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#14:データリンク層のプロトコル
このチャプターでは、データリンク層のプロトコルについて学習します。
2 点間のデータ通信をおこなうためのプロトコル。
リンク制御をおこなう「LCP (Link Control Protocol)」と、ネットワークプロトコルの制御をおこなう「NCP (Network Control Protocol)」から構成される。
認証には、パスワードで認証させる「PAP (Password Authentication Protocol)」と、チャレンジにより認証をおこなう「CHAP (Challenge-Handshake Authentication Protocol)」が規定されている。
PPP をイーサネット上で利用する仕組み。
PPP のフレームを、イーサネットフレームにカプセル化している。
PPPoE を利用することで、イーサネットにない PPP の機能を利用できるようになる。
PPPoE に代わって IPoE が利用されることが増えている。
電話回線前提の PPP を利用している PPPoE に対して、 IPoE はイーサネットを前提にしている。
認証をおこなわなくても、イーサネットを用いて直接インターネットに接続できる。
物理的な接続形態とは別に、仮想的に LAN を分割する技術。
1 台の L2 スイッチ上に複数の LAN を構築できる。
LAN を分割すると、相互に通信できるデバイスの範囲を制限し、セキュリティや通信効率を向上させることが可能。
ネットワーク上のループを防ぐためのプロトコル。
ネットワーク上のスイッチ同士が情報をやり取りし、論理的な 1 つの木構造を形成する。
ネットワークの状態が変化すると、自動的に木構造を再構築する機能も備えている。