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#06:情報セキュリティ技術(暗号化技術1) - 共通鍵暗号方式、公開鍵暗号方式
このチャプターでは、情報セキュリティの対策として実施される暗号化技術について学習します。
暗号化とは、情報を第三者に解読されないように保護する処理のこと。
通常、暗号化では、対象となるデータを、特定のアルゴリズムに従って、解読することが困難な別のデータ形式に変換する。
元のデータに戻す処理のことを復号と呼ぶ。
・共通鍵暗号方式
・公開鍵暗号方式
・ハイブリット暗号方式(次のチャプターで学習)
データをやり取りする当事者間で、共通鍵と呼ばれる同じ「暗号化を行う特殊なデータ」を保有。
共通鍵を利用し、暗号化と復号を行う暗号方式。
アメリカ国立標準技術研究所にて標準化された暗号アルゴリズムであるAESなど。
秘密鍵と公開鍵といわれる2つの異なる鍵のペアを使用する暗号方式。
この暗号方式を使って、暗号化と復号をする場合には、送信者が受信者の公開鍵を用いて暗号化し、受信者が秘密鍵を用いて復号する。
大きな素数の積を利用して鍵を生成し、その分解が困難であるという数学的特性に基づいた公開鍵暗号アルゴリズムであるRSAなど。