Linux入門編2: シェル環境を使いこなそう

findコマンドを使うと、ファイル名や更新日付などの情報を元にして、ファイルやディレクトリを検索できます。

$ find (検索を開始するパス) (検索パターン)

$ find example

サブディレクトリは検索しない。

$ find example/*.txt

サブディレクトリも検索する。

$ find example -name "*.txt"

検索開始パスに合致するファイルとディレクトリが存在しないと、エラーメッセージを表示する。

$ find example/*.data
find: ‘example/*.data’: No such file or directory

$ find example -name "*.data"

24時間以内に更新されたファイルを指定

$ find example -name "*.txt" -mtime 0

シェルの機能で、複数の文字に合致する特殊文字。ワイルドカードを使うと、一定のパターンにそったファイル名やディレクトリ名を指定できます。

- ∗ 0文字以上の任意の文字列 例：∗.txt hello∗
- ? 任意の1文字をあらわす 例： hello?.txt
- [] 角カッコ内の任意の文字。ハイフンで範囲を指定できる
- {} 波カッコ内の任意の文字列。複数のパターンはカンマで区切る

- ファイルなどを検索する！findコマンドの詳細まとめ【Linuxコマンド集】
https://eng-entrance.com/linux-command-find

- 【 find 】 ファイルやディレクトリを検索する | 日経 xTECH（クロステック）
https://tech.nikkeibp.co.jp/it/article/COLUMN/20060227/230777/

- Man page of FIND
https://linuxjm.osdn.jp/html/GNU_findutils/man1/find.1.html

- ワイルドカード | 日経 xTECH（クロステック）
https://tech.nikkeibp.co.jp/it/article/COLUMN/20070514/270907/

- 【 ワイルド・カードとは 】 | 日経 xTECH（クロステック）
https://tech.nikkeibp.co.jp/it/article/COLUMN/20060228/231064/