※有料会員になるとこの動画をご利用いただけます
詳しい説明を読む
#06:ログイン情報の確認
このチャプターでは、ログイン情報の確認方法について学習します。
whoコマンドでは、現在ログインしているユーザーと、そのユーザーがログインしているターミナルの情報を表示できる
wコマンドは、whoコマンドに加えて、ユーザーのログイン時間や、現在実行中のプロセスの情報なども表示できる
「/var/run/utmp」というバイナリファイルに記録されている情報をもとにしている
$ who
# ログイン中のユーザー、ターミナル、ログイン日時、IP アドレス
user1 pts/1 2023-12-31 12:34 (192.168.56.1)
user2 pts/2 2023-12-31 12:56 (192.168.56.1)
$ w
# uptime コマンド同様、システムの稼働時間やユーザー数、平均負荷率が表示される
23:34:56 up 14:23, 2 users, load average: 0.76, 0.63, 0.35
# ユーザー名、ターミナル、IP アドレス、ログイン日時、アイドル時間、JCPU、PCPU、実行中のコマンド
USER TTY FROM LOGIN@ IDLE JCPU PCPU WHAT
user1 pts/1 192.168.56.1 12:34 5.00s 0.02s 0.00s w
user2 pts/2 192.168.56.1 12:56 12.00s 0.02s 0.02s -bash
アイドル時間: プロセスが何もしていない時間の合計
JCPU: プロセスが実行されている時間の合計 (システム・ユーザーによるものどちらも含む)
PCPU: プロセスが実行されている時間の合計 (システムのみ)
これまでのホスト上でのログイン履歴を確認できる
ユーザー名を指定することで、そのユーザーのログイン履歴のみを確認できる
「/var/log/wtmp」というバイナリファイルに記録されている情報をもとにしている
last
last username
指定した秒数操作がおこなわれなかった場合、自動的にログアウトするようにできる
悪意のあるユーザーによって操作されることを防ぐことができる
ログインシェルの設定ファイルに記述することで、ログイン時に自動的に設定することができる
TMOUT=10