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#05:静止画処理
このチャプターでは、画像表現の基本的な仕組みについて学習します。
【ラスターデータ (ビットマップデータ)】
静止画をピクセルで表現する方式。
拡大すると画像が粗く表示される。
写真やイラストなどの静止画によく使われる。
【ベクターデータ】
点や線などの図形データで静止画を表現する方式。
拡大しても画像が粗くならない。
一般にファイルサイズが小さく抑えられる。
アイコンやロゴなどによく使われる。
【BMP】
画像をそのままピクセルで表現し、特に圧縮をおこなわないことが多い。
ファイルサイズが大きくなりがち。
画像の品質が劣化することがない。
【TIFF】
非圧縮・可逆圧縮方式を採用しているフォーマット。
符号化方式や色数が異なっていたとしても 1 つのファイルに画像データをまとめることができる。
【GIF】
256 色以下の画像を扱うことができる。
可逆圧縮方式。
アニメーション表示が可能。
【PNG】
GIF の後継として開発。
256 色以上の画像を扱えたり、透過処理に対応していたりする。
アニメーションに対応した拡張版として MNG や APNG がある。
【JPEG】
写真などの多色画像を扱うことができる。
非可逆圧縮方式。
デジタルカメラなどで広く利用されている。
【HEIF】
JPEG よりも高い圧縮率を実現するフォーマット。
比較的新しいフォーマットで、その他のフォーマットに比べるとサポートされているアプリケーションは少ない。
【Exif (Exchangeable image file format)】
画像のメタデータを格納するフォーマット。
撮影日時や位置情報、カメラのメーカーなどを埋め込むことができる。
JPEG, TIFF, PNG が対応。
プライバシー上の問題が発生することがある。