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通過ランク:D

ラティス・テクノロジー株式会社

企業メインイメージ

当社が開発したXVL(eXtensible Virtual world description Language)フォーマットは、3D CADデータに比較し、1/100程度までサイズを軽量化できます。
また、メモリが少ない環境で巨大な 3D データを高速表示する技術の実装により、ネットワーク環境での 3D データ共有に最適な形式です。

3D データの精度と構成情報を保ちながら、軽量にデータ表現できるという特徴から、デザインレビュー、組立検証、製造指示書作成、サービスドキュメント作成、メカトロ検証、生産設備検証などの用途に活用されています。製造業の大手では、3D CADの普及により蓄積された 3Dデータの有効活用を目的に、XVL製品を全社規模で導入するケースが増加し、国内外で急速に普及が進んでいます。

現在、干渉チェック機能を搭載した DMUや 3Dビジュアル作業指示書を作成するソリューションが市場で高く評価されています。当社の XVLは世界中の自動車産業、航空機産業、電機産業など多くの製造業の企業で採用されています。


《XVLの強み》
◾️超軽量
〜3D情報のネット共有を実現〜
高い精度で3D CADデータのファイルサイズを1/100程度に軽量化できます。

◾️大容量3D表示
〜多様なデジタル検証を実現〜
10GBを超える3D CADのアセンブリモデルもPCで警戒に表示します。

◾️CAD+1
〜実機を超える3D表現〜
組立構造や組付順序、サービス構造、機構、エレキ属性なぢど、CADでは不可能な表現を可能にします。

◾️バーチャルとリアルの統合
〜現物のデジタル検証を可能に〜
3次元計測した現地現物の点群データも。XVLに統合して表現できます。

◾️豊富なソリューション
〜設計・性技・販売・サービスと上流から下流までカバー〜
あらゆるプロセスで設計情報を活用したものづくりを支援します。

《3Dで世界を変える》

当社は「3Dデータをネット上のコミュニケーションの手段にしたい」という思いで設立し、2022年10月16日をもちまして創業25周年を迎えることができました。
ラティス・テクノロジー創業時の夢は 「3D で世界を変える」 こと。精力的な研究開発の結果、世界トップレベルの軽量性と高い精度を持つ3D表現形式 ”XVL(eXtensible Virtual world description Language)” の開発に成功しました。当社では、軽量 XVL技術を利用して「だれでも、どこでも、いつでも3D」という “Casual3D” というコンセプトを提唱しています。

産業界に3D設計が根付き、VR/AR といった技術が実用期を迎え、5G時代の到来で通信容量も拡大しようとする今、主要産業におけるXVLの役割が急速に拡大し、「3Dで世界を変える」 という夢に着実に近づきつつあります。

XVLは、今では、現地現物の双子となるモデルを3Dで表現する3Dデジタルツインに進化しています。3D形状に加え、各種部品表、エレキ情報や機構、点群モデルをも包含し、実機を超える3Dモデル表現を実現してきました。軽量な3Dデジタルツインを利用すれば「CAD の不可能を可能にする」ことも可能です。

たとえば、VR技術とXVLを統合して、現地の工場をスキャンして得た点群データの中で、CADで作成された未来の設備とロボットが稼働する、といった現在と未来を統合したバーチャル工場を、あたかもそのなかにいるような臨場感で再現することができます。

VRで組立の作業性を検証する、 アニメーション付きの整備マニュアルを現場でタブレットにより参照する、3Dパーツカタログを世界のサービス会社と共有するなど、多くの企業がビジネスプロセスの変革に成功しています。企業の根幹にXVLのパイプラインが敷かれ、蛇口をひねればどこからでも設計情報が取り出せ、それに基づいた仕事をすることで、DXが実現されていきます。

当社は今、「製造業 DX × 3D」を標榜し、製造業のDX (デジタルトランスフォーメーション) を3Dで実現するという気概で、生技DX、工場DX、サービスDX の 3分野の変革を実現するソリューション開発を強力に推し進めています。

XVLの世界標準化、3DデジタルツインとXVLパイプラインによる製造業やDXへの貢献、3D技術で世界トップでありつづけるための新技術開発への挑戦、先進パートナーとの提携による新市場開拓等、当社は常に挑戦しつづけるベンチャー企業でありたいと考えています。

◾️技術への自信
ラティス・テクノロジーは、技術ITのベンチャーからスタートしました。よって、大きな組織で働くことに価値を見出す方にはお勧めできません。
「自らの生み出した3D技術をどのようにビジネスにするか」多くの製造業で活用される現在でも、より新しい価値が提供できないか試行錯誤しています。このような環境で経験を積み、専門性を高め、自分自身の市場価値を高めていくことに重きを置く方に対しては、最適の職場と機会を提供できると信じています。

◾️お客さまの嬉しさを実現
当社のお客さまは自動車、建設といった日本の「ものづくり企業」が中心です。
日本のものづくり産業ではDX(デジタルトランスフォーメーション)の実現など、産業界自体が大きな変革期にあります。
私たちは自社の「XVL」の技術でプロセスイノベーションを実現し、20年以上にわたり多くのお客さまの課題解決に貢献してきました。
このノウハウと経験を生かし、将来にわたって「ものづくり企業」のお客さまに貢献し続けてゆきます。

