#02:コーディングの方針
前回のチャプターでは、問題文を実際に読み、理解をしました。このチャプターでは、この問題をRubyで解くための方針を学びます。
Ruby入門編
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このレッスンを受講後に、ぜひCランクにチャレンジしてみてください。
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宝くじ
下記の問題をプログラミングしてください。
今年もパイザ宝くじの季節がやってきました。パイザ宝くじ券には 100000 以上 199999 以下の 6 桁の番号がついています。毎年1つ当選番号 (100000 以上 199999 以下)が発表され、当たりクジの番号が以下のように決まります。
1等:当選番号と一致する番号
前後賞:当選番号の ±1 の番号(当選番号が 100000 または 199999 の場合,前後賞は一つしかありません)
2等:当選番号と下 4 桁が一致する番号(1等に該当する番号を除く)
3等:当選番号と下 3 桁が一致する番号(1等および2等に該当する番号を除く)
たとえば、当選番号が 142358 の場合、当たりの番号は以下のようになります。
1等:142358
前後賞:142357 と 142359
2等:102358, 112358, 122358, …, 192358 (全 9 個)
3等:100358, 101358, 102358, …, 199358 (全 90 個)
あなたが購入した n 枚の宝くじ券の各番号が入力されるので、それぞれの番号について、何等に当選したかを出力するプログラムを書いて下さい。
入力される値
入力は以下のフォーマットで与えられます。
b
n
a_1
a_2
:
a_n
ここで、b は当選番号、n は購入した宝くじの数、a_1,…,a_n は購入した宝くじ券の番号をそれぞれ表します。
入力値最終行の末尾に改行が1つ入ります。
文字列は標準入力から渡されます。
期待する出力
期待する出力は n 行から成ります。各 i 行目 (1 ≦ i ≦ n) には、a_i が何等に当たったかに応じて、以下の文字列を出力して下さい。
1等の場合: first
前後賞の場合: adjacent
2等の場合: second
3等の場合: third
それ以外(外れ)の場合: blank
最後は改行し、余計な文字、空行を含んではいけません。
条件
すべてのテストケースにおいて、入力される値は全て整数であり、以下の条件をみたします。
100,000 ≦ b ≦ 199,999
1 ≦ n ≦ 100
100,000 ≦ a_i ≦ 199,999 (1 ≦ i ≦ n)
入力例1
142358
3
195283
167358
142359
出力例1
blank
third
adjacent