Claude Codeのモデルとは?それぞれの特徴・切り替え方・使い分け方を解説

この記事のポイント

この記事ではClaude Codeのモデル(Sonnet・Opus・Haiku・Fable)について、初心者向けに解説します。

主に次の3点を中心に紹介します。

  • 各モデルの特徴と、作業内容に応じた使い分けの考え方
  • セッション中や起動時に、モデルを切り替える具体的な方法
  • サブスクリプションとAPI課金の違いと、使用量を抑えるコツ

Claude Codeには、複数のモデルが用意されていますが、「どれを選べばいいのか分からない」「モデルによって何が変わるの?」という方も多いのではないでしょうか。

モデルは高性能なものを選べばよいわけではなく、作業内容に見合ったものを選びましょう。

この記事を読めば、Claude Codeのモデルをどう選び、どう切り替えればいいのかがわかります。

目次

Claude Codeで利用できるモデルは?

Claude Codeには、Sonnet・Opus・Haiku・Fableなど、複数のモデルが用意されています。

これらのモデルを選び使用することができますが、役割や得意なことが異なります。

まずは、それぞれのモデルの特徴を見ていきましょう。

【関連】Claude Codeとは?できること・使い方・料金まで初心者向けにやさしく解説

Claude CodeとClaudeモデルの関係

Claude Codeは、ターミナルやエディタ上でコードの編集・調査・テストなどを行うための操作環境です。一方、実際に指示を理解し、コードを考えたり文章を生成したりしているのは、その裏側で動いているClaudeモデルです。

つまりClaude Codeという体に対して、Sonnet・Opus・Haiku・Fableといった複数の頭脳を載せ替えられる、という関係になっています。

同じClaude Codeを使っていても、どのモデルを選ぶかによって、応答の速さや得意分野、そして利用にかかるコストが変わります。

「Claude Codeが遅い・速い」「精度が高い・低い」と感じる場面があれば、その一因として、裏側で動いているモデルの違いが関係していることがあります。

最新モデルの一覧

Claude Codeで現在利用できるモデルは、Fable 5・Opus 5・Sonnet 5・Haiku 4.5の4つです。それぞれの位置付けと料金は以下の通りです。

モデル

位置付け

料金(入力/出力・100万トークンあたり)

Fable 5

最上位モデル。長時間稼働するエージェント作業や、特に難易度の高い処理向け

$10 / $50

Opus 5

複雑なエージェント的コーディングや設計判断向け

$5 / $25

Sonnet 5

速度と知能のバランス型。日常的な開発作業の基本選択肢

$2 / $10

Haiku 4.5

軽量・高速。定型的な作業や大量処理向け

$1 / $5

これまで「Opus・Sonnet・Haiku」の3階層で構成されていましたが、2026年に最上位のFable 5が加わり、現在の4階層になりました。

迷ったときは、まずSonnet 5を基本としつつ、作業内容に応じて他のモデルを検討するのがおすすめです。

モデル名・エイリアス・固定IDの違い

Claude Codeでモデルを指定するときは、opusやsonnetのような「エイリアス」と、claude-opus-5のような「固定ID」の2つの書き方があります。

エイリアスは、そのときの最新版を指す呼び方です。Anthropicが新しいバージョンをリリースすると、同じopusという指定のまま、中身が自動的に最新のモデルへ切り替わります。

一方、固定IDは世代までを指定する書き方です。新しいバージョンがリリースされても、指定した世代のまま動き続けます。

モデルは世代が変わると、挙動そのものが変化することがあります。

例えば思考プロセスのオン・オフの初期設定が変わるなど、出力の傾向に影響する変更が加えられる場合もあります。

決まった形式の出力を期待するワークフローや、自動化された処理に組み込んでいる場合は、意図せず挙動が変わらないよう、固定IDで指定しておくと安心です。

新しいバージョンが出た際にひとまずエイリアスで試してみて、感触が合わなければ元の世代の固定IDに戻すという使い方も可能です。

モデルの違いと使い分けのポイント

Claude Codeでは、作業内容に応じてモデルを使い分けることで、仕上がりの質・作業スピード・かかるコストのバランスを調整できます

そこで、モデルの違いと使い分けるシーンとを今一度チェックしておきましょう。各モデルが向いている作業を解説します。

なお、Claudeのモデルは短いスパンで更新されることがあります。本記事の内容は2026年8月時点の情報のため、最新の状況は公式サイトもあわせて確認してください。

