情報処理入門 アセンブラ言語編02:サインフラグを理解しよう

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＃06:サインフラグを理解しよう

条件分岐に不可欠なフラグレジスタの働きを学習します。先ほどのチャプターに続いて、サインフラグの動作を理解します。

2進数で、マイナスをあらわす方法

・＋/ー符号ではなく、最上位の1ビット(符号ビット)で正負をあらわす
・正数：最上位ビットが「0」
・負数：最上位ビットが「1」

正数
00：0000
01：0001
02：0010
03：0011
04：0100

負数(4ビットの場合)
-01：1111
-02：1110
-03：1101
-04：1100

マイナスの値は、2の補数であらわす
2の補数は、正の数の「0」「1」を反転して、「1」を足す

10進数： (+1) + (-1) = 0
2進数： (0001) + (1111) = 10000 4ビットの範囲がゼロになる

符号付き2進数の符号フラグをあらわす
演算結果の最上位ビットがゼロのとき「0」、それ以外のとき「1」になる

算術演算、論理演算、LD命令などで変化する