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#06:RAIDについて知っておこう
ここでは、ハードディスクの高速性と信頼性を向上させるシステム構成について学習します。そして、複数のハードディスクを組み合わせる「RAID」について理解します。
モータやアームなどの可動部を持つ
ほこりや振動・高温に弱い
ハードディスクが故障すると
・データやプログラムを読みだせない
・コンピュータやアプリケーションが起動できない
低コストで高速性・信頼性を高めるシステム構成が必要
Redundant Arrays of Inexpensive Disks
複数のハードディスクを組み合わせて、1台のハードディスクとして動作
高速性の向上、物理的な故障に対する冗長性を確保
RAID0からRAID6まで、高速性や信頼性の異なる組み合わせがある
RAID2からRAID4は、あまり使われていない
ストライピング
・複数のハードディスクに分散して書き込み
・書き込みと読み出し速度の向上
・冗長性・信頼性向上には効果がない
ミラーリング
・複数のハードディスクに同じデータを書き込み
・1台のハードディスクが故障しても、残りのハードディスクからデータを復旧
・ハードディスク全体よりも記録容量は少なくなる
RAID 0と組み合わせて、高速性と冗長性を実現
・3台以上のハードディスクを用意し、均等に分散して記録
・一定サイズのブロックごとに誤り訂正符号を生成し、異なるハードディスクに記録
・いずれか1台のハードディスクが故障しても、残りと誤り訂正符号からデータを復元
・RAID 1よりも、ハードディスクの利用効率が高い
・4台以上のハードディスクを用意し、均等に分散して記録
・誤り訂正符号を2種類生成して、分散して記録
・2台以上のハードディスクが故障しても、データを復元できる