EN:TRYご利用者インタビュー アミフィアブル株式会社 森祐一さん、中山裕斗さん
学習目的でpaizaを知り、EN:TRYを利用して就職
スキルの高い先輩に囲まれて成長を感じる毎日
今回伺ったのは、「サカレコ」などのユニークなアプリケーション開発に加え、ITコンサルティングサービスにも定評のあるアミフィアブル株式会社。
入社まもない若手エンジニアお二人にご登場いただき、現在、携わっているプロジェクトについて、またフレッシュな目線から感じるアミフィアブルの働き心地や今後の目標についてお話しいただきました。
後半は、採用を担当する人事部門の小池志穂さんに、同社のエンジニア採用や今後の事業展望についても詳しく伺います。
※小池さんへのインタビュー(後半)は
こちら
から。
paizaを使ってプログラミング学習
――本日はよろしくお願いします。お二人ともpaizaを利用して就職活動をされていますね。まずはpaizaを知ったきっかけから教えてください。
森さん: きっかけは「paizaラーニング」ですね。大学時代、言語学習のツールとして使っていました。環境構築の手間なしで使えるのが、非常にありがたかったです。その後、就職を意識し始めてから「就活にも使えるんだ」ということに気づきました。
中山さん: 私は大学卒業してから3〜4カ月ほど、フリーランスのライターとWeb制作の二足のわらじで仕事をしていたんです。ただ、一人での開発はできることに限界もありました。チームのなかで働くスキルを身に付けたいと思うようになり、就職活動を始めました。
paizaはプログラミングの学習に使えるサイトを探していて、偶然見つけました。大学では文系で、プログラミングは入社までずっと独学です。就職活動するにあたって、まずは自分のコードを見てもらいたい、実力を知りたいと思い、使い始めました。
――スキルチェックでは森さんはSランク、中山さんはAランクを取得されています。問題を解いてみてのご感想を教えてください。
森さん: 大学時代、周りには競技プログラミングをやっている人も多く、さまざまな問題をC++などで解くのが好きでした。スキルチェックもそれと同じようにゲーム感覚で取り組めました。さすがにSランクは全部解こうと思うと難しいですね。スタートしてから、Sランクに上がるまで10日くらいかかったと思います。
中山さん: Aランクまでは割とすんなり解けましたが、Sランクはそれなりに勉強が必要だなと感じます。私の場合は、フリーランスのころから使い始めてコツコツと問題を解き進め、半年ほどでAランクになりました。
――この会社に応募した理由、そして入社の決め手を教えてください。
中山さん: もともと大学では体育系の専攻だったこともあり、スポーツ×ITの分野に強い関心がありました。「サカレコ」をやっている会社というのは魅力的でしたね。さらに一次面接の面接官が社長だったのですが、フィーリングが合うなと思えて、安心したことを覚えています。ITを使ってスポーツの価値を向上させようとしている点に共感しました。
森さん: 博士課程に進むか、就職をするかで迷っていて、paizaに登録したのも卒業する年の年明けごろ。既卒でゆっくり探そうかと思っていたときに、スカウトをいただいて面接を受けました。会社を選ぶ軸は、事業に興味を持てるか、すぐに開発に携われるか、それから会社の雰囲気。アミフィアブルの事業内容には非常に夢があると感じましたし、会社の規模としてもまだまだベンチャー。これからさらに成長していく会社だと思います。入社後もチャレンジができそうだと感じられたことが決め手になりました。
挑戦できる環境で実力を伸ばすことができる
――次に、現在携わっている業務内容について教えてください。
中山さん: 金融機関のインフラシステムを担当しています。入社直後は、製薬メーカーのシステム開発、その後、Webサイトの開発を経験し、現在は3つめの案件です。フロントエンドのほうに興味があったので、インフラ担当になったときには、正直、やりがいを感じられるのかな、と思った部分もありました。でも、案件を重ねるごとに、自分自身の成長も感じられて、仕事のおもしろさが増しています。
森さん: 僕はWebアプリの開発と、大学との共同研究で人工知能の開発に携わっています。どちらの業務も楽しいですね。Webでの開発は、実は最初はあまり興味がなかったんですけれど、やってみたらハマっちゃって(笑)。JavaScriptを食わず嫌いしていたんですけれど、使ってみるとおもしろいですね。バックエンドなども設計とかしてみるとワクワクするというか、気づきがありますね。
――お二人とも夢中になって、楽しみながらお仕事をしていらっしゃる様子が伝わります。一方、業務のなかで、課題となっていることや難しさを感じる点などはありますか?
