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#05:仮想化技術
このチャプターでは、仮想化技術の概要について学習します。
・ 仮想化技術: 物理的なコンピュータ資源を抽象化し、物理的な制約にとらわれず利用する仕組み
・ ホストの仮想化: ディスク資源やネットワークなど、コンピュータの構成全体を仮想化し、利用する仕組み
・ 仮想化ソフトウェアは、ホスト型とハイパーバイザー型に分類される
・ ホスト型: Oracle VirtualBox, VMware Workstation など
・ ホスト型の仮想化環境では、物理 OS 上の仮想化ソフトウェアで、仮想マシンを動作させる
・ ハイパーバイザー型: KVM, VMware ESXi, Microsoft Hyper-V など
・ KVM: Kernel-based Virtual Machine。 Linux カーネルに組み込まれている仮想化モジュール
・ ハイパーバイザー型の仮想化環境では、ハードウェア上で直接動作する仮想化環境で、仮想マシンを動作させる
・ 仮想マシン上のアプリケーションがハードウェアにアクセスするとき、処理が少なく済み、性能劣化が小さく済む
・ 本来、 OS しかアクセスできないハードウェアアクセスを、仮想化ソフトウェアにアクセスさせることを許可する機能
・ Intel CPU では Intel VT、 AMD CPU では AMD-V と呼ばれている
・ 有効になっていないと、仮想化ソフトウェアが起動できなかったり、起動できたとしても大きく制限された状態で利用することしかできなかったりする
・ ファームウェアの設定画面で設定をおこなう
・ /proc/cpuinfo ファイル内の flags に、 vmx または svm が含まれているかどうかで有効状態を確認できる
grep -E 'vmx|svm' /proc/cpuinfo