオンです。ノートPC+4面のディスプレイで計5面。コックピットみたいですね。それぞれのディスプレイごとに役割を決めていて、実際に能率も高まるんだそうです。もちろんこちらも会社に申請して購入したもの。
葉っぱ型のベッドキャノピーを使っている方も多くいました。
Sansanでは「社員の生産性の向上」の後押しにとても力を入れているそう。打ち合わせスペースも広々として使いやすそうでしたし、各自のデスクもそれぞれ自分が使いやすいようにカスタマイズしている人が多く、仕事がしやすそうなオフィスでした。
社内にポツンと鎮座するボールチェア。集中したいときのスペースとして使われています。役員が気に入り、自費で買ったんだとか。
オフィスは全体的に緑がとても多かったです。社内の植物は、プラントハンターの西畠清順さんがプロデュースしているそうです。
数々の写真たち。社歴を追うように時系列で貼られていて、左が創業当時、右に行くほど最近の写真なんだそうです。こういうものがいつも見えるところにあると、初心を忘れずに仕事ができていいですね。
最後に同社人事部で採用担当を務める濱坂愛音さんに、同社で求める人材についてお話を聞きました。
――御社では新卒採用にpaizaをご利用いただいています。エンジニア志望者の面接ではどういうところを見ているのでしょうか。
どちらかというと入社時点で非常に高いスキルレベルを求めているわけではなくて、その技術をどう捉えているかのほうをより見ています。「食いっぱぐれないように手に職をつけたい」という方もいれば、「技術を使って世の中に何かいいインパクトを残したい」という方までいろいろいらっしゃいますよね。弊社としては今何が作れるかよりも、今後どうなっていきたいか、どういうことをしていきたいのか、そしてSansanのミッションに共感できるかのほうが大切だと考えています。
――今のお話で言うと、「手に職をつけたい」という方よりは「技術でインパクトを残したい」という方のほうが御社向きの人材ということでしょうか。
そうですね。実際に弊社のエンジニアは、自分たちのプロダクトに誇りを持ち、少しでもそれを良くしていきたい、それを通じて世の中にインパクトを与えたいと考えながら仕事をしている人が多いですね。ですから、そういう指向性の方のほうが弊社では活躍しやすいと思います。
さらに言うと、技術好きがとても多いですね。いいプロダクトを作るためにずっとコードを書き続けたいと考えている人がほとんどといってもいいかもしれません。マネジメントをするようになったあとも、手を動かさなくなる人は少ないです。
――その他に、面接・採用で特に重視していることがあれば教えてください。
エンジニアの採用では、面接官を現場のエンジニアが担当し、きちんと学生の技術に対する思いを理解するように努めています。
そして、面接では弊社のことを知ってもらいたいという思いが強いです。学生の方ですと、どうしてもBtoBの事業をしっかりとイメージできる人は少ないですから。ビジネス現場を変えることによって、世の中にこういういい影響を与えることができる、そんな面白いプロダクトを作っているんだということをしっかり伝えるようにしています。
――入社後、勉強会などスキルアップの機会はありますか?
弊社では参加者が2人以上であれば勉強会として会社が補助を出しますので、みんな積極的にさまざまなものをやっています。さらに、他社さんとの共同勉強会も頻繁にやっていて、新入社員からは「こんなに多いとは思わなかった」と言われるくらいです。エンジニアとしてスキルアップしたい人にとってはいい環境だと思います。
プロダクトを絞っているので一見領域が狭いように感じると思いますが、実は触れる技術領域は広くて、多岐にわたる分野のエンジニアが集まっています。それまで全然触れたことがなかった知見も共有できるので、それがいい刺激になっていると言うエンジニアもいますね。
――最後に、御社に応募を考えている学生へのメッセージをお願いします。
弊社のプロダクトは世界中を見ても参考・理想になるプロダクトがありません。市場も決まったものがあるわけではなく、自分たちが生み出していくような状況です。それを楽しみながら、自分の力で世界を変えていきたい、世の中に大きなインパクトを与えていきたいと思える方であれば、きっと弊社で活躍できると思います。そういう方に応募していただけるとうれしいです。
また、Sansanは7000社以上、Eightは200万人以上に使っていただくプロダクトになり、取り込まれた名刺の総数は数億枚にもなりました。今後はこの名刺情報からなるビッグデータをもとに新たな価値をユーザーに提供する新規事業も検討しています。新しいサービスで世の中を変えていきたいという思いを持っている方にとっても活躍できるフィールドがありますので、興味がある方はぜひ応募していただければと思います。
――本日はありがとうございました!
霧島京子のレポート
Sansanさんのオフィスは、おしゃれで明るく、事業の勢いがそのまま表れたようなかっこいいオフィスでした。
BtoB向けで、しかも名刺管理というお堅い事業をされている企業なので、訪問前は「オフィスもまじめで殺風景な感じなのかな…」とちょっと思っていました(ごめんなさい)。そんなイメージとまったく違ってビックリでした!
社風もとてもベンチャー気質なので、世の中にインパクトを与えられる仕事がしたい人や、新しいことに挑戦したい人にとってはやりがいのある職場だと思います。
Sansan株式会社の皆さん、お忙しいなかありがとうございました!
霧島京子が主人公の4コママンガ「ぱいじょ!」など、paizaの各コンテンツへはこちらから。