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#20:リダイレクトとヒアドキュメント
このチャプターでは、リダイレクトとヒアドキュメントについて学習します。
・コマンドは通常、標準入力からデータを読み込み、標準出力にデータを書き込み、エラーメッセージは標準エラー出力に書き込む
・リダイレクト: 入出力先をファイルにすることができる仕組み
【標準出力のリダイレクト】
・上書き: (コマンド) > (ファイル)
・追記: (コマンド) >> (ファイル)
【標準エラー出力のリダイレクト】
・上書き: (コマンド) 2> (ファイル)
・追記: (コマンド) 2>> (ファイル)
【標準出力と標準エラー出力のリダイレクト】
・上書き: (コマンド) &> (ファイル), (コマンド) > (ファイル) 2>&1
・追記: (コマンド) &>> (ファイル), (コマンド) >> (ファイル) 2>&1
【標準入力のリダイレクト】
・(コマンド) < (ファイル)
・複数行にわたる入力をおこなうための機能
・シェルスクリプトやプログラム内に直接記述することができる
・構文コマンド << デリミタ
(入力するテキスト)
デリミタ
・デリミタは、任意の文字列を指定できる
・入力するテキスト内に含まれるとそこで入力が終了してしまう
・EOF (End of File) がよくデリミタとして使われる
・標準出力をファイルとコンソールの両方に出力するコマンド
・オプション -a を指定すると、ファイルに追記する
・構文: (コマンド) | tee (ファイル)