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Fracta Leap株式会社

企業メインイメージ

豊富な水資源に恵まれた日本では、水は地域社会や産業と深く結びつきながらも、あまりに当たり前の存在であり、強く意識することはあまりないかもしれません。一方で、海外を見渡すと、水資源の不足で人々が困窮し、紛争まで起きる国も存在します。そして、きたる2050年には、世界人口の約半数が水リスクに晒される「大水不足時代」が到来すると見込まれています。

この水資源が枯渇する時代に、われわれが次の世代のためにできることは何か?
わたしたちは、日本が持つ「高度な水処理技術」に着眼しました。もし、このアナログな技術をデジタルで再構築し、高速に世界中へ展開することができれば、世界の水不足問題の解決に貢献することができるはずです。

2020年より水処理の国内最大手企業と連携しながら、世界に類のない水処理インフラのデジタル変革を進めています。水処理プラントの設計と運転管理、さらには、水処理薬品の開発まで、デジタル技術による新しい水処理インフラの確立を目指して、事業に取り組んでいます。

もちろん、その過程はいつも困難だらけです。インフラの世界はライフサイクルが長く、実際に大きな成果へ昇華されるまで相応の忍耐も必要になります。一方で、50年先も、あるいは100年先も、私たちの生み出した技術がインフラに組み込まれ、受け継がれていく。そういうロマンがある領域です。つぎの世代、つぎのつぎの世代、もっと先の未来へ、水資源とインフラをつなぐためにわたしたちは挑みます。

■多様な専門性が生み出す革新力
当社のメンバーは、アルゴリズム研究者、特許取得済みのセンサー開発者、プラントの配管設計エンジニアなど、多様なバックグラウンドを持つ専門家で構成されています。そのコラボレーションから生まれるアイデアやパワーを武器に、「持続可能な社会インフラの実現」に向けて挑戦を続けています。

■技術革新への挑戦
「社会インフラの技術革新は困難」と言われる中、そこにある未踏の余白を捉え、新たな可能性を切り開いています。失敗をエキサイティングな経験と捉え、難題への挑戦を楽しむ文化が根付いています。既存の枠組みに囚われず、多様な視点で物事を捉え、根本から再構築する「アウフヘーベン」的な思考を大切にしています。

■スタートアップならではのスピード感
最先端技術を柔軟に取り入れる姿勢を持ちながら、必要な専門家を迅速に確保する行動力も当社の強みです。たとえば、外部の専門家と数日以内にアドバイザー契約を結ぶなど、即断即決のスピード感でプロジェクトを推進します。

■エンジニア主導の事業推進
各エンジニアが業務現場に深く関わり、現場の専門知識を習得しながら開発や解析を進めています。そのため、エンジニアの意見が事業の方向性を左右するほど重要視されています。

■組織拡大中の今がチャンス!
当社は直近2年で従業員数が2倍(業務委託を含む)に成長するなど、組織として加速度的に拡大しています。しかし、社員数はまだ初期段階にあり、現在は「初期メンバー」として参画できる貴重なタイミングです。

このフェーズでは、会社の方向性やプロダクトの未来を一緒に形づくりながら、組織文化そのものを築く楽しみを味わうことができます。

・自分のアイデアが組織の成長に直結する環境
・フラットな関係で自由に意見を出し合える文化
・ゼロから構築するプロセスや仕組みに携われる経験

成長過程の当社では、すでに整った大企業にはない柔軟性と挑戦の余地が多くあります。仲間とともにゼロイチを創り上げる充実感を得られるのは、今だからこそ。将来の成長基盤をともにつくり上げるメンバーを求めています。

【Value】
■地球人目線
 -地球と共存する水インフラを考える
■最前線
 -未踏の壁に挑み、未来を開拓する
■エンターテイナー
 -不確実性をテクノロジーで驚きに変える
■再構築
 -既成観念に囚われず、根本から見直す

【働き方】
働く時間や場所は個人の裁量に委ねられており、基本的にオンラインでのミーティングやテレワークが確立されているため、効率的かつ柔軟で自由な働き方を実現しています。