Sonnet 5:日常的な開発

Sonnet 5は、Claude Codeにおける標準的な選択肢です。

機能追加やテストコードの作成、一般的なバグ修正など、日常的な開発作業の多くをこのモデルでこなせます。

速度と精度のバランスが取れているため、「迷ったらここから始める」というポジションのモデルです。

特別な理由がない限り、まずはSonnet 5から始めて、必要に応じて他のモデルを検討する、という使い方が基本になります。

Opus 5:複雑な設計・デバッグ

Opus 5は、複雑な設計判断や、原因の分かりにくい不具合の調査など、深い検討が必要な作業に向いたモデルです。

複数ファイルにまたがる大規模な修正や、機能追加を一通り実装しきる場面でも、作業を投げ出さず最後までやり切る力があります。

またコードレビューやバグの発見精度も高く、見落としが少ないのも特徴です。

「Sonnet 5では対応しきれない場面が増えてきた」「判断がつきにくいときに切り替えて使う」として選ばれることの多いモデルです。

Haiku 4.5:軽量・高速処理

Haiku 4.5は、速度とコストを重視した軽量モデルです。

ファイル名の変更や簡単なコードの説明、定型的な処理など、複雑な推論を必要としない作業を高速にこなすのに向いています。

小型ながら複数のサブタスクを並列で処理できるため、たとえば複雑な作業をSonnet 5やOpus 5が計画・分解し、その細かい作業をHaiku 4.5が並列でこなすなど組み合わせて使うこともできます。

すべての作業に高性能なモデルを使うとコストもかさむため、「軽い作業はHaiku 4.5に任せる」と速度とコストのバランスを取れます。

Fable 5:長時間・高難度タスク

Fable 5は、2026年8月時点では最も高い能力を持つ、最上位モデルです。

このモデルはClaude Codeのようなエージェント環境の中で、数日間規模の長時間かつ高難度のタスクを想定して設計されています。

計画立案からサブタスクの委任、自己検証までを自律的にこなせるのが特徴で、タスクが長く複雑になるほど、他のモデルとの差が大きくなります。

一方で料金は他のモデルより高く設定されています。したがって、日常的な開発作業で常用する必要性は低いモデルです。

大規模な移行作業や、長時間の自律実行が必要な場面で検討する上級者向けの選択肢として覚えておきましょう。

モデルの切り替えと設定方法

Claude Codeのモデルは作業内容や場面に応じて切り替えて使えます。

ここでは、セッション中にその場で切り替える方法から、起動時の指定、既定モデルの設定まで、目的別に紹介します。

/modelコマンドによるセッション中の切り替え

Claude Codeでは、セッションの途中でも/modelコマンドを使ってモデルを切り替えられます。

/modelとだけ入力すると選択できるモデルの一覧が表示され、選んで切り替えられます。モデル名まで覚えていなくても、一覧から探せるので安心です。

一方/model sonnetのように、モデル名を直接指定して実行すると、一覧を経由せずその場ですぐに切り替わります。

たとえば「求めている結果が出ない」「もう少し踏み込んだ判断をしてほしい」と感じたときに、その場でモデルを切り替えて試せるのが/modelコマンドの特徴です。

--modelオプションによる起動時指定

--modelは、/modelとは異なり、セッションを始める前に、起動時点で使うモデルを指定できるオプションです。

例えばclaude --model opusと実行すると、起動した瞬間からOpus 5の状態でセッションが始まります。セッションを開始してから/modelで切り替える手順を挟む必要がありません。

途中で切り替える/modelに対し、--modelはセッション全体を通して同じモデルで作業したいときにも向いています。

「この作業は最初から複雑な判断が必要」「このモデルの挙動を試したい」などの場面で、起動時点でモデルを指定できます。

環境変数・settings.jsonによる既定モデル設定

--modelは、そのセッションだけモデルを指定する方法です。一方、これから先ずっと使うモデルをあらかじめ決めておきたい場合は、環境変数や設定ファイルを使う方法があります。

環境変数(ANTHROPIC_MODEL)

ターミナルに対して「今後起動するときは、指定なしでもこのモデルを使う」と設定します。そのターミナルを使う限り、設定は継続して有効です。

settings.json

Claude Codeの設定ファイルに、既定のモデルを直接書いておく方法です。プロジェクトごとに設定できるため、「このプロジェクトは常にOpus 5を使う」といった使い方に向いています。

どちらも、毎回コマンドでモデルを指定する手間をなくし、決まったモデルで作業を進めたいときに使う設定です。

opusplan・Plan Mode・サブエージェントとの連携

これまでは自分でモデルを変更する方法を紹介しました。

ただし、モデルの変更はタスクの段階に応じて自動的に振り分けることも可能です。

opusplanというエイリアスを使うと、Plan Modeで計画を立てる段階ではOpus 5が担当します。実際にコードを編集・実行する段階になると、自動的にSonnet 5へ切り替わります。

これは「考える部分は精度の高いモデル、手を動かす部分は普段使いのモデル」とClaude Codeが自動で役割分担してくれる仕組みです。

またサブエージェント(作業を分担する子役のようなもの)ごとに、個別のモデルを指定することもできます。

例えばコードベースを調査するサブエージェントにはHaiku 4.5、設計判断を行うサブエージェントにはOpus 5など、タスクの性質に応じてモデルを割り振れます。