中山さん: インフラを担当していると、開発チームなどからテストを含め、いろいろな依頼が舞い込みます。そうしたさまざまな要望を、その最重要ポイントを瞬時に理解し、迅速かつ正確に対応するのが難しいですね。先輩社員を見ていると、やはりまだまだ実力が足りないと感じることも多いです。
森さん: そうそう、僕も経験不足を痛感する場面は多いです。何かを決定するとき、判断するとき、経験がないので予測になってしまうことが多いので、それが課題というか、つらい点です。「こうすれば大丈夫だろう」と予測はできるのですが、どうしてもやってみないと分からない部分は残りますので。
中山さん: いろいろな案件、プロジェクトを経験しながら、対応力を身に付けていきたいですね。
尊敬できる先輩の背中を追いかけながら成長
――お二人が思う理想のエンジニア像を教えてください。
中山さん: 「自分が作成したコードや成果物が、世の中にどんな価値をもたらしているか」を常に意識しながら仕事ができるエンジニアになりたいです。それから「これだけは誰にも負けない」という強みを持てるといいですね。いずれフロントエンドのほうもできるようになって、実力をつけていきたいです。いずれは入社時からあこがれている「サカレコ」にも携われたらうれしいな、と思っています。
森さん: 目標にしているのは、保守運用までをしっかり考えて開発できるエンジニアです。クライアントに寄り添いながら開発する意識を大切にしていきたいです。こうした仕事に対する姿勢は、先輩社員から学んでいるところが大きいです。ロールモデルというか、尊敬できる先輩がいるというのも、この会社の魅力だなと思います。
中山さん: 誰もがわかりやすい資料を作るとか、細部にまで手を抜かずに仕事をしている先輩を見ていると、すごく刺激を受けます。先輩マネジャーを見ていると、技術もマネジメントも、バランスよくできたらいいな、というふうに思いますね。私も、いつか大きな案件のプロジェクトマネジャーを務められるようになりたいです。
――最後に、アミフィアブルに応募を検討されている方にむけて、アドバイスをお願いします!
中山さん: 私自身、フリーランスを経て入社したというのもあって、疑問点をすぐに聞ける、親身に指導してくれる先輩がいることのありがたさを感じています。また、アミフィアブルは新人に対してもきちんと裁量を持たせてくれて、新しいことにチャレンジさせてくれる会社です。高い壁に戸惑うことがあっても、フォローもしっかりあるので、臆せずに挑戦できる場所です。実力を伸ばしたい人にはすばらしい環境だと思います。
森さん: 本当にいろんなことをやらせてくれる会社です。また、社員全員が和気あいあいとした雰囲気で、お互いに顔を合わせながら仕事をしていて働きやすいというのもおすすめのポイントです。仕事を通して成長し、エンジニアリングのおもしろさを体感できる職場だと思います。
――お忙しいなか、ありがとうございました!
転職者の声
採用者の目線
アミフィアブル株式会社
バックオフィスWF シニアスタッフ 小池志穂さん
続いて、人事を担当する小池志穂さんにインタビュー。今後のアミフィアブルが目指す姿、ともに働きたい人物像などについて、たっぷりお話を伺います。
未経験者の採用では「姿勢」を重視
――まず、paizaを利用されている理由を教えてください。
弊社はベンチャーですが、純粋にプログラミングが好きでまじめな人材が多いです。paizaに登録されている方にはそうした社風にフィットする方が多いな、という印象があり使っていますね。
事業はコンサルティングとエンジニアリングの二本柱で推進していて、特にエンジニア採用で長くpaizaを利用しています。
――中山さんから、一次面接を社長が担当されていらっしゃる、というお話を伺いました。面接のステップは特徴的ですよね。
社員数20名のベンチャーですから、創設者である会長、社長の理念やビジョンに共感できるかどうか、は大きなポイントです。まず一次面接では、役員が「この会社をどうしていきたいか」という将来像をお話しし、応募者とのフィットギャップを解消しています。現場のエンジニアは二次面接を担当し、具体的な案件を想定しながら一緒に働ける人材かどうかを見ています。最終面接は人事との面談ですが、これは一次〜二次面接の評価しだいでは省略されるケースもあります。
――面接で最も重視されるのはどういったところでしょうか?