事業内容

水処理DXを必要としている国内および国外の顧客に向けて、水処理インフラの課題解決のためのデジタル技術・製品の開発および販売をおこなっています。

役員略歴

■CEO:北林康弘
Fracta本体のCFO時代に、加藤・羽鳥ともにFractaLeapの創設を企画。現在はFracta Leap全体を続括する立場として、サステナブルな水処理プラントの未来を創造するべく、組織と個人の加速度的成長を実現する会社づくりを目指している。

■CTO 技術開発R&D統括:羽鳥修平
水処理領域は科学の総合格闘技(化学・機械・制御・電気・流体・通信等)です。まだ試されていない観点に挑戦し、デジタル技術を駆使し、再現性を以て、従来の技術・ナレッジを再構築します。現在は、IoT・データ解析・制御・シミュレーション・CAD解析に注力。

■CPO プロダクト統括:村井真也
ユーザーに驚くような体験を提供するためのエンターテイナー目線と、水不足という社会環題解決する地球人目線を意識したプロダクト開発をしています。専門性の高い分野のため、UXリサーチを重視した開発プロセスと、多様な専門家で構成されたチームが特徴的で、水インフラを再構築していきます。

本社所在地

東京都新宿区新宿2-8-15 PARKFRONT SHINJUKU 3階

代表者氏名
代表取締役 北林 康弘
設立年月
2020年05月01日
従業員数
26名(2024/11現在)
平均年齢
39歳(2024/11現在)
資本金
株式公開
外部資金/調達額
主要株主
拠点・関連会社

<東京オフィス>
〒160-0022 東京都新宿区新宿2-8-15 パークフロント新宿 3F

<川崎オフィス・ラボ>
〒213-0012 神奈川県川崎市高津区坂戸3-2-1 KSP東棟 207

事業概況

米国AIスタートアップ・Fractaの子会社として設立。
2020年より水処理の国内最大手企業と連携しながら、世界に類のない水処理インフラのデジタル変革を進めています。水処理プラントの設計と運転管理、さらには、水処理薬品の開発まで、デジタル技術による新しい水処理インフラの確立を目指して、事業に取り組んでいます。

【パートナー企業】
当社は、国内水処理業界最大手の栗田工業株式会社(Kurita)と強力なパートナーシップを構築しています。栗田工業は、東証プライム市場上場企業であり、水処理薬品や装置の製造・販売を手掛け、国内外で圧倒的な地位を確立しています。2024年3月期の売上高は約3,450億円、利益率は二桁を維持。グローバル展開にも注力しており、海外売上比率は約50%に達し、グループ全体で8,000名以上の従業員と2万社以上の顧客を持っています。また、国連グローバル・コンパクトの水資源施策(WRC)にアジアで唯一参画しています。

栗田工業が持つ水処理ノウハウや蓄積データ、高度な検証環境を活用することで、自社の開発プロセスを強化。さらに、栗田工業の広範な顧客ネットワークを通じて、製品やサービスの迅速な市場展開を実現しています。この協力関係は、Fracta Leapの技術開発と事業拡大において重要な基盤となっています。

【受賞歴】
Fracta Leap株式会社と栗田工業株式会社は、共同で推進する「メタ・アクアプロジェクト」において、第4回日本オープンイノベーション大賞で環境大臣賞を受賞しました。 このプロジェクトは、水処理産業のデジタル変革(DX)を目指し、AIやIoT技術を活用して水処理プラントの設計・生産・運転管理のスマート化を推進しています。

受賞理由として、水処理とAIを組み合わせた画期的な取り組みであり、脱炭素化や効率化のために大企業とベンチャー企業が相互の強みを生かして先進的なデジタル技術・製品を共同開発している点が評価されました。 今後、開発したソリューションを各種プラントの運転や設計の現場に順次展開し、水処理プラント全体のスマート化を実現すべく、さらなるソリューション開発に取り組む予定です。

事業構成比
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