◾️海外への挑戦
創立当初から「海外で勝負できるソフトウェアをつくろう」という強い思いがありました。ビジネスで使用されるソフトウェアがほとんど海外製だったからです。
現在は米国コロラド州に子会社を設立し、主に米国・欧州への展開をおこなっています。海外売上比率は年によりますが10%~15%、将来的にはこの比率をもっと高め、「海外で勝負できる日本製のソフトウェア」ということを証明したいと考えています。

◾️風通しのよい社風
技術ITベンチャーからスタートしたこともあり、社員一人ひとりが自ら考えて責任感高く取り組むことが求められます。
会社やソリューションをよくするための提案は、年次に関わらず任せてもらえることが多いです。勉強会やWSなどもあり、社員間の交流機会も増えています。社員が社長や役員に対して改善提案やコメントをすることも多く、認められる文化があると言えるでしょう。

《働く環境について》
当社は働きやすい環境づくりに努めています。
リモートワーク制度やフレックス勤務制度を導入し、比較的自由度の高い働き方を実現していただけます。
また、月平均残業時間は、全社平均10時間程度。
プライベートも充実させていただける環境で、ライフワークバランスも充実しています。

・リモート(在宅)勤務制度
現在は、週2日出社、3日在宅勤務のハイブリッド勤務となっています。
自宅でコツコツ取り組みつつ、出社時には仲間と雑談して新たなアイディアに挑戦でき、メリハリのある働き方が可能です。

・育児休暇制度
育児休暇制度は男女問わず取得実績があります。
2004/8~2004/12 エンジニア職、(男性)
2015/5~2015/6 カスタマーサポート職(女性)
2022/12~2024/4 カスタマーサポート職(女性)

・コミュニケーション飲み会
役員・本部長との定期的な飲み会を実施しています。同じフロア・並んで仕事をしていることもあり、フラットな社風です。

・リフレッシュ休暇
長期勤続者表彰(5年ごと)受賞者の方に、感謝の気持ちとこれからの活躍を期待してリフレッシュ休暇を付与しています。

・フレックスタイム精度
・服装自由
・社内懇親会あり ほか

事業内容

◾️3Dデータ活用ソリューションの基盤技術となる超軽量3Dフォーマット「XVL」技術の開発、および関連ソフトウェアの開発・販売
◾️ソリューションサービスの提供、コンサルティングなど

役員略歴

代表取締役 社長執行役員/鳥谷 浩志

1983年、東京大学理学部情報科学科卒業
同年、株式会社リコー入社
同社ソフトウェア研究所にて 『ソリッドカーネル DESIGNBASE』 の研究開発に従事
その後、ビジネス化を指揮
1989年、東京大学より理学博士号取得
1997年、当社 技術統括部長就任
1999年10月、当社代表取締役社長就任(現任)

「3D で世界を変える」 を信条に、製造業や建設業での 3Dデータ活用ソリューションとして、超軽量化3D技術XVLの、新たな用途開拓と市場開拓に日夜奔走する。製造業においては、日本のすり合わせ能力を支援する 「ものづくりIT」を提唱、XVL技術による製造業への貢献を人生のテーマとする。
時代の最先端を行く XVL 技術を、世界のデファクト化させることに情熱を燃やす。

内閣府研究開発型ベンチャープロジェクトチーム委員、経済産業省産業構造審議会新成長政策部会、東京都中小企業振興対策審議会委員、東京理科大学上席特任教授などを歴任。

著書に、
・“3D CAD:Principles and Applications“, “3D Manufacturing Innovation”(以上、Springer)
・「3D デジタル現場力」「3D デジタルドキュメント革新」(以上、JIPMソリューション)
・「3次元ものづくり革新」(日経BP社)、「3次元 CAD の基礎と応用」(共立出版)
・「XVL によるエンジニアリング Web3D アニメーション入門」(森北出版)
・「製造業の 3D テクノロジー活用戦略」「製造業の DX を 3D で実現する ~3D デジタルツインが拓く未来~」 (以上、幻冬舎)
などがある。

本社所在地

東京都新宿区津久戸町1-2あずさセンタービル4階

代表者氏名
代表取締役 鳥谷 浩志
設立年月
1997年10月
従業員数
100名(2024/04現在)
平均年齢
40歳(現在)
資本金
7億円
株式公開
外部資金/調達額
主要株主

株式会社トヨタシステムズ
株式会社図研
福井コンピュータホールディングス株式会社
株式会社日立ソリューションズ
鳥谷 浩志
原田 毅士

拠点・関連会社

豊田支店
愛知県豊田市若宮町2-31カーニープレイス豊田4階

主要取引先

トヨタ自動車株式会社
株式会社トヨタシステムズ
本田技研工業株式会社
株式会社図研
三菱重工業株式会社
福井コンピュータアーキテクト株式会社
株式会社日立製作所
株式会社アルゴグラフィックス
ヤマハ発動機株式会社
株式会社大塚商会
ジャパン マリンユナイテッド株式会社
SCSK 株式会社
ブラザー工業株式会社
株式会社日立ハイテクソリューションズ
株式会社 LIXIL
株式会社 PLM ジャパン
Boeing (米)
MAN (独)
東京大学 など

事業概況

現在は、国内外の大規模3DCADデータを持つ製造業企業をお客さまに持っておりますが、今後は国内大手製造業のみならず、その関連企業への拡販も目指しています。
また、アジアをはじめとする海外事業にも注力していく予定です。

事業構成比
通過ランク:D
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