#04:ネットワークの問題の解決
このチャプターでは、ネットワークの問題の解決について学習します。
・ICMP: インターネット層のプロトコル
・ICMP: メッセージはネットワークの問題解決に役立つ
・指定したホストと疎通できるか確認する
・エコー要求のメッセージを送信し、エコー応答のメッセージを受信する
・デフォルトでは終了しない限りパケットを送信し続ける
・Ctrl + C で終了するか、 -c オプションで送信するパケット数を指定するping <ホスト名または IP アドレス>
ping -c <送信するパケット数> <ホスト名または IP アドレス>
・宛先ホストに到達するまでの経路を出力する
・どのネットワーク経路で問題が発生しているのかを特定することができる
・デフォルトは UDP パケットで確認する
・-I オプションで ICMP パケットで確認するtraceroute <ホスト名または IP アドレス>
traceroute -I <ホスト名または IP アドレス>
・traceroute コマンドと同じように、あて先となるホストに到達するまでの経路を出力する
・1 回に送信できる最大のデータサイズを表す MTU (Maximum Transmission Unit) を出力する
・UDP パケットのみで確認するtracepath <ホスト名または IP アドレス>
・ネットワーク通信の状態を確認する
・デフォルトでは、アクティブになっている UNIX ドメインソケットと TCP/IP 通信の内容が出力される
・-a オプションでアクティブでない通信も出力する
・-t オプションで TCP 通信を出力する
・-u オプションで UDP 通信を出力するss
ss -a
ss -t -u
・ss コマンドと同じように、ネットワーク通信の状態を確認する
・以前は netstat コマンドを利用していた
・ss コマンドと同じオプションを利用できる
・指定したポートへの接続、もしくは指定したポートを待ち受けをおこなう
・接続をおこなう際には、宛先ホストとポート番号を指定する
・待ち受けをおこなう際には、 -l オプションとポート番号を指定する
・ファイル転送にも利用できるnc <ホスト名または IP アドレス> <ポート番号>
nc -l <ポート番号>