自分で都度切り替えなくても、Claude Code側が適切なモデルを自動で使い分けてくれる点がこの仕組みの特徴です。

Claude Codeのモデル料金とコスト管理

Claude Codeを使う際の料金には、サブスクリプションとAPI課金という、2つの異なる仕組みがあります。

サブスクリプションは、Pro・Maxなどの利用枠を月額で契約する方法で、その枠の中であればモデルの利用に追加料金はかかりません。API課金はAPIキーを使って接続する場合の従量課金で、使ったトークンの分だけ料金が発生します。

ここでは、この2つの違いと、モデル選択やコンテキスト管理によって使用量を抑える方法を紹介します。

サブスクリプションとAPI課金の違い

サブスクリプションは、Pro・Maxなどのプランを月額で契約し、決められた利用枠の中でClaude Codeを使う方法です。一方API課金は、APIキーを発行して接続し、使った分だけトークン単位で支払う従量課金です。

サブスクリプション

API課金

料金体系

月額固定(Pro:$17〜、Max:$100〜)

使った分だけの従量課金(モデルごとに単価が異なる)

利用枠

決められた枠の中で利用

上限という概念がなく、使った分だけ加算

こんな人向け

個人が対話的に使う場合

CI/CDやスクリプトから自動実行する場合

なお、サブスクリプションで契約していても別途APIキーを設定して接続している場合は、そちらの従量課金が発生することがあります。

どちらの課金方式で使っているか、契約状況を確認しておくと安心です。

モデル別API料金の比較

Claude CodeのAPI料金は、使うモデルによって単価が異なります。4モデルの料金は以下の通りです。

モデル

入力(100万トークンあたり)

出力(100万トークンあたり)

Fable 5

$10

$50

Opus 5

$5

$25

Sonnet 5

$2

$10

Haiku 4.5

$1

$5

以上のようにモデルが変わると料金は数倍単位で変わります。

ただし、料金のコスト感だけで判断するのはおすすめできません。たとえば複雑な判断が必要な作業を安いモデルに任せると、精度が出ずに修正のやり取りが増え、結果的にトークンを余計に消費してしまうこともあります。

料金だけでなく、作業内容に見合ったモデルを選ぶことを意識してみましょう。

/usage・/clear・/compactによる使用量管理

Claude Codeとの会話が長くなるほど、裏側で保持されているコンテキストは蓄積し、それに応じて使用量も増えていきます。

使用量を抑えるには現状を把握しつつ、不要になった履歴を整理する習慣が役立ちます。

コンテキストの整理はコマンドを使いましょう。

コマンド

用途

/usage

現在の使用量を確認する

/compact

会話を要約し、コンテキストを圧縮する

/clear

会話履歴を完全にリセットする

想定より消費量が多いと感じたら、まず/usageで状況を把握しましょう。会話を続けたいけれど整理したい場合は/compactで要約・圧縮し、これまでの内容を残さず新しく始めたい場合は/clearでリセットします。

こまめにコンテキストを整理することが、使用量を抑えながら快適に作業を続けるコツです。

よくある質問(Q&A)

Q. Claude Code初心者におすすめのモデルは?

A. 2026年8月時点では、基本はSonnet 5がおすすめです。速度・性能・使用量のバランスがよく、機能追加や一般的なバグ修正など、幅広い作業に対応できます。

Q. Claude Codeで最も高性能なモデルは?

A. 公式上、最も高い能力を持つ一般提供モデルはFable 5です。一方、複雑なコーディング作業ではOpus 5も推奨されています。

Q. opusplanとは何ですか?

A. Plan Modeでは計画立案をOpus 5が、実際のコード変更はSonnet 5が担当する仕組みです。検討の質と使用量のバランスを取りやすくなります。

Q. 使いたいモデルが一覧に表示されないのはなぜですか?

A. 契約プラン、接続先、組織の制限、Claude Codeのバージョンが主な確認項目です。まずclaude updateと/modelを実行してみましょう。

Q. 今、どのモデルを使っているか確認する方法はありますか?

A. /statusコマンドを実行すると、現在使用中のモデルを確認できます。アカウント情報も同時に表示されます。

まとめ

Claude Codeには、現在複数のモデルが用意されており、それぞれ得意な作業や料金が異なります。

ここまでの内容を振り返っておきましょう。

  • Sonnet 5は標準、Opus 5は複雑な設計・デバッグ、Haiku 4.5は軽量・高速、Fable 5は長時間の高難度タスク向き
  • モデル名は「エイリアス」と「固定ID」の2通りで指定できる
  • 切り替えは/model、起動時指定は--model、自動振り分けはopusplan
  • 料金はサブスクリプションとAPI課金の2種類
  • /usageで使用量を確認し、/compactや/clearで整理する

モデルは短いスパンで更新されるため、最新の状況は公式サイトもあわせて確認しながら作業内容に見合ったモデルを選ぶのがポイントです。

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