演習課題「モデルをデータベースに適用する」
右の環境には、Laravelを使って「mydiary」アプリケーションディレクトリを作成してあります。ここに、以下の項目を持つ「Category」と「Article」というモデルを作成して、データベースに適用してください。
- Categoryモデル
- マイグレーションファイルのみ生成する
- name : 文字列
- Articleモデル
- マイグレーションファイルとコントローラを生成する
- name : 文字列
- content : 文字列
- category_id : 整数
採点して、すべてのジャッジに正解すれば、演習課題クリアです!
※ 採点時は、サーバを起動し、問題文に関するページにアクセスできる状態にしてください。
#03:モデルとコントローラを用意しよう
ここでは、Lunchmapアプリのモデルとコントローラを用意します。そして、先ほどのチャプターで作成したデータベースに、お店情報とカテゴリ情報を格納するテーブルを作成するため、マイグレーションを実行します。
$ cd lunchmap
$ php artisan make:model Category -m
$ php artisan make:model Shop -m -c -r
database/migrations/2019_xx_xx_xxxxxxxx_create_categories_table.php public function up()
{
Schema::create('categories', function (Blueprint $table) {
$table->increments('id');
$table->string('name');
$table->timestamps();
});
}
database/migrations/2019_xx_xx_xxxxxxxx_create_shops_table.php public function up()
{
Schema::create('shops', function (Blueprint $table) {
$table->increments('id');
$table->string('name');
$table->string('address');
$table->integer('category_id');
$table->timestamps();
});
}
$ php artisan migrate
Eloquent:利用の開始 5.7 Laravel
https://readouble.com/laravel/5.7/ja/eloquent.html
Eloquent:リレーション 5.7 Laravel
https://readouble.com/laravel/5.7/ja/eloquent-relationships.html
Laravelでの基本的なリレーションシップもしくはJOIN - Qiita
https://qiita.com/zaburo/items/d665804f8ea850502c64
動画ではlaravel5.7を使用していますが、現在はより新しいLaravel5.8が公開されています。
`$ laravel new`で作成したプロジェクトはその時点で最新のLaravelがダウンロードされるため、時期によっては動画と全く同じコードでは無いかもしれませんが2019年3月現在大幅な変更はされていないので大きな影響はありません。
例えば、以下のような違いが見られる場合があります。
### artisan make:modelで作成したマイグレーションファイル
以前はidカラムがincrementsで定義されていましたが、新しくbigIncrementsで定義されるようになります。
これはデータベースのカラムの型に影響しincrements() : 符号なし4byte整数
bigIncrements() : 符号なし8byte整数
となります。
符号なし8byte整数(2\^64通り)は、符号なし4byte整数(2\^32通り)の2\^32倍 = 4,294,967,295倍もの空間を持っています。
bigIncrements()でIDを定義するとincrements()にくらべてこれだけの余裕ができ、より多くのデータを格納できるようになるというわけです。 public function up()
{
Schema::create('Shop', function (Blueprint $table) {
// ここがbigIncrementsになっている
$table->bigIncrements('id');
$table->timestamps();
});
}
### AppServiceProvider.phpの関数の順番が異なる
AppServiceProvider.phpの関数が動画と違う並び順になっている場合があります。
並び順が異なるだけでメソッドそのものは変わっていませんので、目的のメソッドの位置を確認してください。
paiza cloud向けのHTTPSの設定はboot()メソッドに記述します。class AppServiceProvider extends ServiceProvider
{
// メソッドの並び順が逆になっている
public function register()
{
//
}
public function boot()
{
//
}
}
### 404エラーのデザインが変わっている
404エラーが発生した場合(アクセス先のURLを間違えた場合など)に表示されてるエラーページのデザインがシンプルなものへ変更されました。
paizaラーニングの講座でも存在しないURLへアクセスすれば表示されますので、興味があれば確認してみましょう。
### laravelの更新情報(英語)
- [Release Notes - Laravel](https://laravel.com/docs/5.8/releases)
- [Laravel News](https://laravel-news.com/)