演習課題「宝くじ」

今年もパイザ宝くじの季節がやってきました。パイザ宝くじ券には 100000 以上 199999 以下の 6 桁の番号がついています。毎年一つ当選番号 (100000 以上 199999 以下)が発表され、当たりクジの番号が以下のように決まります。

* 一等:当選番号と一致する番号
* 前後賞:当選番号の ±1 の番号(当選番号が 100000 または 199999 の場合,前後賞は一つしかありません)
* 二等:当選番号と下 4 桁が一致する番号(一等に該当する番号を除く)
* 三等:当選番号と下 3 桁が一致する番号(一等および二等に該当する番号を除く)

あなたが購入した n 枚の宝くじ券の各番号が入力されるので、それぞれの番号について、何等に当選したかを出力するプログラムを書いてください。


※ この演習課題は、Rubyでのみ解答することができます。

期待する出力値

blank
third
adjacent

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#03:問題を解く

前回のチャプターでは、問題文を読みどのように処理していけばよいかを学習しました。
このチャプターでは、実際にコードを書いて解答をつくっていきましょう。

宝くじ


下記の問題をプログラミングしてください。

今年もパイザ宝くじの季節がやってきました。パイザ宝くじ券には 100000 以上 199999 以下の 6 桁の番号がついています。毎年1つ当選番号 (100000 以上 199999 以下)が発表され、当たりクジの番号が以下のように決まります。

1等:当選番号と一致する番号
前後賞:当選番号の ±1 の番号(当選番号が 100000 または 199999 の場合,前後賞は一つしかありません)
2等:当選番号と下 4 桁が一致する番号(1等に該当する番号を除く)
3等:当選番号と下 3 桁が一致する番号(1等および2等に該当する番号を除く)

たとえば、当選番号が 142358 の場合、当たりの番号は以下のようになります。

1等:142358
前後賞:142357 と 142359
2等:102358, 112358, 122358, …, 192358 (全 9 個)
3等:100358, 101358, 102358, …, 199358 (全 90 個)

あなたが購入した n 枚の宝くじ券の各番号が入力されるので、それぞれの番号について、何等に当選したかを出力するプログラムを書いて下さい。


入力される値

入力は以下のフォーマットで与えられます。

b
n
a_1
a_2
:
a_n

ここで、b は当選番号、n は購入した宝くじの数、a_1,…,a_n は購入した宝くじ券の番号をそれぞれ表します。

入力値最終行の末尾に改行が1つ入ります。
文字列は標準入力から渡されます。


期待する出力

期待する出力は n 行から成ります。各 i 行目 (1 ≦ i ≦ n) には、a_i が何等に当たったかに応じて、以下の文字列を出力して下さい。

1等の場合: first
前後賞の場合: adjacent
2等の場合: second
3等の場合: third
それ以外(外れ)の場合: blank

最後は改行し、余計な文字、空行を含んではいけません。


条件

すべてのテストケースにおいて、入力される値は全て整数であり、以下の条件をみたします。

100,000 ≦ b ≦ 199,999
1 ≦ n ≦ 100
100,000 ≦ a_i ≦ 199,999 (1 ≦ i ≦ n)

入力例1

142358
3
195283
167358
142359

出力例1

blank
third
adjacent