医用画像AI開発研究の特任研究員(大学病院内研究室勤務)
◆医用画像AIアプリケーション開発研究者を募集
東大病院コンピュータ画像診断学/予防医学講座では、医用画像のコンピュータ支援診断(computer-aided diagnosis; CAD)アプリケーションの研究開発をおこなっています。
今回の募集では医用画像AIアプリケーション開発研究者を募集しています。
CT・MRIをはじめとする医用画像診断装置の進歩に伴い、診断に使用される画像は1検査あたり数百~千枚程度と飛躍的に増加、1日あたりの検査件数も増えている状況です。そのため、医師は膨大な画像を観察する必要が生じており、大きな負担となっています。負担の大きい作業を長時間続けることで、病変の見落としなどにも繋がるため、診断の効率・精度の向上をもたらすコンピュータ支援診断/検出ソフトウェアの開発が期待されています。
- 必須要件
-
以下すべてのご経験をお持ちの方からのご応募をおまちしています!
・研究開発(画像処理,自然言語処理,機械学習,AIなど) 実務1年以上
- 求める人物像
-
・熱心な方
・新しい技術を身に着けることを厭わない方
・AIソフトウェアの普及に関心がある方
・チームプレイができる方 - 備考
-
大学博士課程修了。
※特定有期雇用:契約期間は令和2年3月末まで、1年ごとに更新する場合がありうる。 - 選考フロー
-
paiza(コーディングテスト)
※選考フロー、面接回数は状況に応じて変更になる可能性があります
▼
カジュアル面談/通常面接(1~2回)
▼
内定
医用画像AIソフトウェアの開発チームに加わります。チームで開発しているテーマのひとつを与えられます。自分で研究ができるようになるまではシニアメンバーがサポートします。現在は深層学習を利用した画像認識が主要なテーマとなっていますが、今後は画像解析に必要な自然言語処理も行っていく予定です。TensorFlowやChainerをプラットフォームとして、各自のワークステーションと研究室のGPUマシン、大学のスパコンを利用して開発します。研究内容の学会発表や論文執筆も仕事に含まれます。
・医療に役立つソフトウェアの開発。
・利用者(医師)からの直接のフィードバックが得られる。
・研究実績ができます。
- 開発部門の特徴・強み
-
医療画像AIの開発研究をしており、さらにそれを利用するためのプラットフォームも同時に開発しています。
AI最先端の技術に触れることができるだけでなく、プラットフォームを利用してソフトウェアを利用者に届ける喜びを感じられます。 - 主な開発実績
- 技術向上、教育体制
-
研究・開発のカンファランスの定期的な実施、学会参加費の負担
- 支給マシン
-
GPU付きワークステーション
- 開発手法
-
アジャイル
- 開発支援ツール
- Git、GitHub
- 環境
- Linux
- その他開発環境
-
全体の研究ミーティングを月1~2回、技術ミーティングを毎週、あとは各チームごとに随時ミーティング。
Linux環境はUbuntsu。
深層学習のフレームワークは TensorFlow == PyTorch > Chainer == Keras - 組織構成
-
研究室:医師研究者5名、工学研究者3名
内エンジニア(プログラマ)6名で構成されています。 - 配属部署
- コンピュータ画像診断学/予防医学講座
- 配属部署人数
- 8名
- 平均的なチーム構成
-
平均1~3名で開発をおこなっております。
1プロジェクトの単位期間はおよそ1~2年くらいです。
- 勤務地
-
東京都文京区本郷7-3-1
東京大学医学部附属病院
病院内研究室
- 最寄り駅
-
東京メトロ丸の内線「本郷三丁目駅」、都営大江戸線「本郷三丁目駅」より徒歩8分。
東京メトロ千代田線「湯島駅」より徒歩7分。
- 給与体系・詳細
-
年俸制 年360-420万円、みなし裁量労働制
- 給与(想定年収)
-
360万 〜 420万円
(※ 想定年収 は年収提示額を保証するものではありません)
- 勤務時間
-
専門業務型裁量労働制
- 休日休暇
-
完全週休 2 日制(土日)
- 諸手当
-
通勤交通費支給
- 昇給・昇格
-
なし
- 保険
-
東大病院の規定による(健康保険、厚生年金、雇用保険など)
※文部科学省共済組合加入 - 試用期間
-
試用期間あり:6カ月