#02:情報の整理
ユーザビリティを考えるときに必要な「情報の整理」 について説明します。
[位置による分類]
位置情報に基づいて分類する方法です。
例:人物相関図、都道府県など
[50音(アルファベット)による分類]
日本語は50音順、英語はアルファベット順にデータを並べる方法です。
例:辞書、電話帳など
[時間による分類]
時間軸に沿って情報を分類する方法です。
例:ブログやサイトの更新記録、スケジュール
[ジャンル (カテゴリ)による分類]
特定のカテゴリ・ジャンルごとに情報をまとめていく方法です。
使用するジャンルは、客観的に判断できるものを使うことがルールとなります。
[連続量による分類]
サイズなど連続した量で分類する方法です。
例:身長順、成績順位表
「まとまりを適度な数に収める目安は、7プラスマイナス2個がベスト」という概念です。
これは、人間が一瞬で理解できる項目の数が、7つ前後という分析から来ています。
情報を整理するときは、まずは5hat方式、マジカルナンバーを意識して、カテゴライズ・グルーピングをしていきましょう。
ラベリングとはラベル、つまり見出しをつけることです。
ラベリングに失敗しないためのポイントは、この5つです。
- 人が見慣れている言葉を使う
- 専門用語・略称は使わない
- 意味が広すぎるものは使わない
- 似たような言葉を並べない・使わない
- できるだけ説明的な文章にする