どれだけ自主的に勉強をしてきたか、問題解決のために考えられる人か、といった部分は重要ですね。たとえ未経験や、まったく違うジャンルからの転職の場合でも、どうやって動いて何を作り上げてきたか、どんなスキルを習得してきたか、という「姿勢」の部分を重視してお話を伺います。また、新しい言語を学ぶのに抵抗がないかどうか、も必ず聞く質問です。
資格取得など社員のスキルアップを支援
――入社後の社員育成やステップアップについてのお考えをお聞かせください。
現場で実際にプロジェクトを担当するなかで、生きた経験や知識、スキルを習得させるのが私たちの方針です。とはいっても、未経験でいきなりお客様のところへ放り出すわけではありません。先輩社員と複数で担当し、フォローを受けながら成長していくことができます。ゆくゆくは設計や開発、テスト、リリースの全開発工程をできるフルスタックエンジニアとなれるよう、さまざまな現場を経験することになります。もちろん配属には、当人の希望も可能な限り考慮します。
――ステップアップのために、会社でサポートしていることはありますか?
月に1回社員総会を開き、それぞれのプロジェクトの状況を発表しています。困っていること、悩んでいることがあれば、社長自らが開発手法についてアドバイスをすることもあります。資格取得も応援していて、ディープラーニング検定の合格者も出ています。
――森さんから、アットホームな雰囲気の会社とご紹介をいただきましたが、アミフィアブルの社風を改めて教えてください。
社員の個性を尊重し、応援する風土だと思います。さきほどの森は、本当にプログラミングが大好きで「サイトのコードを見ていたら、朝になっていた」っていうようなタイプ。中山は寡黙で口下手なんですが、非常に熱いものを持っています。
弊社では「360度評価」を取り入れていて、上司から部下という一方通行の評価ではなく、全社員がお互いにコメントを出しているんです。中山は、全員の社員に対してびっしりとコメントを書いてくれて、そんなところにも彼の誠実な人柄と、仕事に対する熱量を感じます。ほかにも競技プログラミングをやっていた社員が、会社公認でブログを書いていたり、海洋学の研究からキャリアチェンジをしてエンジニアになった人材がいたりと、本当に多種多様なキャラクターが集まっています!
今後は自社サービスを拡大させるフェーズ
――事業展望については、どんなビジョンを描いていらっしゃいますか?
現状、弊社の主力事業となっているのは、ITコンサルティングです。とくに金融系のITコンサルティングは、基幹事業として注力していきます。一方、自社サービスである「サカレコ」も実績が出てきました。今後はこちらもより大きく伸ばしていくフェーズです。社員のなかには「サッカーより野球が好き」というメンバーも多いので「ヤキュレコ」を作ろう、という動きもありますよ。
――今後の採用計画について教えてください。
弊社は、コンサルタントとエンジニアで部署を分けていますが、実はコンサルタントも全員エンジニアリングの経験があり、コーディング作業などもできる人材です。ですので、社員21名のうち19名がエンジニア、2名がバックオフィスという体制です。これを、今後2年間で40名くらいの規模にしたいと考えています。
――アミフィアブルへの転職を検討している方へのメッセージをお願いします。
社員は仕事に対しては真面目で一直線ですが、タイプは本当にさまざまです。未経験からエンジニアになった方や、ブランクを経て再びエンジニアに戻ってきた方などもいます。自分で考え、勉強する習慣がある方であれば、ぜひ応募していただければと思います。未経験の方も、再挑戦の方も、より刺激的なプロジェクトでステップアップの場を求めている方にとっても、仕事を楽しみながら成長できる場所だと思います。私たちと一緒に同じ夢を追いかけてくれる仲間をお待ちしています。
――ありがとうございました!
「最近のIT系ベンチャーはおしゃれなオフィスが多いなか、ウチは質素で……」と笑う小池さん。確かに華やかさはないかもしれませんが、プログラミングが好きで、夢をもって仕事に当たる人が集まる場所なのでしょう。フレッシュなお二人の対談からも、また人事担当の小池さんのインタビューからも、新しいことにチャレンジできる自由闊達な社風を感じることができました。
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