詳細設計とは、システム開発の工程の1つで、基本設計で定められたシステムの全体像に基づいて、機能ごとに求められる処理をどう実現するか設計します。この工程を経て、具体的にコーディングができるレベルまで詳細化されます。要件定義から詳細設計までの工程は「上流工程」と呼ばれます。

具体的には主に以下の内容を決めていきます。
・プログラム内部の動作
・各機能の構成
・入出力の具体的な仕様
・データベースの詳細な設計

基本設計は「外部設計」と呼ばれるようにユーザー視点からの設計であるのに対し、詳細設計ではコードやプログラムといった、開発者側からの視点で各機能の動きを設計します。そのため詳細設計は「内部設計」とも呼ばれます。