#06:制御構造
このチャプターでは、プログラミングにおける制御構造について学習します。
プログラムの処理の流れをコントロールするための基本的な仕組み。
これがないと、プログラムは単純に上から下へ一行ずつ実行されるだけで、複雑な処理は実現できない。
制御構造により、状況に応じた柔軟なプログラムを作成できる。
特定の条件を満たすかどうかによって、実行する処理を分岐させるための構造。
【if 文 / if-else 文】
条件が真の場合に実行する処理を指定でき、偽の場合には別の処理を実行することもできる。
コード例boolean condition = 1 < 2; // 条件を設定
if (condition) {
System.out.println("条件が真の場合の処理");
} else {
System.out.println("条件が偽の場合の処理");
}
【switch文】
変数などの値に応じて、複数の選択肢の中から処理を指定するための構造。
複数回 if 文を用いるよりもシンプルに記述できる場合がある。
コード例int value = 2; // 条件となる値
switch (value) {
case 1:
System.out.println("値が 1 の場合の処理");
break;
case 2:
System.out.println("値が 2 の場合の処理");
break;
default:
System.out.println("その他の値の場合の処理");
}
同じ処理を何度も繰り返すための構造。
【for文】
主に決まった回数だけ処理を繰り返したいときに使用する。
コード例// 1, 2, ..., 10 を順に表示
for (int i = 1; i <= 10; i++) {
System.out.println("現在の値: " + i);
}
// 1, 4, 7, ..., 100 を表示
for (int i = 1; i <= 100; i += 3) {
System.out.println("3 つ飛ばしの値: " + i);
}
【while文 / do-while文】
特定の条件を満たしている間、処理を繰り返すための構造。
while 文は、条件が満たされていなければ 1 度も実行されないが、 do-while 文は少なくとも 1 度は実行されたあとで条件をチェックする。
while 文と do-while 文の違いを示すコード例boolean condition = false;
while (condition) {
// 最初から条件を満たしていないため、 1 度も実行されない
}
do {
// 1 度だけ実行される
System.out.println("do-while 文の処理");
} while (condition);
無限ループに陥るコード例int i = 0;
while (i < 10) {
if (i == 5) {
System.out.println("5 に到達!");
continue; // i の値が更新されないため、ひたすら 5 のままループが続く
}
System.out.println("現在の値: " + i);
i++; // i の値を更新
}