CTOは「Chief Technical Officer」の略で、日本語では「最高技術責任者」と訳します。その名の通り企業におけるエンジニア部門の最高責任者で、主に技術戦略や技術的な方向性などを定める役割を担います。

VPoEとの違いは、経営者の視点で技術に関与する点です。ただし企業によってCTOの役割はさまざまで、規模が小さい企業ではVPoEを置かずCTOが技術部門のリーダーとしてマネジメントなどまですべてを担当する場合もあります。

いずれにせよ、エンジニアリング組織の責任者であるCTOには高い技術力が求められます。それに加えて、強いリーダーシップや経営眼、マネジメントスキルなども必要です。